見出し画像

【山口宇部】ときわいこっと2に参加してきました!

こんにちは!
2022年11月12-13日に山口県宇部市で行われた社会実験「ときわいこっと2」で若手パワーアップ小委員会さんとのコラボ企画として「ポケドボ」のイベントに学生小委員会のメンバーも参加してきました。
その様子を紹介していきます。

山口県宇部市とは?

今回訪れた山口県宇部市は、山口県の西部の瀬戸内海に面している市です。石炭産業の振興により築かれ、現在も瀬戸内海有数の工業地帯を形成しています。私たちも炭鉱記念館を訪れて海底炭鉱の当時の技術や様子を感じることができて興味深かったです。また、炭坑で使用していた櫓を移設した展望台から宇部市を一望することができました。他にも、山口宇部空港や興産大橋、日本一長い私道である宇部・美祢高速道路、JR宇部線など土木インフラ好きにはたまらない都市です。最近では、「新世紀エヴァンゲリオン」の聖地としても有名ですね!

実際に使用されていた堅坑櫓(現在は展望台)
展望台からの眺め
飛行機から撮影した興産大橋

ときわいこっと2とは?

宇部市では、中心市街地のにぎわい創出・豊かな日常生活のため、国道190号(常盤通り)を中心に居心地が良く歩きたくなるまちなかを作る「ウォーカブルなまちづくり」に取り組んでいます。その取り組みの一環として、11月12日~12月11日までの1か月間の社会実験が行われ、キックオフイベントとして「ときわいこっと2」が開催されました。イベントでは、キッチンカー・飲食店・雑貨の販売やワークショップ、ライブ、アーバンスポーツ体験などが行われました。宇部駅の周辺は、日中の人通りが多くなく少し寂しい感じだなーって思たのですが、ときわいこっと2の会場は、家族連れを中心に多くの方が訪れていて活気がある空間となっていて、その場にいるだけで明るくな楽しくなるような空間で、私の町でもウォーカブルなまちづくりを目指してほしいと思いました。詳しくは、下のリンクからチェックしてみてください!

社会実験の様子

「ポケドボ」カードゲームとは?

ポケドボは、楽しみながら土木インフラの役割や防災について学べるカードゲームです。

子どもには正しい防災知識を身につけてほしいけれど、親としてどんなことをしてあげたらいいのかな…
そんな声にお応えして、土木学会の若手パワーアップ小委員会が、楽しみながら防災を学ぶ「ポケドボ」カードゲームを提案しています。
小学生に上がる前のお子さまでも楽しめる内容で、自然と防災の考え方が身に付きます。

若手パワーアップ小委員会より引用

また、アプリ版もリリースされているので、少しでも興味のある方は是非ダウンロードして楽しんでみてください!

ときわいこっと2の様子

ポケドボブースでは、ポケドボの体験とオリジナルのポケドボ制作を行いました。子供たちからご年配の方までたくさんの方がイベントを訪れ、ポケドボブースにも多くの方にご来場いただきました。子供たちは、ルールを覚えると「あ~!台風で鉄道が使えなくなっちゃたよー」とか「やった!(事前対策により)セーフ!」など声が出るほど熱中する子が多かったです。また、子供たちだけではなく、よりルールを複雑にした大人ルールもあり、子供だけではなく大人も楽しみながら家族で防災について楽しみながら知ることができたと思います。

ポケドボブースの様子
オリジナルポケドボ作成の様子

学生小委員会は、持ち込み企画として事前対策カードと応急復旧のオリジナルポケドボカードの作成を行いました。学生小委員会のメンバーに加え、山口大学工学部社会建設工学科の学生さんにもご協力いただき、事前の対策や復旧のイラストを作成して、水害や地震などの災害からまちを守る方法を紹介することができました。身近な土木インフラが私たちの生活を守っていることを今回のイベントを通して、少しでも記憶に残ってくれたらうれしいです。

作成した事前対策カード

最後に

2日間、宇部市で多くの方とポケドボを使って遊びながら楽しく土木や防災を学び、交流ができ楽しかったです!
また、ウォーカブルなまちづくりの社会実験を見学したことで、未来の「みちづくり」のイメージを掴む貴重な経験にもなりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回の更新もお楽しみに!