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火宅無常の世界に難度海を度する大船あり

源信僧都ゆかりの地が側近い奈良会館で法話のご縁を頂きました。

『歎異抄』に「火宅無常の世界」とあります。最近頻発する震度6強の地震は世界中であり、今後心配される南海トラフで亡くなる人は奈良市の人口に匹敵すると言う試算もあるそうです。

近い将来に迫っていると言われます。そんな地震はまさか起きないと思っても人間個人のレベルでは、毎日5000個ガン細胞ができています。

免疫細胞によって、日々撃退されているのですが、2人に1人は、ガンで死ぬのが今の日本です。明日はどうなるか解らない火宅無常の世を親鸞聖人は難度海の人生と教えられました。

難度海を度する大船のあることをお伝えしました。晴天に恵まれたご縁でしたが会館を出る頃には一転してどしゃ降りで皆さんの帰路が案じられました。


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