FIREする奴はクソである 〜DJ式FIRE論〜
コロナ禍でやることがなくなり投資に目覚めた人も多いはずだ。何を隠そう、ワタクシもその1人だ。資産形成なんて考えたこともなかったし、株なんて全く興味がなかった。しかしコロナ禍で暇すぎてYouTubeやらTwitterやらを見ていたら株式投資に、そしてすぐにFIREという概念に出会った。
FIREの定義なんて今更ここで書くようなものではないだろう。要は一定の資産を築いて経済的に自由になった状態のことを指す。よく言われるのが、自身の1年間の支出額の25年分の純資産があれば、比較的安全と言われる年利4%程度で回すことで死ぬまで働かなくても金には困らない、ということ。
投資家にとっては当たり前の話だが、金利とリスクは逆相関する。100万円を1年で1億円にするにはかなりのリスクを伴う。だから他人の成功話を聞いた時にはその結果ばかりに目をやるのはナンセンスである。
さてワイは今総資産で2億程度はあるので、年間の支出をある程度抑えればいつでもFIREできる状態、である。
しかし。
ワイは絶対にFIREなんてしない。
個人的にはFIREする奴はクソだと思っている。
以下にその理由を4つ、書いていこう。
①一旦FIREすると能力が落ちて元には戻れない
→特に技術屋の場合はそうだろう。ワイも外科医の端くれだ。週末に3日くらいメスを持たないだけでやはり週明け最初の手術は新鮮な気持ちになる。整形外科で例えるならば、研修医が最初に習うような大腿骨の髄内釘の手術。手慣れた外科医なら10分かからないのだが、これを医師歴20年近いベテランに久しぶりにやらせるとまぁ、、目も当てられない、、、
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