バス

20年以上前のことですが、そのころ時々会って話をする知人の1人がバス会社に転職しました。

その知人はバス会社で訓練を受けてバス運転手として勤務する予定で、それまでしていた仕事よりバス運転手の方がやりがいがあると言いました。

その知人は主に地方の過疎地のバス路線の勤務となり、それから話を聞くことも少なくなり、その知人が転職して5年経つと会うことも無くなりました。

バス運転手になった知人がその後にどうなったかは、バス運転手になった知人の友人から聞くことができました。

その知人はバス会社を退職して、他の会社でバス運転手として勤めることもせず、今は自宅近くの工場で働いているとのことでした。

バス会社をその知人が辞めた理由はわかりませんでしたが、その知人は真面目で性格も穏やかなので、バス運転手としての仕事はやりがいがあっても、勤務内容は厳しかったのでしょう。

バス運転手になった真面目な知人が十数年しかもたなかった厳しいバス会社は、そこだけでなく日本全国にあり、運転手の待遇の悪さがバス運転手不足を招いていると、ニュースを見てるとわかります。

自動運転が普及すれば運転手不足は解消しますが、それはまだ先ですね。

自動運転にならなくても、バス運転手の負担を大幅に軽減するテクノロジーが出てくるといいのですが。

バス運転手のワーク負担を半減させるテクノロジーが機能するようになれば、バス運転手をあきらめた知人も再び運転手として、乗務してくれると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?