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ハンバーガー錬成メモ

 「ハンバーガーを作ろう!」
GW中にやってみたい、“やったことがないもの”の一つに早速とりかかった。以下はより良い明日の俺のハンバーガーの為のメモ。ヘッダーは最終的に目指したい完成形のひとつ。とりあえず体験重視なんで、レシピ等は全く参照していない。強いて言えば映画『ザ・メニュー』の最後のチーズバーガーの調理を参考にした。



 そもそもバンズが売ってなかったので早速妥協することになった。これで作ってもスライダーにしかならない。ちなみにスライダーというのは、喉を滑るように食っちまうようなサイズであることから来てるみたい。

 牛ひき肉に塩胡椒、粗挽きの黒胡椒を入れてよく混ぜる。その上で丸く整形した肉だねをポテトマッシャーで平たく潰していく。焼けたらひっくり返してチェダースライスを乗せる。端っこでオニオンを炒める。

 肉は二枚重ね。カットしてトーストしたバンズ代わりを別鍋で軽くバターで焼く。グッと強めに挟む。


 まぁまぁ美味い。あくまでもまぁまぁ。

 この後も何回か試作をしてみた。
・肉だねはやはり牛100の方が肉肉しさは立つ。歯触りと味の好みの問題にはなりそうだが俺は合い挽きより牛の方が好き。
・味付けは塩一本で濃いめに調味し、黒胡椒は後がけの方が香りが立って美味しく感じた。使った塩が結構いいやつだったのもあるかも。
・バンズは丸ごとトーストすると表面の硬さが際立ってしまったので、内側だけをバターや牛脂でカリッとさせた方が歯触りのグラデーションがあったと思う。ただ、使うパンに依存するのでこれは自分の好みを探っていきたい。
・玉ねぎは炒めないスライスの方が歯触りが一本調子にならなくて美味しかったと思う。
・後でファミチキバンズを買ってきて使ってみたのだが少し柔らか過ぎた。あれはやはり揚げ物を挟むのに最適化されてるかもしれない。
・ハンバーガーのパティとしての旨さとハンバーグとして美味いかどうかは全く別次元の話題であり、両者は限りなく離れたところにある。

 チーズと肉のシンプルな組み合わせだけでもまだまだ考えることが山ほどあり、ここに塩気を間引く中身(レタスとかの野菜)と塩気を足す中身(ベーコンとか)の綱引きや、どれくらいの汁気をバーガーに対して許容するかなどの話を突き詰めていくとマジでそう簡単に結論の出ないお話なんだなと。ハンバーガーはアセンゲーですよ。

 ひとまず自分だけでアセンを組んで動かしてみたので、次は参考になるアセンブルを探したり、ランカーのアセンを実食して知見を溜めてみようと思う。

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