女性専用車両は男性差別なの?
私の疑問は、タイトルの通り。もう、今までたくさんの方がこの事について論じているのかもしれない。
性差に関して、これからの時代を生きる子供たちに向けた本を紹介するWeb記事を読んでいた。その記事に対する読者のコメントの中に、
「女性専用車両は、男性差別である。なぜなら、男性をひとまとめにして性犯罪者の可能性があると見ているから。」
という意見がとても多かった。驚くほど。え、これってほんとかな?
私は、痴漢に遭ったことはない。と思ってるけど、よく思い出してみたら、あれれ、何だか嫌な経験はあるなあ。
地下鉄で座っていたら、周りガラガラなのにぴったり隣に座ってきてこっちの顔をガン見してくるヤバイ男とか、
花火大会の帰り、浴衣で一人でいるまだ学生の私に絡んでくる酔っぱらい中年男性とか、
当たり屋舌打ちおやじとか、
思ったより身近に、嫌な経験はしてるのよ。
こういう時って、体はひゅっと冷えかたまって、頭は真っ白になって、とにかく怖い。今は接客をしているけど、どうしたって力のある男性に文句言われたり、凄まれたりするときも似た様に感じる。
女性専用車両って、安心しません?全方向に気を張らずに移動できて楽だし。それは別に、全部の男性を「性犯罪者め!」と疑ってかかってるわけではなくて、毎日の生活の中のストレスや恐怖を減らす役割があると思う。
怖い体験をしてるのに、体と心にムチ打ってでも女性専用車両ではない車両に毎回乗れ!と言われたら参っちゃうよ。
令和の時代に人々が普段性差に関して、どんな悩みをかかえて生きているのか、私は理解できていないと思う。もしも私が至らなくて傷ついてしまった方がいたら本当に申し訳ないし、よりよく考えを改めていきたい。
でも言わせてもらえるのであれば、厚かましいかもしれないけど、私たちみんなが健やかに生きていくために、「ストレス」や「苦手」を避けていくことを責めないでほしい。
みんなが幸せになったらいいのにね。
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