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雑記:でこれいと・でこれいしょん!

 数人の友人に挟み撃ちにされたのでやってみた。

あるひとつぜん、あなたはユーレイになった。
あなたはわるいことをしたことがないのだから きっとテンゴクにいけるはずだ。
と、けっしてうたがわなかった。

でも。
どんなにてんごくがいいところでも、
きみがいないのなら そこはじごくよりおそろしい。

(そうだ!)

きみにもうあいにいけないなら、あいにきてもらえばいいだけだ。
てんごくのとびらがひらくまえに ぜったいに
きみをこっちがわへ つれてきてみせる。

  とても面白かったのだけどこれは説明というか他人に勧めるのにむずかしいゲームだなってなって今困ってる。かわいらしいドット絵で構成された比較的レトロでシンプルなUIのもと、あらすじ通り選択肢を選びながら“きみ”をユーレイ側にしてしまおう、というゲームなんだけど、それだけ話してもだから何?って感じじゃん。さりとてこういうところが面白くてェ………って話をすると不可逆的にこの1周自体はシンプルで短いゲームの“うまみ”の部分に言及せざる得なくなり……みたいな。

まんまこのノリで勧められて、今おれこれになってる

 強いてネタバレなしに言うならテキストについてですね。ひらがなとカタカナで構成された本文の言葉選びは結構エッジが効いてて、おれは凄く好きで幾つかの文言はメモりながらプレイしてた。序盤では

0グラムのつまさきが きしませるのは こころだけだった

 こことか一文読んで「オッこれは好きなやつだぞ??」ってなってた。

 まあ長々書いてもなってところはありますよ。おれもオタクになって「いいよね……」のひとにならせてもらいます。おれは結構あるEDの回収に手こずって3hくらいかかったけど、変に引っかからない人は2hくらいで終わるんじゃあないかな。

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