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最高値

JPXの上場会社数にアクセスすると、プライム上場会社数は1655と出てきました。

1655社のうち3月期決算企業で14日でに4−12月期決算を発表した1074社を、日経新聞が集計した記事を今日読みました。

日経新聞の記事では1074社の純利益の合計が、36兆6106億円と記述されてました。

そして日経新聞の作成した表では通期予想の合計も記述があり、1074社の24年3月期通期純利益合計予想は43兆5323億円となってます。

この数字はなんとなくですが、達成可能と思います。

1074社以外の東証プライム上場企業にはファーストリテイリングやブリジストン、キャノンなどのグローバル大企業がありますが、1074社に比べて数が少なく規模も平均すれば小さそうなので、東証プライム上場1655社の23年4月から24年3月までに発表される通期の純利益合計は55兆円くらいになるでしょうか。

東証プライム上場企業について、そのうちの225銘柄によって算出される日経平均株価が1989年の最高値を超えることができるか、話題になっていてニュースでも最高値についての記事を見かけます。

東証が最高値をつけた1989年はプライムという区分はなく、1部と2部という区分でした。

1989年に東証が3万8957円の最高値をつけた時の東証1部上場企業の純利益合計はいくらだったでしょう。

ChatGPTやグーグルAIで検索しても具体的な数字は出てきませんでした。

ただしPERに関しては1989年末は60倍という数字を見かけ、1989年末の東証一部の時価総額は590兆円というロイターの記事もありました。
https://jp.reuters.com/article/idUSKBN0O50MJ/

たぶん1989年末の東証1部上場企業の純利益合計は10兆円くらいでしょう。

1989年末のPER60倍という東証株価は持続不可能な数字であって、それから日本の主要企業は稼ぐ力をつけ、プライム上場企業の年間の純利益合計は35年前より5倍以上を狙えそうなくらい高まったわけで、今の日経平均株価は世界経済に波乱がなければ持続できそうな気がします。

とはいえニュースを見てると世界経済の成長を脅かす不安要因はいくつもあり、日経平均株価が1989年の最高値を超え、その後も勢いは止まらず、今年は景気が落ち込む時期はないと楽観する気にはなれないです。

中国の経済不振とかトランプ元大統領の政権再奪取など、ニュースを見てると世界経済がつまずく要因はいろいろありますが、もし何らかの要因で世界経済がつまずき、日経平均株価が下落することがあっても、経営者、政治家、官僚、消費者がうまく対処して再び上昇軌道に乗れるといいですね。

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