DJ_やめました a.k.a. 山下望

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DJ_やめました a.k.a. 山下望

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    【最新刊】アラザルVOL.16「特集 経済」

     2020年にリリースした「政治」号に続き、2度目の特集です。 昨今の物価高や円安、税制改正によって、お金の問題が生活の中で大きくなっているこのタイミングで、今回は「経済」をテーマにしました。 パレスチナ問題からパチンコの空間性まで、12人の書き手が“お金”にまつわるエッセーを寄稿しています。【目次】・西田博至「要するに畜生!何にしてもカネが必要!」・DJ_やめましたa.k.a.山下望「DJ_やめましたのパチンコ歌謡(=歌詞にパチンコ・パチスロが出てくる音楽)史講義 Light ver.」・前田礼一郎「伴走者が願うことをやめた後/場所としてのパチンコ台の前で」・甘味大福「〈見えないもの〉を形づくる」・安倉儀たたた「情報と本質 『ラーメン発見伝』の構造と思想」・堤雄一「私は何を交換しているのか」・西中賢治「78年生まれ、N・K」・杉森大輔「近況」・たくにゃん「公園で両親を絞殺/考察する」・諸根陽介「あなたがここにいてほしい」・クレタカホ「人間社会の、モノや情報の生産と分配と消費と、その過程に存在する人間関係について」発行日 2024年5月19日発行タブロイド判/モノクロ16ページ定価500円
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    アラザル同人の西中賢治による批評文集。創刊号は、書き下ろし論考、短評、インタビューから構成されている。巻頭の書き下ろし論考は、「床を耕す」と題した演劇論。小劇場界で知られる団体・バストリオの作品分析を軸に、美術批評や政治論も援用しながら、現在の日本で見られるポストドラマ演劇/パフォーマンス的な作品の意味を考える。本論12000字+脚注3000字。続く短評集は、《Day Critique》と銘打たれた映画・演劇・美術などに関するレビュー群。濱口竜介、折坂悠太、金村修の展評など、全53本を収録(目次画像にタイトル表記あり)。最後は、「小田尚稔の演劇」を主宰する劇作家・小田尚稔のインタビュー。哲学をベースにした極めて独創的な作品について、小田の詳細な経歴もからめて聞く。現在、小田に関して読むことのできるもっとも詳細な記事。
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    【送料別】アラザルvol.15

    批評を中心に、詩、日記、ショートショートも含む10本、計164P!!佐々木敦の単行本未収録原稿も話題のアラザル最新刊です。(2023年11月11日発行)【収録内容】連載:音と音楽と時間第8回『助からないと思っても助かっている』(諸根陽介)★実験音楽とヒップホップと将棋をこよなく愛する諸根陽介の連載最新作は、「時間」について思考を巡らせた一編。将棋史に残る対戦となった永瀬拓矢対藤井聡太の最終戦から、そこに流れていた時間を精緻に分析する。過去の哲学者の言葉を借りるのではなく、己の経験と論理で世界を解き明かそうとする強靭な思考が冴え渡る!味覚を兌換する―『美味しんぼ』とゲームの料理と感情―(安倉儀たたた)★文学博士にして『きらら』短歌の詠手であり、ゼロ年代批評ウォッチャー、Vtuber巡礼者の顔も持つ鬼才・安倉儀たたた。今号は『美味しんぼ』を始めとする数多のグルメ漫画やゲームの味覚表現を分析し、「おいしい」という表象がいかに現実に働きかけるか、その兌換可能性を問う。そしてついに、『美味しんぼ』のフクシマ問題の本質が明かされる! 国民的グルメ漫画に批評の光を当てた真にアクチュアルな論考すべての「ジャニー喜多川」が「天皇」に似ているわけではない(クレタカホ)★今号よりアラザルの同人になった大型新人の処女作。高橋源一郎の忘れられた代表作『君が代は千代に八千代に』所収の短篇「Papa I love you」の読解を通して、「天皇」と「言葉」の問題を抽出する。豊富な読書経験と文学への愛情が感じられる力作。森鴎外の生涯と作品にさかのぼり、高橋の真意を読み解く流れは、さながら上質なミステリー小説!祝・(観られなかった)『パチンコ(上)』岸田國士戯曲賞受賞記念これまでに観た東葛スポーツその他の演劇にまつわる回想録・約9年分(山下 望)★金山寿甲が『パチンコ(上)』で岸田賞を獲った頃、期せずしてパチンコ中毒になっていた著者が綴る、9年分の演劇回想録。東葛スポーツよろしくサンプリング(引用)をそこここに散りばめた情報のナイアガラ式批評は、今号も健在。「クセになる」と評判のやめました文体がぞんぶんに味わえる、観た人も観れなかった人も必読の東葛スポーツ副読本!「障害」という〝びっち〟なブランド――「Lil Ash 懺悔『STAY IN HELL』(2023年)」評(たくにゃん)「障害者芸術」とは何か?――私の批評の初心(たくにゃん)★前者は「障害者芸術」の批評を実践する著者による、ラッパーLil Ash 懺悔の詳細なアルバムレビュー。障害という「びっち」を抱える青年が、障害をラップすることで「超人」へと生まれ変わるさまを描いた、感動的な文芸批評。後者は、著者の批評への目覚めを記したエッセー。佐々木敦の「批評の初心」を下敷きに、批評対象としての「障害者芸術」を語る、新しい批評の宣誓文!『プログレ/実話/怪談』キャプション集(TAP LAB)★ポッドキャスト『TAP LAB の松の内気分』も好評のTAP LABによるショートショート集。もともと実話怪談動画に添えられたキャプションだが、阿部和重を思わせるハードボイルドかつB級映画的な文体で、震災、男と女、セックス、猫、死と憂鬱が綴られる。すべての話がゆるくつながりながら拡散していく、33の断章。アラザル一のスタイリストである著者の味わい深い文章が魅力防破堤日記 第二回(堤 雄一)★前号で各所からの評判を呼んだ「古書 防破堤」の店主・堤氏のエッセー第二回。古書店の厳しすぎる台所事情や仕入れのあれこれまで赤裸々に記された、お仕事ものとしても楽しめる日記文学。中でも、コロナ禍における支援金や安倍銃撃事件のその後、高齢となった親の話などは、現在の日本に暮らす全員にとって切実なテーマだろう。これを読めば、いますぐ防破堤に本を売りに行きたくなること必至!オーキッド(杉森大輔)★杉森大輔はミュージシャン。そう名乗ったことはないかもしれないけど、詩人や批評家というより音に近い場所に棲み、この原稿も現代詩や批評的散文というよりも音楽や音響に近く、詩だと思って読むと迷宮に迷い込む。表題の「オーキッド」は洋蘭のことで、ヴァイオレットよりは優しい赤みを湛えた色味をも指す。庭師の老人、異域の女、思い出の中の祖父たちとの不可思議な出来事と、リアルとフィクションのハイブリッドな言語で描いた、戦乱と不景気と人間性の喪失によって失われた、記憶の楽園を取り戻そうとする現代の『荒地』!佐々木敦単行本未収録論考拾遺(その1)(佐々木敦)★今号の大トリを飾るのは、佐々木敦の単行本未収録論考集。1993年に『カイエ』ジャポンに掲載された日本映画論から、2016年に書かれた批評再生塾/昭和論まで、計8本・22000字の豪華詰め合わせ! そのときどきにしか書き得ない時代を反映したテキストでありながら、佐々木敦の一貫した芸術観・批評観を色濃く刻印した文章が並ぶ。いずれも読んで損はさせないレア原稿!
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 2020年にリリースした「政治」号に続き、2度目の特集です。 昨今の物価高や円安、税制改正によって、お金の問題が生活の中で大きくなっているこのタイミングで、今回は「経済」をテーマにしました。 パレスチナ問題からパチンコの空間性まで、12人の書き手が“お金”にまつわるエッセーを寄稿しています。【目次】・西田博至「要するに畜生!何にしてもカネが必要!」・DJ_やめましたa.k.a.山下望「DJ_やめましたのパチンコ歌謡(=歌詞にパチンコ・パチスロが出てくる音楽)史講義 Light ver.」・前田礼一郎「伴走者が願うことをやめた後/場所としてのパチンコ台の前で」・甘味大福「〈見えないもの〉を形づくる」・安倉儀たたた「情報と本質 『ラーメン発見伝』の構造と思想」・堤雄一「私は何を交換しているのか」・西中賢治「78年生まれ、N・K」・杉森大輔「近況」・たくにゃん「公園で両親を絞殺/考察する」・諸根陽介「あなたがここにいてほしい」・クレタカホ「人間社会の、モノや情報の生産と分配と消費と、その過程に存在する人間関係について」発行日 2024年5月19日発行タブロイド判/モノクロ16ページ定価500円
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批評を中心に、詩、日記、ショートショートも含む10本、計164P!!佐々木敦の単行本未収録原稿も話題のアラザル最新刊です。(2023年11月11日発行)【収録内容】連載:音と音楽と時間第8回『助からないと思っても助かっている』(諸根陽介)★実験音楽とヒップホップと将棋をこよなく愛する諸根陽介の連載最新作は、「時間」について思考を巡らせた一編。将棋史に残る対戦となった永瀬拓矢対藤井聡太の最終戦から、そこに流れていた時間を精緻に分析する。過去の哲学者の言葉を借りるのではなく、己の経験と論理で世界を解き明かそうとする強靭な思考が冴え渡る!味覚を兌換する―『美味しんぼ』とゲームの料理と感情―(安倉儀たたた)★文学博士にして『きらら』短歌の詠手であり、ゼロ年代批評ウォッチャー、Vtuber巡礼者の顔も持つ鬼才・安倉儀たたた。今号は『美味しんぼ』を始めとする数多のグルメ漫画やゲームの味覚表現を分析し、「おいしい」という表象がいかに現実に働きかけるか、その兌換可能性を問う。そしてついに、『美味しんぼ』のフクシマ問題の本質が明かされる! 国民的グルメ漫画に批評の光を当てた真にアクチュアルな論考すべての「ジャニー喜多川」が「天皇」に似ているわけではない(クレタカホ)★今号よりアラザルの同人になった大型新人の処女作。高橋源一郎の忘れられた代表作『君が代は千代に八千代に』所収の短篇「Papa I love you」の読解を通して、「天皇」と「言葉」の問題を抽出する。豊富な読書経験と文学への愛情が感じられる力作。森鴎外の生涯と作品にさかのぼり、高橋の真意を読み解く流れは、さながら上質なミステリー小説!祝・(観られなかった)『パチンコ(上)』岸田國士戯曲賞受賞記念これまでに観た東葛スポーツその他の演劇にまつわる回想録・約9年分(山下 望)★金山寿甲が『パチンコ(上)』で岸田賞を獲った頃、期せずしてパチンコ中毒になっていた著者が綴る、9年分の演劇回想録。東葛スポーツよろしくサンプリング(引用)をそこここに散りばめた情報のナイアガラ式批評は、今号も健在。「クセになる」と評判のやめました文体がぞんぶんに味わえる、観た人も観れなかった人も必読の東葛スポーツ副読本!「障害」という〝びっち〟なブランド――「Lil Ash 懺悔『STAY IN HELL』(2023年)」評(たくにゃん)「障害者芸術」とは何か?――私の批評の初心(たくにゃん)★前者は「障害者芸術」の批評を実践する著者による、ラッパーLil Ash 懺悔の詳細なアルバムレビュー。障害という「びっち」を抱える青年が、障害をラップすることで「超人」へと生まれ変わるさまを描いた、感動的な文芸批評。後者は、著者の批評への目覚めを記したエッセー。佐々木敦の「批評の初心」を下敷きに、批評対象としての「障害者芸術」を語る、新しい批評の宣誓文!『プログレ/実話/怪談』キャプション集(TAP LAB)★ポッドキャスト『TAP LAB の松の内気分』も好評のTAP LABによるショートショート集。もともと実話怪談動画に添えられたキャプションだが、阿部和重を思わせるハードボイルドかつB級映画的な文体で、震災、男と女、セックス、猫、死と憂鬱が綴られる。すべての話がゆるくつながりながら拡散していく、33の断章。アラザル一のスタイリストである著者の味わい深い文章が魅力防破堤日記 第二回(堤 雄一)★前号で各所からの評判を呼んだ「古書 防破堤」の店主・堤氏のエッセー第二回。古書店の厳しすぎる台所事情や仕入れのあれこれまで赤裸々に記された、お仕事ものとしても楽しめる日記文学。中でも、コロナ禍における支援金や安倍銃撃事件のその後、高齢となった親の話などは、現在の日本に暮らす全員にとって切実なテーマだろう。これを読めば、いますぐ防破堤に本を売りに行きたくなること必至!オーキッド(杉森大輔)★杉森大輔はミュージシャン。そう名乗ったことはないかもしれないけど、詩人や批評家というより音に近い場所に棲み、この原稿も現代詩や批評的散文というよりも音楽や音響に近く、詩だと思って読むと迷宮に迷い込む。表題の「オーキッド」は洋蘭のことで、ヴァイオレットよりは優しい赤みを湛えた色味をも指す。庭師の老人、異域の女、思い出の中の祖父たちとの不可思議な出来事と、リアルとフィクションのハイブリッドな言語で描いた、戦乱と不景気と人間性の喪失によって失われた、記憶の楽園を取り戻そうとする現代の『荒地』!佐々木敦単行本未収録論考拾遺(その1)(佐々木敦)★今号の大トリを飾るのは、佐々木敦の単行本未収録論考集。1993年に『カイエ』ジャポンに掲載された日本映画論から、2016年に書かれた批評再生塾/昭和論まで、計8本・22000字の豪華詰め合わせ! そのときどきにしか書き得ない時代を反映したテキストでありながら、佐々木敦の一貫した芸術観・批評観を色濃く刻印した文章が並ぶ。いずれも読んで損はさせないレア原稿!
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【送料別】アラザル VOL.14

アラザル2年ぶりの新刊は、300Pに迫る大ボリュームでリリース。11人の同人による論考、K-POP座談会のほか、佐々木敦氏による青山真治氏追悼文も掲載。質・量・気概どれをとってもヘビーな一冊です。【目次】《SAAS》 佐々木 敦《「ひとつの一」〜ジャコメッティ小論〜》《「作品写真撮影作品の拡散増殖」〜ゲルハルト・リヒター展より〜》 山本浩生《月曜日の岸辺 佐藤亜紀『黄金列車』について》 西田博至《だったら死んだりするんじゃないよ。―『まんがタイムきらら』におけるケア・仲良しの思想と上書きを拒む日常―》 安倉儀たたた《リチャード・ドーソン、逃走する吟遊詩人》 杉森大輔《《メタスタシス》前夜 クセナキスの習作時代3 アナステナリア序説:祭儀の伝統と起源、詩》 三上良太《配信ドラマ視聴者のある種の傾向(韓国映画日記2021→2022)》 山下 望《イッツ・ア・コールド、アンド・イッツ・ア・ブロークン》 安東 三《連載:音と音楽と時間 第7回『Interlude -abstract void method-』》 諸根陽介《昭和天皇、プーチン、安倍〜《Day Critique》より、指導者三部作〜》 西中賢治《緊急事態宣言下の夜(恋)》 高内祐志・選《防破堤日記》 堤 雄一【座談会】「Seoul Music Lover’s Only」〜ある日のアラザルLINEグループ・K-POP探究編〜発行日 2022年11月20日発行A5判/モノクロ286P定価/1000円(本体910円+税)
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【送料別】アラザル VOL.13「特集 政治」(税込み版)

 なぜ批評家や批評系ミニコミはもっと政治について書かないのか? 安倍政権から菅政権へと引き継がれた〝言葉の抑圧〟に対する『アラザル』からのアンサーとして、「政治」特集をお送りします。ギリシャから福島まで、または江戸から現代アメリカまで、多様な視点から論じた16本の原稿を収録しています。[目次] 《巻頭言》《未来よ、未来!》畑中宇惟《諦めたらあかん》坂道干《政治の街》高内祐志《シチュエーションAVをみて、あとからの合意に期待する人へ。》安倉儀たたた《やはり僕のこの文章はまちがっている。》甘味大福《ギリシャ現代史の一断面》三上良太《岩波文庫の『中野重治詩集』は、》西田博至《王国はいつも王様の入って行けないところにある――不可能な政治についての試論》杉森大輔《今年の「政治」と「障害」と「劇映画」について》堤拓哉《恥ずかしさの行方》安東三《表徴の菅》西中賢治《夜明けの前で》堤雄一《A will − わたしから「いま」を生きるあなたへの遺言およびその翻訳プロセスにおけるエモーションの強度についてのトライアル》近藤久志《窓辺のアインシュタイン》諸根陽介《一歳八か月二十日の娘と親の日常や未来》山本浩生《漫才・望月記者》DJ_やめました a.k.a. 山下望【企画】日本国マスコットキャラクター原案【企画】いきなり!Beef2020年12月1日発行四六判/モノクロ80P定価100円(消費税は購読者が任意で支払うこととする)※この商品は『アラザル VOL.13「特集 政治」』の「税込み版」です。ご自身の考えに基づいて消費税を支払いたい方はこちらをご購入下さい。消費税を支払わない方は別ページの「税抜き版」をご購入下さい。
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【送料別】アラザル VOL.13「特集 政治」(税抜き版)

 なぜ批評家や批評系ミニコミはもっと政治について書かないのか? 安倍政権から菅政権へと引き継がれた〝言葉の抑圧〟に対する『アラザル』からのアンサーとして、「政治」特集をお送りします。ギリシャから福島まで、または江戸から現代アメリカまで、多様な視点から論じた16本の原稿を収録しています。[目次] 《巻頭言》《未来よ、未来!》畑中宇惟《諦めたらあかん》坂道干《政治の街》高内祐志《シチュエーションAVをみて、あとからの合意に期待する人へ。》安倉儀たたた《やはり僕のこの文章はまちがっている。》甘味大福《ギリシャ現代史の一断面》三上良太《岩波文庫の『中野重治詩集』は、》西田博至《王国はいつも王様の入って行けないところにある――不可能な政治についての試論》杉森大輔《今年の「政治」と「障害」と「劇映画」について》堤拓哉《恥ずかしさの行方》安東三《表徴の菅》西中賢治《夜明けの前で》堤雄一《A will − わたしから「いま」を生きるあなたへの遺言およびその翻訳プロセスにおけるエモーションの強度についてのトライアル》近藤久志《窓辺のアインシュタイン》諸根陽介《一歳八か月二十日の娘と親の日常や未来》山本浩生《漫才・望月記者》DJ_やめました a.k.a. 山下望【企画】日本国マスコットキャラクター原案【企画】いきなり!Beef 2020年12月1日発行四六判/モノクロ80P定価100円(消費税は購読者が任意で支払うこととする) ※この本は税抜き100円で購入することができます。ご自身の考えに基づいて消費税を支払いたい方は、別ページの「税込み版」をご購入下さい。なお、『アラザル』では法律に則って消費税を収めません。
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アラザル増刊《ARAZARADIO》2019年11月24日号

昨年11月の文学フリマに続いての増刊号『ARAZARADIO』のダウンロード版です。吉祥寺で新しい古書店「防破堤」を開く準備中の堤雄一さんをゲストに迎えた巻頭のSkype座談会(4時間分)のほか、三上良太によるクセナキス連載の《アナステナリア》予告編約2000字、堤拓哉の年末回顧時評『絶望の岬から、海よりも深い溝を』が掲載。次号、アラザル VOL.13は2020年初春刊行予定。
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【送料別】アラザル VOL.12

前号より一年越しの最新号「VOL.12」をお届けいたします。今回、serico先生によるポール・トーマス・アンダーソン監督作品へのオマージュ漫画『Have One on Me』がdhmoによる『ファントム・スレッド覚書』と連動して載っているのは弊批評誌初の試みでございます![目次]《「重症心身障害児(者)」と「芸術」の臨界点》堤拓哉《キラッとプリ☆チャンを信じろ》安倉儀たたた《夜明け》杉森大輔《壁の中の最後のダンス ドゥニ・ヴィルヌーヴ論》西田博至【連載:ラッパー宣言】第6回《無記名の川》安東三《『スパイダーマン:スパイダーバース』と“大いなる誤算”》山下望【連載:音と音楽と時間】第6回《『Never Too Late But Always Too Early.』》諸根陽介《ロンドンに雨は降らなかった。を、前提としたファントム・スレッド覚書》dhmo from TAP LAB《Have One on Me》serico《《メタスタシス》前夜 クセナキスの習作時代 (2) ル・コルビュジエ時代:難民からエンジニアへ》三上良太2019年5月6日発行版型:A5230ページ定価1.000円↓以下、執筆者よりのコメントです。 『アラザル』12号では「壁の中の最後のダンス」と題したドゥニ・ヴィルヌーヴ論を書いています。ちょうど20000字ぐらいの批評です。 ヴィルヌーヴの映画については、「優等生的」ってレッテルを貼れば済むと思ってるお気楽な論評が多すぎるので、彼が映画のなかで何をやっているのか、いちど、きちんと凝視してみようという試みです。 或る作家についての批評を書いたあとに、その作家の新作とか、見ることがかなわなかった作品に接することは、すごく怖い。めちゃくちゃ怖い。たった一本の作品で、じぶんが編んだ批評の組立がバラバラに破綻することもあるから。 で、ドキドキしながら十数分の短篇「Next Floor」を見ましたが、大丈夫でした。 ヴィルヌーヴの『ボーダーライン』とか『複製された男』とか『ブレードランナー2049』とか『メッセージ』とか『灼熱の魂』とか『プリズナーズ』とか『静かなる叫び』とか『渦』とか『Un 32 août sur terre』が好きなひとは、『アラザル』最新号を読んでください!(西田博至) 『アラザル』12号に「《メタスタシス》前史:ル・コルビュジエ時代:難民からエンジニアへ」を寄稿しました。パリに到着後、ル・コルビュジエの建築事務所で勤務した時代にクセナキスの関わった2つのユニテ・ダビタスィヨンについて詳述しています。 この時代、つまり1950年代のはじめ頃ですが、音楽家クセナキスにとっては未だ習作時代にあたります。楽壇デビューをしておらず、世間は音楽家としてのクセナキスを知りません。本人にとってさえ、その姿は漠然とした像にとどまり、数年後の未来を思い描くことはできなかったでしょう。 一方でその創造行為は、建築において徐々に形をなしつつあった。後にそれが音楽と統合します。 クセナキスは、自身にとって最初で最後の職場となったパリのセーヴル通り35番地の事務所で、ル・コルビュジエからのみならず、共に働いたボディアンスキ、ヴォジャンスキ、ラファーユらから、大きな刺激を受けました。それは師メシアンから受けたものに勝るとも劣らないはずです。 まるで多くの音楽家が、後年メシアンの伝説的な授業の様子を語るかのように、多くの建築家が、この時代のセーヴル通り35番地での「授業」の様子を語っています。その調子はどちらも「私の経験したあの出来事が、語る価値のないものであろうはずがない」といった熱を帯びています。 この時代、この場所で、クセナキスはどんな仕事をしたか。マルセイユ、ナント、ブリィ・アン・フォレに建立した3つの住居統一体、チャンディーガルの都市構想、エヴーのラ・トゥレット修道院、そして実現に至らなかったいくつかの計画。それらのどの部分で、いつ、どんなふうに仕事をしたのか。 欧米の文献には伝記や対談本などでいくつかの定番が存在するので、「クセナキスのル・コルビュジエ時代」についてある程度知ることができますが、それらはだいたいどれも概略の域を超えないものですので、全体像を知るために十分とは言えません。日本語で読めるものはまだないと思います。 『アラザル』12号では、その前半部分の詳細をできる限り統合した形で、詳らかにしたつもりです。 クセナキス、引いては二十世紀西洋音楽に興味のある方にも、コルの建築に興味のある方にも、一人のすさまじい生を駆け抜けたこの男の青年時代の葛藤と苦悩と自信と達成を、ぜひ追体験して頂きたいです。細かな伝記的記述に溢れていますが、読み物としても面白く書いたつもりです。宜しくお願いします。(三上良太) 私は前号に引き続き詩を寄稿しました。実はアラザルは批評誌なので作品ではなく批評文を載せるべき、と過去に内部で強く主張したことがあり、自分で作品然としたものを連続で寄稿することになり若干の後ろめたさがあるのですが、とはいえ批評性のない作品はない、と言うかどうしても入り込んでしまうものですし、アラザルに載せることを想定して書いているものではあるので、批評として読まれる可能性も--著者としては--残っていると信じています。(杉森大輔) この度、私が編集発行人を務めたハードコア・インディペンデント批評誌『アラザル』12号が刊行されました。 私が寄稿したのは、「重症心身障害児(者)」をモチーフにした芸術作品を通して、《普通ではない生き方》を肯定する批評文で、相模原障害者殺傷事件(植松聖)への応答文にもなっています。  私の批評文について、「結論に感動した」「よくまとまっていて面白く読めた」「細かく自分の言葉で描写できていて良かった」といった好評の一方、「伝えたいことがわかりにくい」「ノン・パンチャブルでつまらない」「結論が弱い」という悪評もいただいておりますが、ご高覧くださいますれば本望です。(堤拓哉)
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アラザル増刊《ARAZARADIO》2018年11月25日号

第二十七回文学フリマ東京にて頒布したフリーペーパーの電子版です。次号、12号の予告編となっております。■執筆者:堤拓哉/三上良太/安東三/西田博至/山本浩生/倉本陽介/諸根陽介/山下望
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【送料別】アラザル VOL.11

昨年末に復活を遂げた「アラザル vol.10」が好評だった勢いに後押しされたこともあり、前作からわずか半年のペースで「vol.11」の完成に辿り着くことができました。新メンバー&特別ゲストを加えた最新号です。スタイリッシュな表紙デザインと巻頭の現代詩は前号で即興演奏に関する連載が完結した杉森大輔が担当しました。「今回の詩は、音楽、即興、あるいは芸術ということについて考えた連載での理路を使って書かれています。ですので、テイストが大きく異なっていますが、これまでの連載を読んで頂いた方にこそ、特に今回の詩は読んでいただきたいと考えています。」(杉森ブログより)とのことです。《目次》・切り裂けよ、夜 −− 杉森大輔・墓場の進行形--蓮沼執太『〜ing』展について −− 伏見瞬・4×「障害者」リレー −− たくにゃん・大和(カリフォルニア)の言葉(音) −− 山下望・今日の自分はカワイイ −− たくにゃん・CM批評・《メタスタシス》前夜--クセナキスの習作時代 −− 三上良太・はじめに −− dhmo from TAP LAB2018年5月6日発行版型:B6104ページ定価500円※只今最新号とバックナンバーを合計して1500円以上だと送料が無料になる設定になっています。
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★再入荷★【送料別】アラザル VOL.10

たいへんお待たせいたしました。巻頭が佐藤亜紀さんの約40.000字ロング・インタビュー(「佐藤さんの文学のこれまでとこれからについて、最新作『スウィングしなけりゃ意味がない』の刊行直前に、とても貴重なお話をお訊きしてきました。」(西田博至:談) 、そのほか安東三の初小説『ビューティフル・ガール 原題:THE BODY』と佐々木敦さんの『作業計画 2018-2020』、「VOL.2」「VOL.3」に参加していた三上良太による8年ぶりの論文『クセナキスとレヴィナスを中心とした現代音楽小史』も載っているアラザル10号がおかげさまで刊行の運びとなりました。約3年ぶりの最新刊でございます。《目次》・「佐藤亜紀さんと珈琲を飲みながら」 −− インタビュア 西田博至 (装画 畑中宇惟)・芸術/音楽、そして世界と主体 3 即興の到来 −− 杉森大輔・ビューティフル・ガール 原題:THE BODY −− 安東三・【連載:音と音楽と時間】第5回『この日、あの時、その場所で。  ―フィールド・レコーディングをめぐって―』 −− 諸根陽介・小説家・保坂和志のサウンドスケープ 音/音楽の模倣=描写をめぐって −− 山下望・作業計画 2018−2020 −− 佐々木敦・クセナキスとレヴィナスを中心とした現代音楽小史: 『存在するとは別の仕方であるいは存在することの彼方へ』理解のための一助に −− 三上良太2017年11月23日発行版型:B6236ページ※只今最新号とバックナンバーとの組み合わせで2冊以上まとめて買うと送料が無料になる設定になっています。
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アラザル10号予告編 ~10人のメンバーによる10号記念〇〇ベスト10特集~

2016年5月1日に文学フリマ東京で配布した「アラザル」増刊号です。《目次》・杉森大輔の「ジャズ研出身者が選ぶ現代ヒップホップベスト10」・安東三の「コメディアンが出した曲ベスト10」・倉本陽介の「テン年代で押さえておきたいTVアニメベスト10(2016年3月時点)」・西田博至の「この推しメンがすごい!ベスト10 SKE48主演のミュージカル『AKB49』編」・近藤久志の「わたしを呪ったABC ベスト10」・山本浩生の「ベスト10じゃないけど最近行った展覧会とかの10の感想。」・高内祐志の「30才前半男性が春先に美味しかった山菜など。 ベスト10」・西中賢治(ex.アラザル)の「子役がたまらない映画ベスト10」・山下望の「ここ2週間でハマった韓国映画入門ベスト10」・諸根陽介の「犬にでも食わせておきたいEdition Wandelweiser Records 10選」
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【送料別】アラザル VOL.9

インディペンデント批評誌『アラザル』の最新号です。約2年越しにリニューアルを遂げた結果、300ページを越える増量批評になりました。※只今最新号とバックナンバーとの組み合わせで2冊以上まとめて買うと送料が無料になる設定になっています。《CONTENTS》【インタビュー】・ラッパーMOMENTインタビュー① 『#FightClubJP』まで聞き手:安東三・夏田昌和インタヴュ(第一回) 「長いこと私は歌を歌わずにやってきた、しかし……」訊き手・西田博至【論考】・【連載 音と音楽と時間】第4回『音を待ちながら-ケージとフェルドマン-』(後編)諸根陽介・“みんなで叶える物語”『ラブライブ!』について -拡張される「みんな」-倉本陽介(新人)・芸術/音楽、そして世界と主体2 音楽の零度杉森大輔・さぁみんなで窓から飛び降りよう!西中賢治・4RIVIVAL VER.0.33(o_d)・イースター -高見順の『いやな感じ』を読んで-2年B組 出席番号16 黒川直樹・非ざる「疵」/「補修」の非在山本浩生・徳利的な宇宙で安全に暮らすっていうこと もしくは、豊崎由美『まるでダメ男じゃん!――「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』について山下望・意図して寄り道はできるだろうか前田礼一郎【横断企画】●無茶ぶりお題で書かされる! ご指名コラム・「FUNKY KOTA」コラム/阪根正行・「チアリーダー」/西田博至・『何度目の青空か』MV考/(o_d)・『夏のFree & Easy』MV考/(o_d)●夏目漱石『明暗』を数珠つなぎ批評! リレー連載『私の明暗ところどころ主義』・第一回 西田博至・第二回 坂道千・第三回 畑中宇惟・第四回 諸根陽介・第五回 西中賢治・第六回 山本浩生・第七回 安東三・第八回 細間理美2014年11月24日発行判型:四六判302ページアポカリプスなう!感が漂う表紙は黒川直樹が、第1号ぶりにデザインを担当しています。気になるお値段は9号目記念!税込999円と、なっております!!!!!!!!!!
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【送料別】アラザル VOL.8

contents:■諸根陽介『音と音楽と時間・第3回 音を待ちながら―ケージとフェルドマン(前篇)』■阪根正行『書店員→工場員日記2012年・秋~戌井昭人の新作小説『ひっ』を読む~』■杉森大輔『芸術/音楽、そして世界と主体(1)』■山下望『書評 オラシオ・カステジャーノス・モヤ「無分別」』■dhmo『4 ReViVaL ver.0.27』■山本浩生『《村上隆》=《ニッポン現代美術》と、「日本現代美術」 「憑依」としての美術―0<序章>』クロスレビュー:●1. Moe and ghosts『幽霊たち』(安東三/DHMO/山下望/西中賢治)●2. 北野武『アウトレイジビヨンド』(西中賢治/安東三/山下望)2012年11月18日発行判型:四六判114ページ定価500円※【訂正】アラザルVOL.8の落丁部分につきまして 2012年11月18日に発行された「アラザル」Vol.8の046ページ、Moe and ghosts『幽霊たち』のクロスレビュー記事から「review 3.山下望」の記名が欠落しておりました。 たいへん遅ればせながらの報告となってしまい申し訳ありませんが、読者の皆様にお詫びして訂正いたします。
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【送料別】アラザル VOL.6

※只今最新号とバックナンバーとの組み合わせで2冊以上まとめて買うと送料が無料になる設定になっています。2011年11月3日発行判型:四六判154ページ↓アラザルVOL.6 INDEX↓阪根正行が書店員から工場員への変化に伴う心情の振幅を原稿の上に描いたと思えば、安東三がラップの原理論の下に残ったペンの跡から自身の筆圧を感じ取り、津田健太郎(新人)が無節操にも見える堤幸彦作品から一本の筋を摘出すれば、近藤久志が錯綜する時間のなかから颯爽と一人のタカラジェンヌを救い出す。その横で、山本浩生は紙にペンを走らせながら紙の上にペンを走らせることの業に迫り、杉森大輔はディスプレイ上のバグから出会いを出会うことを可能たらしめる世界に耳を澄ませ、細間理美は服と着るの間に横たわる似合うをじっと見つめる。そして山下望は未だ吟じられたことのない叙事詩を口のなかで呟いている。はっきり言って、今号は力作揃いです!また、今回は40000字対談が!! 『アラザル』同人であり美術家である山本浩生が、やはり美術家である土屋貴哉とガチ対談。その行き先はモダニズムの回帰ではなく、しかし純化であり…。「世界を変えられるなんて到底思えないふたりの対話」!! 乞うご期待!以下、サマリーでございます。●書店員→工場員日記(準備篇)阪根正行(…)書店を辞めて工場で働くようになった。そこでどうやって書き続けるかを考えると、やはり二束のわらじ生活は結構しんどい。例えば、小説家の磯崎憲一郎さんのように商社で働きながら作家活動を続けている人もいる。文学フリマに参加している大半の人がそうだろうし、よくよく考えたら書店にいても書店をやめても同じ話なのだけど、完全に分離した状態を並行して持続するのはやはり難しい(…)●ラッパー宣言 第三~四回安東三(…)日常生活における言葉は、発した音の減退とともに消え去っていくような極めて断片的なものである。だがここで仮に昨日交わした会話を思い出してみるとどうだろう。記憶のなかからその断片を拾い上げ、ひと連なりの自律した出来事として想起するとき、僕らはそこにひとつのフィクションを見ていることに気が付くのである。ここでいうフィクションとは、いわゆる事実と無関係の創作物を指すにとどまらず、現実とは異なった時間体系を持って再現される出来事全般のことである(…)●堤幸彦の特異性とその考察津田健太郎(…)みなさん堤幸彦という映画監督を知っていますか? 大学を中退後、専門学校にて映像を学び、バラエティー番組のADとして業界入り。秋本康と会社を設立して、ビデオクリップや映画を製作していたところで、ドラマ金田一少年の事件簿でヒットをとばし、テレビの仕事と映画の仕事をコンスタントにこなして今に至る。20世紀少年三部作では60億円という日本映画史上三位の予算規模の作品を作っていますし、アンダーグラウンドではなく非常にメジャーな監督と言えるでしょう。ここではこの作家の特異性について考察してみよう思います(…)●華月由舞はアーニー・パイルの夢を見るか近藤久志(…)あの日からちょうど10年が経ち、そして、あの日からはちょうど半年が経過したというその日。新宿ではあの日から半年にまつわるデモがあり、少なからぬ数の逮捕者が出て、それが不当逮捕だとしてインターネット上で騒がれていたその日はまた、我が同人、安東三に第一子が誕生したお目出度き日でもあったのだが、何を隠そう、わたしはその日、呑気なことに日比谷の東京宝塚劇場にいたことを白状しておく。ごめんなさい(…)●制作、を「なぞる」山本浩生(…)紙を、むぞうさに、くしゃくしゃに丸め、それを再び開くとあの綺麗だった紙が、しわくちゃになっている。そして、もう、元には戻らない。白紙の上に、一瞬にして境界線が描かれた瞬間である。しかしその境界線は、境界「線」と云うよりもありえないほどの複雑なかたちをしており、かぎりないほどの「自然」の様相を呈している。実に不思議なものだ。手で丸めるという、「人工的」な行為なのに(…)●管理/邂。逅杉森大輔(…)あるとき、僕は仕事でプログラムを書いていた。そして一通り区切りがついて、今書いたプログラムの動作を確認すると、画面上に「邂。逅」という文字が浮かび上がった。「邂。逅」? 僕はプログラムの中にそんな言葉を入力していない。しかも、真ん中にある「。」はなんなんだ。まったく想定していなかった言葉に襲われ、僕の視界にチカチカと火花が瞬いた。豆鉄砲をくらった鳩よろしく、思考が一瞬途切れる。もう一度ディスプレイに焦点があうと、改めてこの謎の言葉と向き合い、小さく笑う。そして「なんだこれ」と呟いた。ちょっとむずかしくて、口語では滅多に使わないこの「邂逅」という言葉。そこに足をもつれさせる小石のように転がる句点。脱臼させられた厳めしさのような、ちょっとシュールな光景(…)●服を着ること、身体とスタイル細間理美(…)服が似合うことは難しい。人には、服が似合う人と、そうでない人がいる。人には、服に勝ってしまう人と、そうでない人がいる。着ている服自身がどんな価値を持っていようと、それを身につけた人間次第で、服の存在価値、見え方は変わってしまう(…)●0点論、あるいは《学園界》の緊急避難経路 第一回山下望「極秘裏に進行中」
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【送料別】アラザル VOL.5

※只今最新号とバックナンバーとの組み合わせで2冊以上まとめて買うと送料が無料になる設定になっています。2011年6月11日発行判型:四六判154ページ↓アラザルVOL.5 INDEX↓●阪根正行:五月の15日間 きみとぼくとビンラディン(…)「もしかしてウチらがラブホですごいペースでやりまくってるあいだに戦争がはじまって、しかも終わっちゃったの? みたいなね。ラブ&ピースじゃなくてセックス&ウォー? みたいなね。なんか俺言ってることよく分かんないね。でも、もしそういうことを思えたらさ、なんというか、歴史とリンクしてるじゃんウチら、みたいなさ。死ぬ前に思い出す可能性の相当高い思い出になるんじゃないの? みたいに思ったんだよね。そう思わない?」(岡田利規『三月の5日間』より)(…)●高内祐志:『地底人伝説』紹介文(…)『中学生日記』で二〇〇三年五月十日から四週連続で放送された「地底人伝説」シリーズは、一話目三話目を鈴木卓爾、二話目四話目を唯野未歩子が脚本を担当し、演出は全話を淋代壮樹が担当した。 現在この作品を見ることは非常に困難な状況にあり、このまま忘れ去られてしまうことはあまりにも寂しいと感じたことが、この紹介文をしたためた動機である。(…)●杉森大輔:喪中のワルプルギス(…)それは得体の知れない幽霊たちが一斉に広がり、不安の振幅を共振によって増幅させながら伝播していく、不可視の津波であるだろう。そしてそれはメディアにのって広まった幽霊たちの夜の祭りである。(…)●西田博至:一柳慧のいる透視図 ――ニッポンの批評へ (連載第4回)(…)中学生の寺山修司が、本州の果てまで巡業へやってきた江利チエミ——江利は寺山よりふたつ年下である——が唄う、アメリカのジャズのカヴァーである《家へおいでよ!》を聴いていたとき、寺山の母は彼を親戚へ預けて、遠く九州のアメリカ軍のベースキャンプへ出稼ぎに行っていた。警官だった寺山の父は修司が五歳のとき、召集されて出征し、大東亜戦争が終結したあとの昭和二〇年九月三日、インドネシアのセレベス島で故郷の土を踏むことなく病没していて、このときは既にない。のちに寺山の詠んだ歌、「すでに亡き父への葉書一枚もち冬田を超えて来し郵便夫」。 ジャズの国に敗れて占領された日本の混乱を、まさに、「わたしのおうち」と「音楽」の間で、サヴァイヴしていた子供たちは、江利チエミや寺山修司だけではない。東京の「焼け跡」のただなかにいた、一柳慧や江藤淳も同じだった。(…)●山本浩生:プラナリアのさかいめ(…)ソメイヨシノが咲きはじめるころ、同時に辛夷や木蓮も咲き、ずっとモノトーンだった樹々の繊細な線の集合体が、ほんのりあかみがかってくる。よく目を凝らしてみ るともう薄く、レモンイエローに少しだけ緑を混ぜた、まだ黄緑とも云えぬ淡いもやっとした色合いも出てきている。冬なのに、春なのであって、死んでいるようにみ えるのにやはり確実に生きていたのだ、と云うことが、非常に微かな色合いを持って、併し勁く靱やかに、そして確実に見えてくるのがこの季節である。まだ寒さから守るために家の中に入れてある熱帯植物たちも・・・・・・・(…)●山下望:『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』と『その街のこども』(…)これからレビューしようとするのは、過去に共通の傷を持った男と女、あるいは少年少女が出会うことによって、その現在の二人のあいだでそれぞれに見える「過去と未来」に何が起きるのか、を対照的な方法で描いた映画、ということになる。(…)●安東三:ラッパー宣言 第二回(…)なぜ自分の中にこのような記憶があるのかわからない。そんなに長い間外部と接触を断っていた時期がある筈がないのだが、中学生か高校生の頃、あるいは大学に入る直前の頃、僕にはなぜだか来る日も来る日もテレビだけを見続けていた記憶がある。チャンネルを変えてもつまらなくて、しかしそれでもテレビを消して他のことをする気にもならず、消してはみたものの次の瞬間にはまた点けているといった具合に、延々と通販番組や料理番組まで眺めていた。外は常に曇天で、暑いのか寒いのかわからない。自室にテレビなどないから居間との間を行き来していたはずなのだが、しかし朝起きて居間のある一階まで降りる、テレビを消して二階の自室にあがるといった記憶はなく、一日の始まりから終わりまで、あるいは終わりや始まりといった感覚すら薄れていくなかで、かろうじてテレビの番組だけが朝か夕かを知らせている。(…)
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【送料別】アラザル VOL.4

※只今最新号とバックナンバーとの組み合わせで2冊以上まとめて買うと送料が無料になる設定になっています。2010年5月23日発行今回は全6色のカラーページに分かれた封筒入り特殊パッケージになっています。↓アラザルVOL.4 INDEX↓【論考A 水色】赤シャツをいかにして更生させるのか阪根正行review雨宮庸介『わたしたち《2010年3月19日〜2010年7月4日》』畑中宇惟「へだたり」だけが生き延びる近藤久志【論考B 紫色】とある小説の修辞について——書き手はいかに修辞に溺れるか高内裕志/dhmo【連載:音と音楽と時間】第1回『(minimal)nmusic-ミニマルのn乗・音楽-』(前篇)諸根陽介身辺雑記の意味坂道干ラッパー宣言(第一回)安東三【論考C 橙色】一柳慧のいる透視図——ニッポンの批評へ(連載第3回)西田博至相撲回想録山本浩生【企画A 緑色】A Music From INDONESIA〜ダンスミュージック最後の秘境=ファンキーコタ語り手/高野政所コラボ批評「池袋」山本浩生×高内裕志【企画B 桃色】ガツンときた批評文を紹介しよう「批評パンチライン」女性ファッション雑誌チャート/女性ファッション誌批評arazaru 女子会(細野そほ・畑中宇惟・西中賢治)【企画C 黄色】WCIT!!〜We Call It Techno!! ダンスミュージック座談会高内ノック!!!!〜『日本語ラップはキラッされたか?』〜山下望
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【送料別】アラザル VOL.3

※只今最新号とバックナンバーとの組み合わせで2冊以上まとめて買うと送料が無料になる設定になっています。2009年12月6日発行判型:四六判440ページ↓アラザル VOL.3 INDEX↓[企画]★一柳慧インタビューわが国の現代音楽の最重要人物である一柳慧氏の歩みとその音楽の思想を、六時間の43,000字強の超ロング・インタビューで辿る。これは戦後日本音楽史をひも解く貴重な証言であるばかりでなく、戦後のカルチャー史を検証するための第一級の資料となるはず。★佐々木敦インタビュー恒例の“SA”インタビュー。今回は、『ニッポンの思想』が読書界に与えたさまざまな影響や、著者へと寄せられた批判&意見についての応答を根掘り葉掘りうかがいつつ、2010年刊行予定の『未知との遭遇』へ至る思考、そしてオルタナティブな批評のあり方などなど、広範にインタビューしました。正直、かーなりぶっちゃけた内容となっているので、これが世に出ると思うとDoKiDoKiが止まりませんっ☆★分解批評~映画『サマーウォーズ』/舞台『生きてるものはいないのか』『生きてるものか』アラザル発の全員参加型批評企画。ゲーム的批評方法とでも言いましょうか、内容はぜひお手にとってお確かめください! なお、この企画の出張版が、12月発売予定の第二期『エクス・ポ』にも掲載されます。★スカイプdeディベート批評1つのテーマに沿って批判・肯定派が論戦する「ディベート」ってありますよね。あれをスカイプ上でやりました。テーマはソフィア・コッポラから三島由紀夫や性愛問題まで、相変わらずカオスです☆★NRK~日本語ラップ研究所およそB-BOYとはかけ離れたサブカルっ子風情にも関わらず、実は日本語ヒップホップ通の多いアラザル男子たち。そんな彼らがメガネをマイクに持ち替えてハスリング! YO! いとうせいこうから最新のアンダーグラウンド・ヒップホップまで、オールナイトで語りつくしたドキュメント。いま、文科系男子がストリートと鮮やかに交差する…!![論考11本]●板東詩おり「起筆と意味」アラザル初登場・板東の文は、まっさらな新雪を繊細かつ慎重に一歩一歩踏みしめていくような感触だ。あくまでものごとに対して新鮮・鋭敏な感覚でひとつひとつしっくりするまで味わいこんでいるのだ。その緻密な感覚で描写された華雪の「書」やタブッキの小説などが現前するさまは、まさに驚異というしかない。彼女のデザイン的美意識、そして「字」に対する徹底したこだわりというものが遺憾なく発揮されている、まさにアラザルの巻頭を飾るに相応しい視覚的新感覚クリティーク!!●山下望「彼岸過ぎまでのラップ SEEDAのヘルズ・キッチンと、天国の門」ある意味最もアラザル的な、そして最も異端児でもある山下望が、またも奇想天外な組み合わせで送り出す大胆な説による「トンデモヒップホップ批評」!?「反復」するポテンシャルとは??日本語ラップの異端児・SEEDAの新感覚と明治の黒船到来を繋ぎ合わせようという、その強引なまでの論評はいつものとおり賛否両論の嵐になりそうだが、自分で創ってしまった限りなく困難な課題を珍しくマジメに(?)正面から受け止めて論じ切ったのにはビックリだ。山下の野生のひらめきと、日本近代文学のクリティークがリミックスされた、限りなくカオスで真っ黒な正統的異色評論。●dhmo「☆★☆may fXXkin’ fXXkin’ fXXkin’ die☆★☆」これを批評じゃなくてなんといおう!柳原可奈子も真っ青の女子高生の会話かぁ、などとタカをくくっちゃあいけない。ひたすら続く「終わりなき日常」のまったりなんてするはずもない暴走会話がリピートし、カットアップされ、地獄のような朝の教室風景がひたすら高速度なまま抉り出される。いやおうなしに畳み掛けられる取り留めのない会話は、人間存在を限りなく無化し、あたかもポップコーンかキャンベルスープ缶のようにしちゃうんだ。もう一度云おう、これはれっきとしたスキゾな脱構築POP批評なんですよ。●畑中宇惟「『放浪記』を語る前に考えること」 畑中宇惟の視点は、単刀直入に鋭く切り込んでくる。今回の論評でも、「作品」という事についての根源的な問いを、いやおうなしに突き付ける。林芙美子の名が売れる以前の私的な日記を赤裸々にそのまま出版したような『放浪記』、そして実は意識的に絵を「仕事」として描いていた節がある山下清。一見対極だが、畑中は彼らの共通性として「作者の私性が作品の評価の邪魔をしている」と見抜く。これは、ロラン・バルトが云うような、「作者の死」で片付けられてしまうものなのか。それとも・・・もっと「先」が読みたくなる文だ。●杉森大輔「大友良英、その演奏と聴取の諸相」杉森大輔が贈る、知的に洗練された定評ある正統派クリティーク、第三弾!!今回論じるのは、限りなく多角的な音楽的実験を試みることによって厖大な音楽的地平を切り拓き続けている大友良英。その足跡と可能性の中心を探っていくことで見えてくるものは?その問いは、「我々を取り囲んでいる世界は無限に豊かで多様である。その世界と、私たちそれぞれが、いかにして出会うことができるのか。」という根本問題まで掘り下げられてゆく。杉森の文体自体は流麗だが、現されているものは実にエキセントリックなものだ。●山本浩生「独白in批評 ~『1Q84』≠鴻池神話・<種明かし>からの省察~」山本浩生は語る。そして、語るとは総て、語りなおしのことである。山本は、村上春樹の『1Q84』と鴻池朋子を語りなおす。しかし、語りなおすとは、既存の語りをなぞってゆくということではない。語りなおしで最初の語りは変容を被り、その変容は語りなおされつつある語りへと還流し、その語りを不断に顛倒させ、迷宮に誘い込み、酒瓶さえ空っぽにしてしまう。しかし、それでも山本は巨石に追われるインディ・ジョーンズの如く語りを語りなおし続ける。追跡と迷走の果てに立ち上がってくる、『1Q84』と現代日本美術を結ぶ、「システム」とは、「がっかり」とは、何か!?●細間理美「装いについてのノート」本来は裸でいいものを、衣服を着るということはどういうことか?という問いに始まり、ストリートスナップのブログモデル、そして役者・上野樹里を論じ、最後には犬童一心『メゾン・ド・ヒミコ』で、ゲイの青年に扮すオダギリ ジョーまでを語る。衣服に支配され、衣服を凌駕し、雰囲気を身体がのみこむ。「まとう」ということは衣装だけではなく、「なにか別の人間」をまとうこともあり、「雰囲気」をもまとう。細間の文体は、うまれたばかりの赤ん坊の肌のようなきめこまかい「ひらがな」のまろやかな魅力を存分にまとっているのだった。●西田博至「一柳慧のいる透視図 --ニッポンの批評へ」(連載第2回)アラザル西の巨星・西田博至の宇宙的グランドオペラ批評連載・第二回目!!実は今回の文章、まだまだ広大な西田・一柳新歴史観構築のための序章に過ぎぬのだが、既に、エベレストを突き抜ける程の圧倒的な大伽藍批評の片鱗が見え始めて居る。今回西田は、一柳慧と云う人物と繫がる巨大な歴史の源流を今一度探る可く、東京に降り立つた。そして彼は、「こんなにも」孤独な淋しさを湛えた、或る歴史的建造物の前に立ち尽くす。嗚呼、此れがほんとうの「廃墟」と云われるものなのだらうか・・・彼の源流を探る旅は、本格的に幕を開けた!!●阪根正行「現代小説解読講義:柴崎友香『その街の今は』」アラザルに鮮烈なインパクトで入団した阪根正行、渾身の第一作!!いやしかし、新人離れした明晰かつ爽やかな講義は見事です。柴崎の小説を基に「昔と今」「戦前と戦後」などという既成事実の対立事項を徹底的に再検証。さらには、柴崎が専攻していた地理学を鑑み、<場>についての考察。柴崎の文だけでなく、今和次郎、オギュスタン・ベルク、夏目漱石、果てはプラトンまで縦横無尽に援用し分析する。究めつけは超豪華なメンバーによる豊富な写真図版で、いっそうの説得力と重みを加えている。これは一本とられました!阪根、新人王か??●西中賢治「我々の密室犯罪における一つまたは二つの考察」深夜、真っ暗闇の中、既に放送が終わってしまったテレビを付けていると、突然その光に呑みこまれて窒息してしまいそうな感覚がある。そこには何も映っていないのに光っている/「目的や意味からますます遊離して不気味に歪む」それは、日々人間を馴化させ、空虚に翻弄させ、虚構の妄想とイメージに現実を凌駕させている、その本体だ。泉太郎の作品は「それ」を宙吊りにし、暴き出し続ける。西中賢治は、日々の激務の果て、或る意味現実より虚構に生きる自分を発見し、泉の作品に救いを求めたのか。モダンの灰燼からネオモダニズムの蠢きが、一筋の光明がみえたのか。●黒川直樹「閨房の手ぐし~杉浦日向子の百物語をよむ~」妖気漂う雰囲気を纏ったアラザルきっての長髪・黒川直樹がおどろおどろしく、執拗に、ゲリラ的に、断片的に、アラユル方向から、杉浦日向子を模索し、杉浦日向子と対峙し、杉浦日向子と格闘しながら、いや、百物語と格闘しながら、じぶんで百物語を紡ぎ、ほんとうに百まで語った、と思いきや、百物語は九十九話であり、残り一話はどうしたことか欠けており、黒川の百物語を読めば其の答えが書いてあるのかも知れず、やたらと興味をそそられる文章であり、妖気漂う黒川が妖気を相手にした百物語と対峙した、黒川の、百物語、日向子の。
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【送料別】アラザル VOL.2

2009年5月10日発行判型:四六判405ページ↓アラザル VOL.2 INDEX↓[企画]円城塔インタビュー  『書く機械、かく語りき』大谷能生インタビュー 『THIS MAN IS BEBOP』陣野俊史インタビュー 日本の批評家を訪ねて 第一回佐々木敦インタビュー 『佐々木家の日常 家族会議』Skype批評特別企画  『アラザルは何をするのか?』[批評]近藤久志  『われらが歌う時』まで杉森大輔  おととことばのあわいに高内祐志  この批評に◆◆あるいは△△といった類いのタイトルをつける気はない、あるいはこの文章は批評ではない安東三   童貞論黒川直樹  シー2ラック&20081228 ―― 大橋可也&ダンサーズ「帝国、エアリアル」に諸根陽介  21Fの窓から飛び降りる準備はできていた西田博至  一柳慧のいる透視図――ニッポンの批評へ(連載第1回)西中賢治  鬼頭健吾、最前山本浩生  呑評・2009 「二酔人ぐだぐだ対談」山下望   33,333字、後‥‥。〝武梨えりへの手紙〟を、3回書き直す。――かんなぎ・相対性理論・霊感少女ヒドミ――畑中宇惟  動かないものを動かす、動くものを動かさない三上良太  ぼくの佐々木さん
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