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CHILLNNモクモク改善日記 vol.4

こんにちは!CHILLNNの藤井です。今日のテーマはズバリ、
          ホストサイドについて大解剖!
(CHILLNNに登録してくださった方々しか触れることはない設定画面のこと)

このテーマはこの日記を始めてからこのテーマで書きたいな〜、いや書くべきだよな〜、早く書かなくちゃな〜と思い続けていたテーマなんです。

なんでそんなこと思っていたのかというと、CHILLNNを開発するにあたって、キュレーションページの作成やわかりやすい予約のフロー、みていて楽しいデザイン等々...ゲストの皆様の目に触れていただけるようなページの作成にもちろん最大限の知恵と時間を使って開発してきました。が、実はこれらのゲストサイド側のページ作成をするよりも前から今までホストサイドの作成には何倍もの時間を費やしてきていたんです。

ホストサイドの設計って実は考えるべきことってめちゃくちゃ多くて、もうそれは改善の日々でした。そこで今回はどんな試行錯誤を経て今のCHILLNNのホストサイドが出来上がったのかについて解剖していこうと思います〜。

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わかりやすく、何でも実現できるものを作ろう

まず、ホテルの宿泊をする時ってどんな要素が必要なんだっけ?というところから考え始めました。今パッと思いつくだけでも宿泊価格の設定、お部屋の登録、プランの作成、オプションの作成、ホテルポリシーの作成、予約者の管理、在庫管理、決済方法の決定、サイトコントローラーとの連携、アメニティの登録、、、ざっと考えただけでもこんなにあって、これらを羅列したらもうそれは地獄です。でも机上で考えていただけではとても網羅できなくて、現場の方にヒアリングしたら想定の倍以上ありました笑

そこでホテル運営者が上記のような要素をそれぞれどのように扱っているのか徹底的にリサーチし、それを元にこれらの要素をカテゴライズ。

RESERVATION → 宿泊予約者情報
EC SALES → 宿泊予約ではない購入に関するお客様情報(ex.未来の宿泊券)
STOCK → 在庫情報
ITEMS → 商品情報
DISCOUNT → クーポン券等、商品に紐付いて使用されるもの
SETTINGS → 基本設定(決済情報の登録等)

以上のように分類しました。そして、実際に現場でよく使われるカテゴリーをヒアリングし、それに基づいて上から並べ、アクセスしやすいようにする。さらにこれらの各カテゴリーには何が入るべきなのか議論。
例えば今のITEMSの中にはHOTELという枠があり、ホテル紹介を書くことができます。ホテルの名前だったりはそう変わることがない項目です。だからSETTINNGSに入れて基本設定として扱う方がベターかもしれないという意見もありました。しかし、素敵なホテルというものはその存在自体が商品としての魅力になり得ているとchillnnでは考えています。つまり、素敵なホテルというのは旅の目的地として十分な魅力を持つと考えています。(詳しくはこちらを読んでいただけるとわかりやすいかもしれません→”素敵なホテルに共通する3つのこと”)
そのような思想に基づいた時、ホテルというのはその存在自体が魅力を持ち、1つの商品として扱うべきなのではないかということになりました。

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プランの設計は最も難しかったところの1つでした。というのも、プランというもの自体に各施設によって捉え方にばらつきがありました。例えば5泊以上の連泊から受け付けているものや日帰りプラン、朝夕食がついたものや、リフト券がついたものがあり、プランは何を基準(前者は滞在日数、後者はコンテンツ)に設定しているのかは現場の方にヒアリングしてみると多種多様であることがわかりました。
これらの多様性に応えるにはかなり多くの要素を羅列することになってしまい、最初はとても使いにくい設計になってしまいました。そこで、ここでも上記に挙げたように現場の方にヒアリングを繰り返し、カテゴライズ。

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プラン作成にあたって必須な項目は表層にだし、オリジナルプランを作るために必要となる項目はどこに何があるかわかりやすいようにカテゴライズして1つ階層を下げました。

このような作業を各カテゴリーで繰り返し続けて今のchillnnになっています。ただ、今のCHILLNNがベストな状態だとは思っておりません。是非是非改善ポイントありましたら声を上げていただけると嬉しいです!ホストサイドができるまでの過程を覗き見ることできましたでしょうか?😁

おわりに

つい先日、chillnnへの加盟数が開始1カ月で200施設を突破いたしました。これほど多くの素敵な施設にご利用していただき嬉しい限りです。誠にありがとうございます。これからもchillnnをより良いものへと改善を続けていくのでよろしくお願いしますー!


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