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人生の答え合わせ

 みたいなものが今日あった。

 俺は幼稚園の時の仲間たちとまだ付き合いがある。ママ同士が仲がよいのと、1人家族ぐるみで懇意にしてる面子がいることで今日まで関係を保ってきたし、これからも付き合いは続くだろう。とにかく、そんなメンバーと久々に飲みをやったわけ。チューペット奪い合ってた子供同士の印象が大きいから、酒席を囲うのは中々不思議なものだった。

 久々に会った彼らは何というか、自分の人生をちゃんと生きて先に進んでいた。二児や三児の親だったり、結婚した相手との泥臭い利害調整を重ねていたり、眩しいくらいに大人だった。

 俺が少しそんな弱音を漏らすと、彼らは人生は色々だし価値の差などないと慰めてくれた。面倒な酒にしてしまったことを後悔して、俺はそこの部分を取り繕っていつもの自分に戻った。戻れていたかどうかはいささか怪しいものだ。

 彼らだって本当は人生の等価性など信じていないだろうに、俺のために嘘を言わせてしまったことに酷く申し訳ない思いが、夜中になって込み上げてきた。俺はちゃんと俺の人生を胸を張って生きられているかどうか、そんな青臭い問いかけの先にもう彼らは行ってしまったのだ。



新年のすき焼き肉

 せっかくのお正月休みだが、意外と自分の時間という時間は作れなかった。マネジメントが良くなかったのと、なんだかんだで家族行事(とコミケ)に費やした時間が多かったためだ。
 来週はいい加減、戸締まりとRRRとザ・メニューの感想文でも書いて、かがみの孤城の映画を観に行きます。かがみの孤城、考えてみればこのnoteの最初期に感想を書いた本だし、思い入れがある。

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