第2回 学生小委員会メンバー クロストーク
こんにちは!学生小委員会の東洋大修士1年・宮﨑です。
前回に引き続き小委員会のメンバーで開催したクロストークの内容を記事にしてみました。
今回のトークは、土木っぽくない?研究をしている2人のトークです。
やや長いですが、よかったら見ていってください!
(第1回の学生小委員会の記事はこちらのリンクからどうぞ)
登場人物:学生小委員会のメンバーの2人でお話ししました。
・福田さん(北海道大学)
・宮﨑(東洋大学)
なぜ土木を選んだ?
宮﨑)福田さんは、なぜ土木を選んだんですか?
福田)小学生の頃に鉄道会社の運営するシュミレーションゲームに熱中していて大半の時間をこのゲームに使ってしましました(笑)中学や高校の時もこのゲームを続けていて、進路を決めるときに、鉄道が好きなのもあって自分が一番好きな物、一番時間を使ってきた時間ものに進むことがいいと思って土木を選びました。
宮﨑)私は、家の近くでダム建設が行われていたことがきっかけで土木に興味を持ちました。小委員会の佐瀬さんもダムがきっかけなので、ダムから土木に興味を持つ人は多いかもしれないですね!また自然が豊かな地域で生まれ育ったので、土砂災害などの自然災害を身近に感じることがあって、人々の生活を守る仕事がいいな~と思って土木を選びました。
どんな研究に取り組んでいる?
宮﨑)私は、入学したころは防災に関係する研究をやりたいと思っていたのですが、都市経営、建設マネジメントなどの講義でプロジェクトマネジメントに興味を持って、マネジメント系の研究室を希望しました。研究内容は、指導教官に相談したときに紹介された1冊の哲学系の洋書がきっかけで研究テーマを決めました。実は、その洋書の翻訳版を受験生の頃に書店で何となく買った本だったので、とても驚きました!これは、縁があるのかなと思って、合意形成を研究テーマにしました。いま思えば土木に進むきっかけになったダム建設も合意形成が上手くいっていなかったので、もともと合意形成について興味があったと思います。研究としては、ICT技術を活用した合意形成支援ツールの開発とマネジメント手法の提案を目指しています。
福田)私は、コロナ禍でサークルなど対面活動が制限されて、先行きが見えない中このままずっと家に籠っているだけなのかと思ってソーシャルVRを始めてみました。やってみたら面白いことをやっていて、いろんな人と交流しているうちに、土木でVR・ARの方面からアプローチがすごく相性がいいことに気が付いていて、VR・ARの方面から土木を考えてみることのできるI画像認識と交通を扱っている研究室を選びました。VRを活用した研究を希望したのですが、気づいたら全然違う研究をしています(笑)。現在は、気象情報や道路の管理用カメラ(CCTV)のデータから、どの地点で吹雪が発生しているかを予測するシステムの構築に取り組んでいます。思っていた研究とは少し違うなーって思ったんですけど、サイバー上に現実の情報を集めて作るデジタルツインの構築につながる研究で、すごくやりがいを感じています。
宮﨑)Society5.0の実現に向けてデジタルツインはすごく注目されていますね!
福田)そうですね。デジタルツインを活用すれば、説明の材料になることもこの研究の目的だと思っています。市民の方に説明する際に、この場所は吹雪が起こりやすく事故が発生しやすいなど分かりやすく説明する材料になると思っていて、そういう面では合意形成に近いのかなって思っています。
宮﨑)交通とマネジメントで違う分野ですけど、アプローチが違うだけで最終的なゴールが共通していているのは面白いですね!
他にも色々な話をしたのですが今回はこの辺で。
~座談会おわり~
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今後も学生小委員会の活動などの様子をnoteにて発信していく予定です。
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