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子どもが巣立つ4月を迎えて思うこと

こんにちは。
埼玉県入間市でフリースクールを運営している土橋といいます。
運営団体は、この4月で3年目になります。
スクールの方も、プレ開催をふくめて3年半の活動ゆえ、いろいろな課題がでてきます。

どんなことが課題になるのか
どんな対策をしようとしているか
どんな思いで運営しているのか…ということを、振り返りと同志への話題提供を兼ねて綴っていこうと思います。
「学校外の学び」「多様な学び」について実践されている方、したい方は、ぜひ交流してください。

4月だから起こること

4月から学校に登校する子お子さんが数名おられます。
学期が切り替わる節目を利用されるのは、全国的に「あるある」でしょうが、このフリースクールからの巣立ちは次のステージにつながっています。

うちは学校復帰を目的としてないフリースクールです。
しかし、この場でしばらく過ごしたお子さんたちのほとんどは学校に行く選択をしています。

学校に戻って欲しい…とも
学校に行かなくていいとも私をはじめとした運営側は思ってはおらず、子どもたちの望む目標を達成できたらいいなぁと考えています。

何年も学校に行っていない子ども達が、学校に登校しようと自ら決意するのは、多くの勇気が必要となるでしょう。
クラスが変わる4月は戻りやすいとはいえ、行動化するのはとてつもないエネルギーがいります。
その選択をされる子が多くなる理由は、明確にはわかりません。
ご家庭の力が大きいので、どこまでがフリースクールの影響なのかが分からないのです。

ただ、異年齢、小集団での安心な場所では物足りなくなることも要因の一つだと思います。
子どもたちは自己信頼を取り戻し、楽しい時間をすごしていくことで、「同世代や同じ年の人と関わりたい」という気持ちが芽生えていく本音があるようにみえます。

また、多くの子どもたちの中には「本当は学校に行きたい」と考えているお子さんも多いのだと感じます。理由はいくつもあるとは思いますが、人とのつながり、仲間との交流を求めていることが「学校に行きたい」になっているのだろうと思うのです。これは、社会的な動物の本能なのかもしれません。

そんな、「同世代の人と関わりたい」それを実現できるのは、子どもたちにとって最も身近である社会としての「学校」です。

この辺りは学問的に研究したら再現可能な不登校支援のになりそうです。
とはいえ、残念ながら今の私には知恵はなく、取り組んでくださる研究者にであってもいません。
不登校の研究をしたい大学の方、ぜひ連絡ください。
前のめりで協力します。前のめりは勘弁してよ…な時には、控えめな協力もできますので。

#不登校支援の研究者の方につながりたい

写真は昨日の調理実習です。

1人で昼ごはんを作ろう!をテーマにワンパンでパスタ作りをしました。
人数が減って少し寂しい場になりつつあります。
学校にいく子どもが多いの団体ゆえの寂しさです。一方で、大きな喜びを感じられる時期です。

こんなことを書いていると、本心では子どもたちのチャレンジを喜べていないのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当にトライする子たちを心から応援しています。

だからこそ。
彼らが休みたくなったらいつでも戻ってこられるように、持続可能な運営をしなくては…です。

私が今すぐにできることを、見つけて実行するのみです。

そこで…
本活動をご支援してもいいよーという方は、ぜひ賛助会員になってみませんか?

気になる方は下のホームページをご覧ください。
https://www.manabidane.org/support
幸せな未来を共につくっていきましょう。

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