投資論文紹介①業績の上方修正が株価に与える影響
◆はじめに◆
どうも、ストッポです!
今後は連載形式で投資に関する論文を紹介していきたいと思っています。今回は第1弾です!
今回は下記の論文を読んだので、紹介したいと思います。リンクも貼っておきます。
榊原正幸. 業績の上方修正が株価に与える影響 (研究の部). 青山スタンダード論集, 2015, 10: 135-152.
※有料noteになります。投資は不確定要素が多いため,私のnoteを購入しても必ず儲かるわけではなく,損する場合もあるということを理解した上でご購入ください。また、投資助言業にあたる可能性があるため個別銘柄の推奨や投資判断については書いていません。ダイレクトメッセージでの質問も全てには答えられないのでご了承ください。
◆論文の内容◆
この研究では、投資対象を国際優良企業と財務優良企業に限定し、投資対象の安全性を確保しております。
国際優良企業は東証一部上場企業かつ、下記条件を満たす企業です(同論文より引用)。
財務優良企業は東証一部上場企業かつ次のAAA企業群またはAA企業群の条件を満たす企業です(下記は同論文より引用)。
調査対象期間は2013年3月1日から2014年2月28日と短いです。(短いため、今後さらに追加の研究が必要と思われます。)
この期間内に発表された各四半期決算において、一株当たり純利益(EPS)の予想値を調べて研究しています。
その上で、各四半期決算発表において、直前の四半期決算発表と比べて10%以上の増益予想(業績の上方修正)を公表した企業に的を絞っています。
この段階で、既にほとんどの銘柄で、決算発表直後から投資を開始した場合の3ヶ月間の高値までの名目上の上昇率はプラスでした。
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