映画「愛する人」
この映画は数年おきに見たくなる。
原題は「MOTHER AND CHILD」だから、ずばりタイトルが中味を表している。
ナオミ・ワッツが「インポッシブル」で熱演してて、すごいなー、いーなーと改めて思って、彼女を中心に見ることにした。
ロドリゴ・ガルシア監督は女性を描くとほんとに上手い。
ほんの短い台詞の中に、その人の性格や抱えていることをまぶすから、パァーっと登場人物の映っていない日々がイメージできる。
インサートされる空や森や雲などが、とても印象的に効いてくる。
練りに練られた脚本は、なんていうかほんとに誰かの人生を垣間見ているようである。
残酷でとても優しい監督だ。
今度はいつ見ることになるのだろうか。。
疲れた夜中にひとりでこっそり見るのがふさわしい。
しみじみと噛み締められる。
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