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直るじゃなくて、治るでしょ!

今日、患者さんから話を振られてこんなお答えをしましたよ!みたいな話ですね。

治るという概念についての誤解
治るっていうことの考え方について正しい認識を持ってらっしゃる方の言い分は、ちょっとでも良くなりゃいいと思ってきてるんですっていうことなんですけど。

健全じゃないというか、人間の体ってそうはならないよね!っていう考え方 で来る方が時々いらっしゃって。

こういう方の対応には非常に困っちゃうんです。

「なおる」っていう日本語の罪な言葉をちょっと勘違いしている。
まあ勘違いというよりも字が違うんだよねっていう話なんです。

治るという言葉の意味についての説明
私らが仕事上「なおる」って言ってるのは「治る」でいわゆる治療の治るです。

ところが困った人たちってどういう考えているかというと「直る」っていう直線の直の字。

罪なとこは、2つとも読みが同じなので。

「なおりますか?」って聞かれたりもするんですけど、治るかどうかはあなた次第なんですよ。実は。

どういうことかというと、機械なんかって昔の電気屋さんだったら電気製品は半田付けして直してましたよ。

今時の電気屋さんだと、イカれたパーツを交換して直して ましたよ。

リペアっていう言葉がありますよね。 パーツ交換で直したようなやつね。

ところが人間って、ほとんどパーツ交換が効かないんですよね。

例えばパーツ交換よくするのは歯医者さんなんか。

パーツ交換してるんだけど。

例えばそこに差し歯する場合は金具、インプラントする場合は、骨に穴を開けてボルトを突っ込んで、それを土台にするわけです。

とはいえ、骨と結合するまで土台になりません。

たとえ人工物を入れたとしても、それが定着しないとなおったことにならないわけです。

定着する力って何かっていうと、人間の自然治癒力なんです。

治りは自己治癒力に依存していることの説明
医者さんを含めた、医療従事者が手を下していることっていうのは、きっかけを作ってちょっと介入しているだけ。

本当の治る力って、自分自身の力なんですよね。

いい感じの介入をしているだけなんです。

自分の力で治ってるんです。治るかどうかはあなた次第なんですよ。

その人の自然治癒力次第。

死にそうな人に何やったって死にますよ。それは生きる力がないんだから。

生きる力があって、治る力があるから適切な介入をしたら治る。

この治るの概念が治るなんですね。

だから間違っても直の字の治るを想像して、医療機関にかからないでほしいと。

それはあなたの大いなる勘違いですから。

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00:51 治るという概念についての誤解
01:56 治るという言葉の意味についての説明
05:19 治りは自己治癒力に依存している


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