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店頭でのお買い物を深堀りする『購買行動プロトコル』

こんにちは。
株式会社ドゥ・ハウスのDOさん事業部です。

DOさんのお仕事紹介、今回は『購買行動プロトコル』のお仕事についてです!

お店とお客さんをつなぐお仕事です

購買行動プロトコル。聞きなれない、または初めて聞く単語かと思います。
これは、生活者が店頭でどんなことを考えてお買い物をしているのかを探るための調査方法です。

みなさんも店頭に行くとわかるかと思いますが、お店側では様々な商品に対してPOPと呼ばれる販売促進のポスターのようなものや、手に取りやすい陳列などで、みなさんの興味を引くようにしています。

ですが、そこで売れた商品、売れなかった商品に対して「どうして売れた/売れなかったんだろう」という部分は、お買い物に来ているみなさんの行動を知らないと理解ができません。

DOさんはそんなお買い物に来ている方とお店側との間をつなぐ役割をします。


店頭でどんなことを考えてどんな行動をしている?

調査方法としては、調査員であるDOさんと調査対象者の方が二人一組でお店でのお買い物をします。

例えば、調査対象の方がスーパーでホールトマトの缶詰を一度手に取ったあとに、「やっぱり」とカットトマトの缶詰に変更してカゴに入れたとします。
そうするとDOさんは「今はどうしてホールトマトの缶詰からカットトマトの缶詰に変更したんですか?」と質問します。

もしくは調査対象の方が店内の棚をどんな風に見ているかをチェックして、DOさんは「今そこの棚を見ていましたが、どこをチェックしましたか?」と質問します。

こうした質問をすることで、丁寧に行動の裏にある理由を探るのです。


お買い物をしている本人でも気づいていない行動に切り込みます

DOさんは調査対象の方、つまりお買い物をしている方がとった行動について「どうして今それをやりましたか(手に取りましたか?/見ましたか?など)?」と質問します。
そうすると面白いことに、調査対象の方は「えっ、私今そんなことしてました?」と返すことがあるのです。無意識にしていた行動なのですね。
調査対象の方も、自分でも気づいていない行動を振り返り、店舗の売り場作りのお手伝いをする。そしてそれはより買い物に行くみなさんが良い商品と出会える機会を増やすというお仕事でもあるのです。

店頭での購買行動を調査する『購買行動プロトコル』のご紹介でした。

「主婦であることを活かす」DOさん
https://do-san.net/

購買行動プロトコルに関するDOさんへのインタビュー
https://www.dohouse.co.jp/kikulab/?p=13125

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