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トップDJ達によって先行してプレイされてきたIDトラック達。Melodic系話題作。今週のレコメン 2022/04/30

今週はトップDJ達が先行プレイしていたIDトラック(その時点で未発表の新曲)からその後リリースされた話題のMelodic House / Progressive Houseを紹介しています。

日本でもパーティーシーズンが到来しているのでこの辺りの音と曲で皆と盛り上がれたら嬉しいですね!


Joseph Ray - Changing Lanes [Anjunadeep]

UKの大人気レーベルAnjunadeepからの新曲でレーベル伝統のコンピレーション"Anjunadeep 13"にも収録されていた"Changing Lanes"がいよいよ発売されました。

手掛けたのはBass MusicシーンのメジャーアーティストNeroのプロデューサーとしても知られるJoseph Ray。本名名義ではDeep / Melodic系の曲を多発表しており、2021年にトライバル系バンドLakou Mizikと共同制作したアルバムも大きな話題となりましたね。

特にOgou (Pran Ka Mwen)の16BL Remixが最高!

疾走感のあるベース、シリアスな雰囲気を演出するシンセパッド、新曲"Changing Lanesは"暗闇に光が差し込んでくるような神々しい展開が魅力。Pryda(Eric Prydz)やCristophあたりのサウンドが好きな方であれば絶対気に入ると思います。

筆者自身も2021年に視聴したDJセットでベストの一つだったと感じるJody James Grant & WisternoffのAnjunadeep Open Air London 2021で先行プレイされていました。ちょうど陽が落ちる展開でプレイされていましたが、サンセットやサンライズのタイミングにも活きてくるサウンド。

個人的にも昨年のOgou (Pran Ka Mwen)に引き続いて今年のベストトラック候補ですね、これは。


Aubrey Fry - The Loop
(The Extra Vaganza AF Mix) [Bedrock]

John Digweedが運営するProgressive系のパイオニア的存在Becrockから2021年に"Dystopia EP"でデビューしたAubrey Fryが新曲 "The Loop"を同じくBedrockからリリースしました。

Auberey Fryは15年以上もダンスミュージックシーンを離れた後、パンデミックの際に楽曲制作に着手し、そのデビュー作がBedrockによってサインされたというベテランでありながら大型新人異例のキャリアの持ち主。

昨年発表された"Dystopia EP"も1990年代のフィーリングを感じせる内容でしたが、今回の"The Loop"はオリジナルが当時のOrbital辺りを思い起させる幸福感に満ちたエレクトロニカ ~ チルアウト系のサウンド。

フロアユーズなクラブミックスともいえる"The Extra Vaganza AF Mix"は90年代中期頃のEpic HouseやProgressive House, 当時のTranceシーンの作品群から構想を得たであろう懐かしさがとても魅力的。

パーティーの終盤に聴きたい1曲ですね。

John Digweed自身、この今日のデモが贈られてきた時点で即サインしたそうで、"one of my biggest secret ID’s for the last few months"とも大絶賛していますね。


Vintage Culture - Amanhã [Cercles]

Tech House / Melodic Houseシーンの超人気アーティストVintage Cultureが野外のとんでもない場所でDJ動画を撮影するシリーズで世界的な人気を誇るCerclesとついにコラボレーション!

リオデジャネイロのMuseu do Amanhã (明日博物館)で撮影されたパーティー動画の為に制作し、パーティーと連動したレーベルCerclesからリリースされた"Amanhã"

ダークで重厚感のあるビートとテッキーなサウンドは完全に大箱や野外仕様の1曲で初めて聴いた人でもめちゃくちゃ盛り上がれるでしょうね。テックハウス寄りで以前のJerome Isma-Ae系の音を探している人にはドストライクだと思います!

ブラジルMuseu do AmanhãでのCercleの収録。
すっかり日常を取り戻しているようでリゾート感が最高ですね!


お知らせ

私達が運営しているHousetribe DeepからMelodic House系の新曲 "Lie Down EP"がBeatport先行で昨日リリースされました。

Siguiente Technologiaは福岡を拠点とするEsakiとShoによるIndie Dance、Melodic サウンドのユニットで、今回のEPではエモーショナルで美しいMelodic系の2曲"Lie Down"と"Nonsense"を収録した内容となっています。

詳しくはこちらの記事も是非チェックしてみてください。

また来週5月2日には福岡のクラブKiethfluckの1Fにてリリーススペシャルのパーティーも開催します。

Siguiente Technologiaのお2人は勿論、福岡のパーティーで一緒しているDeep ~ Progressive系のDJ達も集合。

2FはHousetribeのパーティーが行われ、両フロア共にハウス系という福岡ハウスの祭典となっています。博多どんたくの前夜祭的に踊りにきてくれたらうれしいですよ!

エントランスでDJの名前を言ってもらえばディスカウントも適用されるので是非ご活用ください。


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