思い出すことなど(92)
翻訳に関する思い出を「思い出すことなど」と題して、色々と書いていきます。今はだいたい1997年頃の話です...
あれは6月頃のこと...2通の封書が相次いで送られてきた。一つは健康保険料、もう一つは市民税に関する通知書だ。昨年は結構、稼いだし、去年は会社員の時の給料に基づいて計算されていたから、きっと上がるだろう。仕方がない。といっても、それを払うのに四苦八苦するなんてことはないだろう。自分を助けるために払うお金なんだからね。稼いだっていっても結局は貧乏人の範疇だし、この貧乏人を苦しめるような額は請求してこないだろう。どれどれ...
なにーーーーーーー!!!????
なんやと、こらーーーーーー!!!!!????
どちらも驚天動地、気を失うかと思うような額だった。特に健康保険料。健康のために払うお金なのに、こんなの払ったら健康的に生活できなくなる。命だって危ない。
見たら、「あなたには規定の最高額を請求しました」って意味のことが書いてある。いや、こんな貧乏人と億稼いでる人が一緒ってどういうことなんや。最初に住んだ部屋の家賃より高いくらいの額を毎月払うのだ。勘弁してほしい...ああ...つらすぎる。
いろいろと順調だったフリーランス一年目とは違い、二年目は暗雲立ち込める年になってしまった。
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