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とうとうこの日がやって来た。
一番長くお世話になっていたヘルパー兄さんが、事業所を退職するとの報を受け、四コマメモで伝える。
いつもだったら、ぱっとみて、ぱっと返してくるが、しばらく凝視していた。
本人さんが悲しいことでも、辛いことでも、なんだってすぐに伝えるのだ。そしてその悲しいこと、辛いことも、本人さんのものにするのだ。
ヘルパー兄さんたちは、1人、また1人退職されていく。
人的資源は、どんどんとなくなって行く。
先日のハートネットTVでも描かれていたけど、
強度行動障害の方が
「やっとグループホームに入れた!」のに、人手が足りずそこを出されてしまい、精神科病棟へ移ってくれといわれていた方がいました。
家で何も手立てをしていないと、こうなっていくということなのかもしれない。
今周りをヘルパーさんが囲うように沢山いたとしても、
それは10年、20年経っても、安泰なわけではない。
このお給料では家族をやしなっていけない
腰が悪くなりリタイヤ
その他ほかの職種に転職などなど。
理由は多岐にわたるし、介護職を長く続けておられる方も、もちろんいらっしゃるけど、
こうして減って行く、というのをこの5年だけ見ても、
体感するほどなので、今関わってくださっている方とのご縁を大切にしつつ、コミュメモを使い、巻カレを使い、本人主体の人生にして行くべく、手立てをしていくしかないのだと思う。
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