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本来破棄されるはずだったハンカチの再利用ブランド『re-edit(リ エディット)』

主婦マーケターのDOさんが「よい!」と思った新商品を紹介していく「新商品発見隊」シリーズ。

今回は「サトニシコ」さんが、『re-edit(リ エディット)』を紹介してくれます。

あなたはハンドタオル派?それともハンカチ派?ハンカチ派代表としてハンカチの魅力を伝えます!

昨年春に世の中の全ての化粧室のハンドドライヤーが使用禁止になって以来、私たちのバッグの中身には手を拭くモノが欠かせなくなりました。そう、ハンカチです!以前から大切な持ち物ではありましたが、今は携帯・財布の次にくるほどの必需品です。友人や同僚の様子を何気なく観察しているとハンドタオルやタオルハンカチを持つ人が圧倒的に多い印象ですが、私は断然布のハンカチ派です。

かさ張らないから小さなバッグの中で邪魔にならないとか、面積が広いから膝の上に広げたり何かを包んだりできるとか、ハンカチの良さは色々あります。でも私が言いたいのは「ハンカチは楽しい!」この1点です。ハンカチを買おうと売り場に行ってみるとわかりますが、多種多様で美しいデザインの中から好みの1枚を見つけ出すのはとても楽しいのです。花模様やチェック、絵画のようなデザイン、上質な生地の無地、豪華なレースや刺繍、モダンなモチーフのデザイン。洋服とは違うので「派手すぎる色使いで似合わないかしら?」とか「女子高生みたいなガーリーなデザインで恥ずかしい?」などという心配は無用です。自分が気に入るものならどれを選んでもいいのです。1枚ごとに思い切り雰囲気を変えて選んでみても楽しめます。

「再び」「編集する」という意味のブランド『re-edit(リ エディット)』とは

こんな風に楽しく集めてきた私のハンカチのそのほとんど全てがブルーミング中西という会社の製品であることに気が付きました。そのブルーミング中西の新しいブランド『re-edit(リ エディット)』の紹介記事を読んだのはつい最近のことです。
 「再び」「編集する」という意味のこのブランドは、小さなキズや汚れがあって商品に出来なかったハンカチを使って巾着袋やティッシュケースなどにリメイクした商品のブランドなのです。本来ならば破棄されるはずだったハンカチが別の商品に生まれ変わって販売されているということを知り、大いに興味を持ちました。最近は食品の廃棄がよく話題になりますが、考えてみると「製品」である限りどんなものにもロスが発生し破棄せざるを得ないことがあるのだと改めて感じました。それをもう一度誰かの喜ぶ商品に出来る方法があるなら嬉しいことです。HPに使われている写真には色とりどりの美しいティッシュケースや巾着袋が並べられていて、これは是非とも見に行ってみなくてはと思わせられました。

ハンカチ専門店で親切な店員さんの説明を聞いて納得!

平日の仕事帰りの夕方、HPで調べたハンカチ専門店に立ち寄ってみました。このお店はオリジナルのイニシャル刺繍をオーダー出来ます。閉店まであと1時間程だというのに、どの店員さんもカウンターでそれぞれ個別にお客さんと相談中で忙しそうです。中には男性のお客さんが真剣に刺繍の相談をしている姿もありましたが、ホワイトデーの贈り物でしょうか、素敵です。店員さんを待つ間に店頭に並ぶ美しいハンカチに見とれながら店内をぐるりと順番に見ていると、『re-edit』の小物たちが飾られているコーナーがありました。このブランドの趣旨を説明するカードの脇に巾着袋やティッシュケースやミニハンカチが沢山置かれています。
手の空いた店員さんにインターネットで『re-edit』のことを知り実物を見たいと思って来たことを話すと、とても親切に応対してくれました。店頭に出ている小物は春らしい淡い色合いのものが多かったのですが、はっきりした色合いのものも見たいとリクエストすると奥のストックから色々選んで持ってきてくれました。商品についての説明も面白いものでした。例えばティシュケースについて「このレースハンカチの3段レースの部分を使ったのが左で1段レースの部分を使ったのが右です。右の方が少し清楚な印象ですね。また大きなバラの花一輪のプリントハンカチは花の部分を使った印象的なものと葉や茎の部分を使った控えめなものというように同じハンカチのどこを使うかによって印象の違う小物が出来るんです。」「材料は傷やミスプリントなどのあるハンカチなので、その時々によって違う1点もので出会いの商品なんですよ。」という説明に「ほうー」「確かに!」と聞き入ってしまいました。

自分用にもプレゼント用にも、その1点だけの商品に出会う魅力がある!

ハンカチを選ぶときと同じように色々迷った末に、自分用と友人へのプレゼント用に数点の商品を選びました。店員さんが商品を入れてくれたギフト用のポーチのようなパッケージも素敵です。プレゼントする友人もこの「本来破棄されるはずだったハンカチを再編集した商品」というコンセプトに大いに共感してくれるのではないかと思います。
店員さんの説明の中で印象的だったのは「その時々によって違う1点もので出会いの商品」という言葉です。実際にお店に行ってみないとどんなデザインの小物があるのかわからない、タイミングによって取り扱っているデザインが違うと思うと「次に行ったらどんなのがあるかな?」と気になりまたお店に行ってみたくなります。次回ハンカチを買いに行ったら『re-edit』の新しい出会いの品物があるかもしれないと思うと楽しみです。

ブルーミング中西『re-edit(リ エディット)』

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