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焼き鳥屋で気づくお客様との距離感

仕事場の近くにとても美味しい焼き鳥屋があるんです。
近所から来て頂くお客様も多いので、
よくそこの焼き鳥屋をおすすめしていました。
そしたらお客様に一緒に行こうと誘われ、気づいたら月に3回は行くようになりました。

楽しくお客様と焼き鳥を頬張っていたら、
お客様から

「大徳先生は冷たいけどあたたかいよね。」

というお言葉を頂きました。
最初はなぞかけかなと思いましたが、褒め言葉とのことでした。

どういうことかたずねると

「大徳先生は色々な話を笑顔でウンウンと聞いてくれる。でも、同調したり寄り添うかんじではない。かといって突き放しているわけではない。親身になって聞いてくれているのはわかるし、話すとスッキリする。不思議だ。」

と言って頂きました。

実はこの言葉は治療家としてお客様と接する上で大切なことではないかと思いました。

治療家は日々色々なお客様と接する機会があります。お客様の悩みを伺い心を軽くするのも治療家の仕事だと思っています。その中でお客様の悩みに同調しすぎてしまうと自分もどんどん疲弊していきます。

お客様の悩みをお伺いしながら、同調はせずそのようなこともあるのかというぐらいのスタンスで聞いていた方がお客様も気軽に話せるものです。
寄り添いすぎると2人で暗くなり収拾がつかなくなることもあります。


お客様の悩みは親身に聞くも同調はしない。
これがお客様とほどよい距離感を生み、長く治療家をやっていく一つの秘訣だと思います。

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