エヴァは人生

エヴァと初めて出会ったのは1995年10月（3歳）でした。

最初はガンダムと区別もできず、紫のかっこいいロボットが出てくる認識くらいでした。

それから2年経ち、1997年の夏に『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』を親に連れられ神奈川の小田原から藤沢の小さな映画館まで観に行きました。

劇場のスタッフさんに何度も止められたのを覚えています。
『ウルトラマンや仮面ライダーじゃなくて、本気でエヴァをお子さんに見せるんですか？！』
みたいな内容だったと思います。

なんとかゴリ押しで一家全員で劇場に入ることができ、観れたんですが、
そこで僕の中の何かが壊れました。

スタッフさんの言うとおり、どう考えても5歳に見せていい内容じゃなかったですw

2号機の鳥葬シーンがあまりのトラウマにしばらく夜も寝れないくらいエヴァ恐怖症でした、、
死の恐怖に触れたのもこのときが初だったかもしれません。

時が経ち、子供ながらに話もわかるようになってきて、
「箱根とか隣町じゃん！聖地聖地！！」
「ヒロイン２人ともかわいい！どっちが推しとか選べない！」
「エヴァンゲリオンのデザインかっこいいな〜」
「回収されない伏線の考察超楽しい！！」
とVHSが擦り切れるくらい何度も見返すほど、どハマりしました。

そして内面的な部分でも
「シンジくんの葛藤わかる、わかるわ〜」
「ロボットには乗らないけど、いままで昼休みのドッジボールと給食が楽しみで生きてきたのに、小学校高学年くらいから急にスクールカーストやら、いじめやら、中学生になったらさらに受験とかマジかよ〜」
とこのくらいの歳は逃げ出したいことばかり降り掛かってきますよね〜。

もちろん隣にアスカやレイみたいなヒロインはいないですしねw

いっそ全人類LCLにならないかな？
人類補完計画まだ？
みたいな思考にもなりますよってね。

そんなわけで脳みそと作品のシンクロ率が50%くらいになってきて、現実逃避をし続けて、大人になって、パチ屋とかにも友達付き合いで行ったりしたら
はぁ！？エヴァのパチンコ、パチスロ！？

ですよ、、、
どんだけ完成度高く作ってんねん、、、作ったやつ、、、まじでもう〜、、、、大好きや！
そらハマるわ！
とシンクロ率が400%を超えて、お財布の中身も振り切れて

というカスみたいな青春時代を過ごしてですよ、、、
そんな私もなんだかんだ社会人になって、

「やっとエヴァから卒業かな？」

と思ったら新劇場版ですよ！？
CLANNADは人生？？？（CLANNADも大好きだけど）
私の人生エヴァ一色ですよーーーーッ！！！！！！

作品内でエヴァの呪縛って言葉が出てきた時は流石に笑っちゃったよねw

でもこの新劇場版がまたおもしれーんですよ！
庵野秀明は天才ですよ！
25年間もファンの心を鷲掴みにしてるんですからね！

序（映像綺麗すぎや）
↓
破（うおー、微妙なアレンジ、よきーッ！！！予告超面白そう！！Mark.6！カヲルくん！Mark.6！）
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Q（お、おう、やっぱ庵野さんだわ、この破で獲得した新規をふるい落とす感じすこ）
↓
↓
↓（あれ・・・延期？）
↓
↓
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↓（「時に、西暦2015年」あーなるほどね！旧作の時間設定のこのタイミングに完結される気だね！天才だな〜、、、、あれ？）
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↓
↓
↓（コロナで延期、、、、死ぬぅ〜もう死ぬぅ、エヴァ見ないで死んだら怨霊になる〜）
↓
シンエヴァ（ひゃっほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい！！！！！！！）

とまあやっとこさ上映された
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

マジで
「この時をただひたすら待ち続けていた、ようやく会えたな」
ですよ！
もう心はユイを追い求め続けるゲンドウとシンクロ率∞ですよ！！

とにかくネタバレなんか見た日には憤死しそうだったの、一番最初の公開を横浜のブルグまで見に行きました！
誰1人物音立てず、涙もぐっと堪えて画面に釘付けになってましたよ！
もう本当にありがとう。おめでとう。さようなら全てのエヴァンゲリオンですよ！

やっとエヴァの呪縛から解放されましたよ！
嬉しいですよ！寂しいですよ！
欠けた心を補完してほしくなるくらいの虚無感ですよ！
でも私はエヴァとお別れしたんです！！！

その後間も無く結婚して私にもファーストチルドレンが生まれました！

名前はレイです！

完！！