noteの"つぶやき"機能の字数制限が140字なのは思考停止の模倣。もっと増やしてほしい。その24

ここ数日、ものを書く気力が湧いてなかったから書かなければ……。


ネタその1:各廃棄物最終処理場

 核廃棄物最終処理場オンカロのことを考えるたびに、多国語で書かれたDANGERさえ通じないような遠い未来の知的生命体が、同じく遠い過去の知的生命体の責任を追及したり恨んだりするんだろうか? ってスケールの大きなことを考えてしまう。
 例えば、もし地球で地震が絶えないのは数十万年前の知的生命体が残した負の遺産だったとして、今を生きる人類はその知的生命体を恨んだりするだろうか。自分ならきっと、せいぜい「ヒトの祖先も大変だったんだね」「エネルギー問題、やっぱり難しいよね……」みたいな共感をするくらいだと思う。


ネタその2:Dr.STONEがそこそこ面白いことが面白い

 大して興味を持っていなかったので/から、"2019年を代表する漫画のひとつ?"くらいにしか思っていないけど、アニメを見てみるとそこそこ面白い。そこそこしか面白くないのに、これほど話題になっていることが面白い。
 あらすじや展開も、SFやサバイバルの王道と所謂"なろう小説"の王道を組み合わせたような無難なもので、「たしかに面白いけど、それだけでこれほど話題になるかというと……」って感じ(ただし話のテンポはかなり良い)。
 文章ではなく漫画(アニメ)として世に出たのと、明確にアンチファンタジーとして売り出したことが大きいんだろうか?

例えば「粘土でかまどを作って、鉄鉱石から鉄を得る」描写でも、文字で説明するよりもイラストを使った方が迫力と説得力があるし、作中でしつこく科学を推していれば他の漫画や小説との差別化にもなる。
 ニコニコ動画のコメントを見ていると「この作品はなろう小説と違って~~だから良いよな」みたいな自我のないコメントが結構多くて、実際にはDr.STONEはむしろ"なろう小説"みたいな部分("原住民に実力を示して信頼を勝ち取る"とか"非凡なチートスキルを持ったキャラクターたち"とか)が多いにもかかわらず、そういった自我なしなろうアンチキッズからのウケはいいらしい…………とまで極端な例を露悪的に語らなくても、NARUTOは当初西洋ファンタジーの予定だったけど編集さんの一声で和風ファンタジーに変えたなんて話もあるくらいだから、ありがちなファンタジーを避けるというのは漫画を売り出すにあたって結構大切なことなんだろうなという予想はつく。
 実際、BLEACHもNARUTOもヒロアカもジョジョも聖闘士星矢もドラゴンボールも、なるべくモチーフや世界観、主人公の肩書きが被らないように住み分けされてるし。

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