シアトルの貝掘りシーズン

定型文挨拶

このNoteは、ワシントン州シアトル周辺を行動圏としている人で、なおかつアウトドアが初心者という人を対象とした、非常にローカルな情報共有のために書かれたものです。子供の年齢が同じくらいの家族をアウトドアに勧誘して一緒に楽しもうと企んで書かれた超初心者向け情報なので、その道に詳しい方には役には立たないものかと思います。

アウトドアは最初の一歩を始めるまでのハードルがやたら高い(と私はと思ってます)ので、「興味はあるが始め方がわからない」という人には、そこそこの手助けとなるようにまとめてます。自分の備忘録も兼ねているので、内容もちょくちょく更新します。

なおここに書かれた情報は、私が様々な方から教えていただいたものや、ネットの情報の集合知で、私のオリジナルではありません。先人に感謝。


概要

いきなりNoteのタイトルに反しますが、貝掘りにはじつは「シーズン」のようなものがありません。ただ、貝掘りは砂浜(ビーチ)で行うため、ビーチがオープンしている時期とクローズの時期があります。

貝掘り or 潮干狩り?

まあ、どっちでもいいと思いますが、シアトルでの「貝を取る方法」は、とても「潮干狩り」と言うようなモノじゃないことが多々あるため、このNoteでは「貝掘り」と呼称します。まぁ、いろいろな道具を使います。楽しいですよ。

おすすめのビーチ

ビーチによって取れる貝が違うので、人それぞれお気に入りのビーチが異なるかと思います。以下のビーチによく行きます。

2024年度版

ビーチのオープン/クローズ時期は、毎年変わります。上記は2023年度のスケジュールですが、来年も同じになるとは限りません。
一例をあげると、Dosewallipsは2021年度は6/1~8/31がオープンでしたが、2022年と2023年は7/15~9/31になってます。

取れる貝の種類

取りやすい順に並べてみました。

アサリ (Littleneck Claim)

Native littleneck clamとManila clamがあります。どちらも、まあアサリです。

牡蠣 (Oyster)

マガキです。大きいです。生で食べるときには、ビーチのバクテリア情報をよく注意しましょう。殻を持って帰ってはいけないので、殻付きで丸ごと浜焼きにできないのが、ちょっと残念。

トリガイ (Cockle Clam)

正確には「石垣貝」のほうが近いですが、判りやすさ優先でトリガイと呼んでます。酢飯と合わせて海鮮丼にするのが最高。妻の好物。

バタークラム (Butter Clam)

聞き覚えがない貝かとおもいますが、美味しいです。大型で肉厚の貝なので、内臓部分を取り除いて、フライにするととても美味です。

ホースクラム (Horse Clam)

バタークラムよりも更に大型の貝です。水管を刺身にして食べます。美味しいけど、大きさの割には可食部がちょっと少ない。

レイザークラム (Razor Clam)

この辺りから、採るのが難しくなります。お刺身が美味しい貝ですが、採るためには①年に数回しかオープンにならない日に、②太平洋岸にあるビーチにまで行き、③夕方から深夜の時間帯に、④専用の道具を使って、狙わないと採れません。

グイダック (geoduck)

見た目は……Youtuberあたりがよくネタにしてますね。
取っている人の姿は……「そこまでしないとダメなのか」と思わずにはいられないほど。
Uwajimayaあたりでも良く売っており、味も本当に美味しい貝なのですが、個人で採るのはなかなかにハードルが高い貝です。でも、一応採れます。

おすすめの海岸 with 取れる貝

完全版リスト

上記のおすすめリストに、取れる貝の種類を加えたものです。
うちは基本的に「Cockleが取れるか」と「トイレがあるか」を重要視してます。ただ、去年まで無視していたバタークラムがじつは大変美味しい貝であると知ってしまったため、来年からはバタークラムが取れるかどうかも重要視する予定。

毎年新たに発見があり、そして予定が忙しくなります。

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