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多肉植物のはじめ

多肉植物好きは、タニラーと呼ばれたりするようだ。

それだけ人気な多肉植物。

丈夫で手間いらずで育ってくれそうだが、意外と繊細さんだったりして失敗の経験もあるのでは。

ここでは、最初の失敗を減らすためのtipsを紹介します。

植物本やWeb上の説明は、一般的なことが中心なのでそれだけを頼りにしてるとうまくいかないこともあるかもしれない。

私の経験では、まず育てる環境に慣れさせる事が1番大事と考える。

販売店やナーセリーでは、いわばぬるい環境に浸かっているため、植物はそういった優しい環境に慣れてしまっている。

購入してそのまま自分の家や庭の環境にさらしてしまうとストレスが大きいかもしれない。慣れない環境にきて、慣れない水やりを受ければ失敗してしまう。

多肉植物は日当たりを好むものが多いが、環境に慣れるまでは長時間の日光は避けて、半日陰や適温で過ごせるように配慮すると良い。

数週間程度たったら、少しずつ日当たりを良くしたり、水やりの量を調整していこう。

多くの多肉植物は、寒さに弱いので、育て始めるなら冬以外が無難だ。園芸用小型ビニルハウスなど使うときは、高温にも注意しよう。冬でも晴天の昼はビニルハウス内は高温になってしまうので、締め切らずに風通しをよくするか、日中はビニルハウスの外に出して管理しても良いかもしれない。夜間は冷え込むのでハウス内が無難だ。

冬型多肉植物でも氷点下などの寒さは注意が必要だ。

鉢はプラスチック製よりも素焼き鉢やスリットのある鉢が良い。多肉植物は乾燥には耐えるが、加湿状態に弱い傾向があり根腐れして株が弱ってしまう。プラスチック製は、水の乾きが悪く水やりで失敗しやすい。素焼き鉢やスリット鉢は、換気がよく、プラスチック鉢よりも土の水分が蒸発しやすい。根腐れ予防になる。水やりに慣れたらプラスチック鉢に移行チャレンジしても良いかもしれない。

水の量は、根がまわってるか、土の水はけがいいか、鉢の材質、風、日当たり、気温などで変わってくる。水をあげてもすぐ乾くならしっかり水をあげても良い。乾きが悪かったり環境に慣れてないときは、水はやりすぎないほうが吉だ。鉢底から出るほど水をあげるのは、土や根の空気や栄養、老廃物の循環を良くしてあげるので効果的だが、加湿されすぎるようであれば水のやり過ぎに注意したほうがよい。

土は、赤玉土や鹿沼土を中心に、培養土や野菜花用の一般的な土を少量混ぜるのがコツであることが多い。赤玉土や鹿沼土だけでも育つ。水はけがよいのだ。赤玉土や鹿沼土だけではゴロゴロしてて根が土を掴みづらいので、一般的な土を混ぜてやると根の発育がよくなり、株も成長しやすい。赤玉土や鹿沼土には小粒や大粒などのサイズがあるが、小さい株で根が細いときは小粒や細粒が良いだろう。根が太くて丈夫なら中粒や大粒でも良いだろう。ミックスしても構わない。慣れてくると自分なりの配合を作るようになるだろう。

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そして、意外と盲点かもしれないのが、

特に鉢植えの場合は、

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