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日記 6/13〜6/16

6/13〜6/16

精神的に落ちる。会社上層部との不和と、締切に追われるライティングと、梅雨寒の天気。鉛のような日々を過ごす。音楽は救い。1080pを継続的に聴き、その奥深さに感服する。こういう時、田舎暮らしは辛い。都会だと、パッと飲みに行って憂さを晴らす場があるが、田舎の場合安定したメンタリティを保てないと地獄のような夜が続くのみである。初稿を提出するもダメ出しを食らう。さらにピークは水曜日、21時近くまで続いたオンラインの会議で、他社員から名指しで非難され面罵された後、強引に濃い焼酎を煽ったが一向に眠れず、ようやくうとうとしかけた明け方、とてつもなく恐ろしい夢を見てうなされて起きる。どこかの駐車場で、母親と待ち合わせている。母親はバンのような自動車を運転してやって来た。私は乗るのを躊躇うが、母親が早くドアを開けろと合図した。ドアを開けると、そこには父の亡骸が横たわっていた。母親は号泣し始めた。私は悲鳴をあげて、逃げ出し、そこで目が覚めた。実際、今年3回忌を迎えるが、父は老衰で穏やかな表情で死んでいった、しかし夢の中の父の遺体の表情は、まるでゴヤの「我が子を喰らうサトゥルヌス」のようなオゾマシイものだった。その後、急速に身体が冷え、パジャマの上からネルシャツやフリースやダウンジャケットを着込む。もう6月だというのに。会社を休もうと思ったが、ヤケクソ気味に出勤、自転車で田舎道を疾走すると、少し癒される。同僚で気の合う社員が久々に出社しており、何気ない話をすると気がまぎれ、気分が少し良くなった。ライティングの手直しが続くが、思い切って定時退社。レゴをだいぶ組み立てた後、寝る間際にKuniyuki TakahashiさんとSaiko Tsukamotoさんの名盤KossaikoがMule Musicから再発されていたのを知り、試聴。あまりの良さに感動し、涙が出てくるほどだった。続けて、Youtubeで小鳥夜話のVol.3を再生。落合さんと柳沼さん、プロのラジオDJばりの落ち着きと声の良さ。多幸感に包まれながら眠りにつく。フクロウの鳴き声が遠くからかすかに響いているような気がする。

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