「 せねばならないこと 」に、幸せは見つけられるのか。



大好きなあんさんぶるスターズが5周年を迎えたということで、とっても嬉しいです。おめでとうございます。

個人的な話をすると、あんスタに出会ったのは約1年前、あんさんぶるスターズ!!としてあんスタが新たなスターをきった時からでした。もう一年、それよりも長い年月をわたしに与えてくれたような気がします。5周年本当におめでとうございます。たくさんのキャラクターたちを愛せて、わたしは幸せです。



『好きなものをジャンル化しなくてもいいんじゃないか。』

改めてこのムービーを見て、あんスタがわたしに教えてくれたことは、「好きなものをジャンル化しなくてもいいんじゃないか。」ということのような気がしています。

ジャンルっていうとあまり的確ではないかもしれませんが、昨今の数々のコンテンツの発展や向上によって、より深い知識や、より深い時間をそれらに割くことができるようになったのではないでしょうか。多すぎて無法地帯になっているように思えても、その多彩さが、より深い興味へと引き込んでくれるのだと思います。(当たり前のことかもしれませんが)でもそれが逆に楽しみを重荷に感じる原因にもなり得るのだと思いました。

昨日、アメトークで【漫画芸人】という特集をされていました。漫画が大好きな芸人さんが集まって、好きな漫画を紹介し合うコーナーです。YouTubeとかでも、そのジャンルに精通してる人っていますよね。程度に差はあれど。

そしてわたしは、結構そういうのに落ち込んでしまうタイプだったんです。「自分も漫画好きだし、読んでるけどここまでこだわらないしな〜...」「流行る前に察知できるほど敏感でもないし、関心もないしな〜... これってわたしは好きって言っていいのかな...」という、まぁ、ありがちかはわかりませんが、わたしの中ではありがちだった落とし穴によく落ちてました。

アニメから漫画に入る人を邪道だと思ったり、ライブに行ったことないアーティストの音楽を好きだと表現することを躊躇ったり、わたしは何かが好きならば、その世界の全てを好きでいなきゃいけないと思っていたんです。”きっとみんなそう思うだろう、その世界を全て知らない人に何か言われたくないだろう”

だから無理矢理読みたくない漫画読んだり、聞きたくもない音楽聴いて知っているふりしたりして、このアーティストが好きというなら、何かと“比較”して好きと言わねばならない。そのために、他のアーティストも知っておかねばならない。なにもかも「せねばならない」という精神に取り憑かれていました。


「漫画芸人というジャンルに当てはまる人にならねばならない。」


もしわたしが芸人で、それ以上のお仕事を獲得していく上で、それらは時に必要になることがあるかもしれません。

だけど、わたしはそうじゃありません。結果的にそんなふうになればいいなという想いはあれど、楽しいが抜けてしまったものには苦痛を感じるだけになってしまいます。

ジャンル。この人はこんなことに詳しいよね、というのは確かに一つの手札であり、カードではあります。だけど、増やせばならないと思いながら増やしたカードはなんの役にも立たないかもしれない。


あんスタはわたしの中で、そんな存在なのかもしれません。

あんスタに関心を持つことで、手札を増やそうとしました。しかしその手札は獲得する前に、塵となって消えました。獲得しようと躍起になって、のめり込みすぎた結果、多くのものを失ったからです。(すみません、具体的な話は避けさせていただきます)怖かったです。


[なにか、何かわたしにも確立する何かが欲しかった。]


だけど、そうなったから、今も好きでいられている気がするんです。あんスタは大好きです。知らないことも多くあります。その知らないことがわたしの愛なのかもしれないと、今は思える気がします。


ぜひこのムービー見てください。

やっぱり、わたしはアニメーションって大好きです。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


また、次回、良い夢を。







「こいつは救わねば。」と思ってもらえたら是非サポートお願いします。