シアトルの獲物:トリガイ(Cockle)

概要

トリガイ(Cockle)は、寿司やお刺身で食べると美味しい貝です。
正確には、トリガイ(足の部分が黒い)ではなく、石垣貝(足の色がオレンジ色っぽい)の近縁種のようですが、わかりやすさ優先で「トリガイ」と呼ぶことにします。風味は少々違うようですが、食べ方も捌きかたも大体トリガイと同じです


採れる場所

シアトル近郊では、以下の場所がお勧めです。

採り方

アサリよりはちょっと深い高さ(=波打ち際に近いほう)にいます。
砂の表面から浅いところに生息しているため、砂の表面を熊手で引っ搔いていると「ゴリッ」とした感触があるのでわかります。ただ、大きなトリガイは少し砂の深い所にいることがおおいので、一匹見つかったらちょっと深く掘ってみるのがおすすめです。なぜか、大抵2~4個で群れています。
サイズ制限は1.5インチ以上で、リミットは10ポンド(アサリ&トリガイ&バタークラムの合計。最大40個まで)です。

生息地がわからないときは、柄の長い熊手を引きずって歩くのがお勧めです。砂地の浅いところに石が埋まってることはあんまりないので、熊手がなにかを引っ掻いたら、ほぼトリガイです。

柄の長い熊手

捌き方

このYoutubeがとても参考になります。

おすすめの食べ方

さっと湯通しして、すぐに氷水で余熱取って、お刺身にするのが我が家の定番です。酢飯と合わせて寿司として食べるのもおすすめ。

私は、湯通ししたものの水分をペーパータオルで取って、Amazonで$40くらいで買った真空包装機でパックしてから冷凍しています。真空パックで冷凍すると1年くらい余裕で持つので、夕飯の献立に迷ったら、春に採ったトリガイ+夏に捕ったカニ+秋に釣ったサーモン+イクラなどを解凍し、即席海鮮丼にしています。シアトルならではの贅沢ですね!


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