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第1回団体交渉が開催されました。

初めての団体交渉へ


6/26に第1回団体交渉が開催されました。
当日は法人側は役員及び事務局の職員、弁護士を含めて8名、こちらは上部団体の医労連から柏木書記長に参加頂き、組合役員と併せて4名での参加でした。
途中10分の休憩を挟み、2時間半活発な議論が交わされました。全18項目中、今回は5項目を議論し全て協議継続となりました。

法人は組合と話したくない?

細かい内容は確認中なので公表できませんが、賃金アップに関してはほぼゼロ回答、掲示板や空き部屋の使用に関しても今回はご理解頂けませんでした。弁護士の話では、法人が開示版や空き部屋を供与することは、法人がその意に反して「組合を容認していること」や「対話したい相手だと認識していること」を社員に知らせることになるとのこと。つまり、まだ法人は組合を好ましいものと思っていないばかりか、対話していきたい相手でもないのでしょうか。
 しかし、今後も協議を継続しながら求めて行きます。賃金アップに関しては、業績に応じてどの程度ベースアップが考えられるか、何らかの形で提示をすることを検討してもらうことに法人は同意しています。


2019年の元利用者死亡案件に関しては、一定の回答あり

2019年に亡くなられた川崎地域生活の元利用者の、臓器損傷の事案に関する第三者機関を含めた検証に関しては、法人から一定の回答がありました。あくまで法人内での検討の範囲ではあるけれど、横浜川崎の全事業所対象の実践報告会での報告をしてはどうかとのこと。これは社員に事実を知ってもらうためにはいい機会になる可能性があると組合は捉えています。
 ただ、交渉の中で弁護士からも「事故報告があがっていないのは問題」と発言がありましたが、組合としてはこのことに法人と担当行政機関である川崎市が積極的に取り組んで来なかったことは大きな問題だと考えています。
 資料の開示(一部閲覧できる可能性あり)や今後の検証の仕方に関して今後も協議しながら、元利用者の方に何があったのか、どうすべきだったのかを明らかにしていけたらと思っています。

次回団交は7/30の予定です。

最後までお読みいただいたあなたに

組合では一緒に法人と向き合うメンバーを募集しています!!
是非ご参加ください!

「組合に入っても大丈夫?」
大丈夫です。組合に入ることで法人が組合員を差別することは不当労働行為と言い、労働組合法で守られています。

「組合なんて必要なの?」
必要です。組合が無い職場は使用者の良いようにされてしまう可能性があります。物価高だけでなく残業問題、休憩問題1つ取っても生活に直結する大切な問題です。一人一人の力は微々たるものですが、結集した組合員の底力は法人をも変えていく力があります。

「組合なんて…」と思わず、まずは一分でも良いのでお話してみませんか?
組合ホームページ「do-rouso.com」
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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