桶狭間古戦場
戦国時代に起きた数多い合戦の中で、映像や読み物で繰り返し再現される合戦の一つが、尾張兵を従えた織田信長と三河・遠江・駿河兵を従えた今川義元が戦った桶狭間の戦いでしょう。
私もドラマ、映画、アニメ、小説、漫画、舞台で桶狭間の戦いの前後や当日の出来事を見たり読んだりし、作家や監督や俳優によって、それぞれ違う織田信長や今川義元、そして二人の親族や配下の武将の人物像を楽しませてもらいました。
桶狭間の戦いが起きた場所を検索すると、桶狭間古戦場伝説地と桶狭間古戦場公園の2つが表示されます。
桶狭間古戦場伝説地は愛知県豊明市にあり、桶狭間古戦場公園は名古屋市緑区にあり、織田軍と今川軍が激しく戦い、終に今川義元が討たれた場所については意見が2つに分かれてるようです。
案内文とか見てると実際にどんなものか見てみたくなりました。
名鉄の中京競馬場前駅を出てすぐの所に桶狭間古戦場伝説地の案内板があり、道路上にも標識があって、迷うことなく行けます。
桶狭間古戦場伝説地は、激しい戦闘があったことを連想させるのではなく、鎮魂の場所という感じがしました。
桶狭間古戦場伝説地から桶狭間古戦場公園までやや距離があり、20分くらい歩いた気がします。
桶狭間古戦場公園には、桶狭間の戦いの特集などでよく見かける銅像があり、戦場を再現したジオラマもあり、こちらは戦国時代に生き残るのはどちらか、興亡を賭けた二人の武将の息づかいが感じられるようでした。
桶狭間古戦場伝説地と桶狭間古戦場公園、それぞれ違いがあって良かったです。
公園と伝説地にある観光案内のマップを見てると、他にもいろんな見どころがあるようです。
織田軍と今川軍と合わせて3万人近い兵士たちが移動し激突しただけに、桶狭間の戦いに関係する場所は、今川義元が討たれたと推定される2つの場所だけでなく、両軍が進んだ道を軸にして、もっと大きく広がっているわけですね。
猛暑日だったので、桶狭間古戦場伝説地と桶狭間古戦場公園を見ただけで帰りましたが、散歩しやすい涼しい日だったら、あと数カ所くらい観光マップに表示されてた場所を訪ねてみたかったです。
桶狭間古戦場公園には信長攻略というマップがあり、信長攻略マップを見てると、織田信長が桶狭間に向かったルートを辿るのも面白そうです。
信長攻略マップを持って、いつかもっと散歩しやすい日に、熱田神宮から桶狭間へ、織田信長が尾張兵と共に進んだルートを歩いてみたいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?