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【書籍公開】『最古であり最先端の個性心理学「DNA占い」』

書籍『最古であり最先端の個性心理学「DNA占い」』の「はじめに」を全文公開します!

人類史6万年を、ひとっ飛び。

「あなたのルーツ」から『あなたの今』がわかる
最高に贅沢なエンターテイメントへ、ようこそ!



はじめに 「縄文女子」と「ヨーロッパ男子」

「縄文女子っぽーい」
「ヨーロッパ男子だね〜」

こんな話題が日常会話に溶け込んでいる ── そんな少し先の未来をイメージしながら、この本を書いています。

「縄文」「弥生」「アジア」「ヨーロッパ」という4つのキーワードが螺旋のように絡み合いながら、私たちひとりひとりの個性は築かれています。

それらの生まれ持った性質や特性をDNAから読み解くツールが、最古であり最先端の個性心理学『DNA占い』です。

人生100年時代が、いつの間にか私たちの当たり前になりつつあります。しかしながら、100年という時間が霞んでしまうほどの悠久なる歴史 ── それが私たちには「刻まれて」います。

刻まれている。そう、「DNA」にです。


2000 20 4

この3つ、いったい何の数字だと思いますか?

実は、この数字。
あなたの中にある「DNA」にまつわる数字です。

<2000>

6万年前にさかのぼる最古の人類から、私たちへ脈々と受け継がれるDNAの扉が、最先端の科学によって開かれたのは、1987年。

ミトコンドリアDNAに着目した研究から、私たち現代人につながるすべての人類は、アフリカの1人の女性を起源にしているという「アフリカ単一起源説」が唱えられ、世界を驚かせました。

そして、2000年。

ミトコンドリアDNAの全塩基配列に基づいた「人類の系統図」が発表されました。つまり、人類がアフリカで誕生し、どういったルートで世界各地に拡がっていったかが解明されたのです。

<20>

日本人のルーツ ── 人類がアフリカを出発し、どういったルートで日本にたどり着いたのか?

アフリカを飛び出した私たちの遠い祖先は、世界中に広がっていきました。その中で、日本の土地に来て定住した人たちが日本人になったのです。

DNAに同じ変異を持つグループを「*ハプログループ」と呼びます。日本人には20種類以上の「ハプログループ」があり、それらは大昔の人類が日本に来るまでに「辿った経路」と、「いつ分岐したか」で分類されます。

アフリカを旅立った人類は、主な経路として「ヨーロッパ」と「アジア」に枝わかれし、
アジアを中心に広がったハプログループ:「**アジアタイプ」
ヨーロッパを中心に広がったハプログループ:「**ヨーロッパタイプ」
に分類されます。

そして、その人類が、いつ分岐したかよって、
比較的新しく分岐したハプログループ:「**弥生タイプ」
弥生よりも古くに分岐したハプログループ:「**縄文タイプ」
に分類されます。

*ハプログループとは?
「ハプログループ」には、母親から受け継がれる「ミトコンドリアDNAハプログループ(女系)」と、父親から引き継がれる「Y染色体DNAハプログループ(男系)」があります。本書では「ミトコンドリアDNAハプログループ(女系)」を「ハプログループ」と呼びます。「ミトコンドリアDNA」について詳しくは、第4章をご参照ください。

**縄文タイプ/弥生タイプ/アジアタイプ/ヨーロッパタイプとは?
これらの区分は、日本人の「ハプログループ」がイメージしやすいように、『DNAマトリクスリサーチ』が提唱する概念

<4>

DNAマトリクスリサーチ(※以後、DMRと表記)では、次にあるように、横軸:「アジア」⇔「ヨーロッパ」、縦軸:「弥生」⇔「縄文」を組み合わせた『DNAマトリクス』を提唱しています。

『DNAマトリクス』で、日本人が持つ20種類以上の「ハプログループ」は、「ハプロD(アジア弥生タイプ)」「ハプロM(アジア縄文タイプ)」「ハプロR(ヨーロッパ弥生タイプ)」「ハプロN(ヨーロッパ縄文タイプ)」の4タイプに分類されます。

DNAマトリクス

もっとも割合の多い「ハプロD(アジア弥生タイプ)」と「ハプロM(アジア縄文タイプ)」を合わせたマトリクス右側の【アジアタイプ】だけで実に約65%。この多数派である【アジアタイプ】の人たちの特性が《いわゆる日本人》の定型を作り出しています。

あくまで、ひとつの例ですが、
・空気を読む
・和を重んじる
・礼儀正しい 等々…
こうした《いわゆる日本人》の空気は、【アジアタイプ】の特徴と一致します。残り35%が【ヨーロッパタイプ】ですので、日本は世界でも稀にみる多種多様な「ハプログループ」が共存している隠れた多民族国家だったのです。

詳しくは第3章でお伝えしますが、どの「ハプログループ」に属するかで、表現・会話の仕方から、ものごとの捉え方、記憶の仕方までが大きく異なります。「ハプログループ」の違いがコミュニケーション・ギャップを生み出すこともあるため、自分の「ハプログループ」を知るだけで、心がスッと軽くなる人がいます。


最古であり最先端の個性心理学『DNA占い』

本書は、あなたの「ハプログループ(占いハプロ)」を予想してから読み進めていくと、一気に興味と理解が深まります。

あなたの「ハプログループ」を質問に答えてゲーム感覚で予想する『DNA占い』は、次のどちらかの方法で行えます。

① LINEでゲームのように、ポチポチして結果を知る方法
② 質問の答えをメモしながら、手書きで結果を知る方法

① LINEでゲームのように、ポチポチして結果を知る方法

『DMR公式LINE』で、すぐに結果を知ることができます。1~2分で結果がわかります(無料)。

② 質問の答えをメモしながら、手書きで結果を知る方法


次の14の質問に答えて、後にある表にメモして『DNA占い』のスコアを計算してください。スコアによって、あなたのタイプを予想できます。

【質問1】:友だちとの会話は、あなたが気にすることは?
A1:相手の感情、その場の雰囲気
A2:言葉の発言、話の内容

【質問2】:家族のひとりがトラブルを起こした。あなたの気持ちは?
A1:トラブルの相手に申し訳ないと思う
A2:私がやったことではないから関係ないと思う

【質問3】:職場で上司から納得いかない指示が出た。どう反応する?
A1:とりあえず上司に従う
A2:「納得できない」と上司に意見する

【質問4】:人と知り合ったとき、どう接するかの判断材料は?
A1:相手の年齢や立場
A2:相手の自分に対する態度

【質問5】:新しく買った機能的な家電について友だちに話すときは……
A1:色や形など、見た目と機能の両方を説明する
A2:機能の説明をする。見た目は聞かれたら教える

【質問6】:人生の決断をするときは……
A1:頭で考えるよりも自分がどう感じるかを優先する
A2:自分の持っているデータをもとに利点・欠点から判断する

【質問7】:友だちと大ゲンカ。印象に残っているのは?
A1:相手の怒った顔や発言の語調
A2:相手の発言やケンカの過程

【質問8】:仕事や作業をするときに得意なのはどちら?
A1:ルーティン作業、ひとつの作業に集中したい
A2:毎日同じは飽きる。できれば複数の作業を同時にこなしたい

【質問9】:親子関係は……
A1:どちらかというと希薄だ(あまり干渉し合わない)
A2:どちらかというと濃厚だ(あれこれ干渉し合う)

【質問10】:自分という存在は……
A1:社会を構成する一部だ
A2:唯一無二で独立した存在だ

【質問11】:交友関係は……
A1:浅く広い方だ
A2:深く狭い方だ

【質問12】:誰かと出かけるときは……
A1:大人数でワイワイ出かけたい
A2:できればいつもの二人でじっくり楽しみたい

【質問13】:手を伸ばしたくらいの距離まで他人に近寄られると……
A1:それほど気にならない
A2:とても不快に感じる

【質問14】:子どもの安全は……
A1:社会が守るものだ
A2:親が守るものだ

質問1〜7で合計数の多かったのは、①「アジアタイプ」と②「ヨーロッパタイプ」のどちらでしたか?
また、質問8〜14で合計数の多かったのは、③「弥生タイプ」と④「縄文タイプ」のどちらでしたか?

それらの組み合わせから「D・M・R・N」のうち、どの「ハプログループ」かを予想できます。

①「アジアタイプ」 × ③「弥生タイプ」  → ハプロD(アジア弥生タイプ)
①「アジアタイプ」 × ④「縄文タイプ」  → ハプロM(アジア縄文タイプ)
②「ヨーロッパタイプ」× ③「弥生タイプ」 → ハプロR(ヨーロッパ弥生タイプ)
②「ヨーロッパタイプ」× ④「縄文タイプ」 → ハプロN(ヨーロッパ縄文タイプ)

第1章では、「アジアタイプ」「ヨーロッパタイプ」「弥生タイプ」「縄文タイプ」について、
第3章では、4つの「ハプログループ」──「ハプロD」「ハプロM」「ハプロR」「ハプロN」についてお伝えしていきます。


人類史6万年を、ひとっ飛び。

「あなたのルーツ」から『あなたの今』がわかる、最高に贅沢なエンターテイメントへ、ようこそ。

「自分を知り、相手を知り、より豊かに生きる」ために、DNAに刻まれた、あなたの歴史をいっしょに旅していきましょう!


『DNA占い』と『DNAマトリクス®診断』

『DNA占い』は、質問に答える形式で、あなたが思う自分自身の傾向から「ハプログループ(占いハプロ)」を予想するもので、正確な「ハプログループ」を示すものではありません。予想の枠を出ないため、本書では『DNA「占い」』と表現しています。
あなたに刻まれる正確な「ハプログループ」を知るには専門機関での検査が必要となりますので、『DNAマトリクス®診断』をご利用ください。

『DNAマトリクス診断』の詳細・お申込みはこちら。
https://www.dna-matrix-research.com/


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