話す

私は酒が飲めないので、オンライン飲み会はしない。でも、オンライン飲み会までして、飲み会がしたいのか、などとは思わない。そこまでするなんて、どれだけ寂しがりなんだ、という人もいう人もいるけど、寂しがりのどこがいけないのか、とも思う。自分をよく知っているのは大事だよ。寂しがりだと自覚していれば、寂しくないように防衛的な行動を取ればいいじゃないか。

私自身は寂しいというのはないのだけれど、オンラインでも人と話すことは自分には必要なのかもなあと最近感じている。何か知らないけど、これをひとに話したいということが結構あるからだ。話して何がどうなるというものでもないがなぜか話したい。それもこういうところに書いて不特定の人の目に触れるというのではなしに、気心の知れた人に、ここだけの話がしたい、と思う。パブリックな場で言えることなんてほんのわずかだ。そしりのあるようやことでなくても、言えないことはある。ある程度、情報を共有している人に話さないと意味のないこととか。

人間は、少なくとも私は、時々、そうして話をするべき存在なのかもしれない。実際、話をした後、何かが変化しているのを感じる。物の見え方感じ方が、陳腐な言い方をすれば、いわゆる明るい方向にに変わっているのだ。

そのために他に用事があるだろう他人を巻き込むのは気が引ける。だから、いつもそうすることはできない。

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