再開します
長らく休止していたnoteを再開することにした。
いま見返してみたら、2022年を最後に新規投稿はストップしていたので2年ぶりの再開だ。
休止していたことにこれといった理由はない。
強いて言えば、2022年は僕自身の精神状態があまり良くなかった。一種の神経症のような症状に苛まれて外出も困難な時期があり、やや回復してきたかと思えば一切の外部からの情報を受け付けられなくなったり、都市部への恐怖から過疎地に近い田舎へ休みの度に避難しているような日々が続いたりした。
この状態で自分の思考を言語化するどころではなかったし、その能力があったとしても、こちらから情報発信することに意義を見いだせない(つまり「それになんの意味がある」という)精神状態だった。
2023年になってある程度は回復した。しかし皆さんも経験あると思うが、ひとたび休止したものを再開するのはモチベーションも途絶えているので容易ではない。しかも友人関係が拡がって、それは良い事なのだが、交際が広がると私生活が多忙になるためにゆっくり文章を練る時間など皆無に等しくなってしまった。
ここに来てnoteを再開しようと決意したのは、元連合赤軍兵士の植垣さんの状況にも変化があったこと、植垣さん経営のスナックバロンが閉店した顛末の記録が途中であること、怪談収集や獄中者とのやり取りも中途半端に放り出していること…これらのテーマにきっちり向かい合うべき時期が来たと思ったからである。
大きなきっかけは、やはり体調を崩してからリハビリ生活を送る植垣さんとの面会の中で得たと言うべきだろう。
相変わらず多忙な日々である。頻度は少なくても、半端なままで記録を寝かせておくことはしない。
まずは、スナックバロンの最後をちゃんと世に伝えたいと思う。それがバロンと共に数年間を生き、救われもした僕の責務だと思う。