WHOOPTY / CJ

今週のBillboard Hot 100にて、97位にランクインしたNew Shit、 WHOOPTY / CJ

毎週日曜更新中の、USのホットな新譜に焦点を当てている小生のSpotifyプレイリスト「Mo' Bounce」でも、先週からリスト入りしています。

楽曲を聞いてもらえれば分かる通り、"WHOOPTY" はゴリゴリのDrillサウンド。そこで今回は、この注目すべきNew Drillの背景に迫っていきたいと思います。

まず "WHOOPTY" を歌うCJは、New YorkのStaten Island出身。1997年生まれの23歳で、本名はChristopher Daniel Soriano。プエルトリカンのラッパーです。

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キャリアスタートは2017年。 "On Me" という曲でデビューを飾りました。

翌年には6ix9ineをFeatした "POP" をリリース。これがスマッシュヒットとなり、アンダーグラウンドでその名を広めていきます。

そんな折、今年の7月に "WHOOPTY" がリリースされました。

リリース当初はそこまで注目を集めていなかったWHOOPTYですが、この曲がTikTok上で使われるや否やたちまちバズを起こし、その流れから今のバイラルヒットへと繋がりました。

@shelovesdarrion

reverse woo 😤🔥 hit the + for me #fyp

♬ Whoopty - CJ

冒頭でも書いた通り、今週のBillboard Hot 100にて97位にランクイン。Spotifyのプレイリストでバイラルヒットを特集している「Internet People」や、USのバイラルチャートにもリスト入りし、現在高い注目を集めています。

ちなみにタイトルの「WHOOPTY」とは、CJが所属するギャングBrims AKA Hats(Bloods傘下)の挨拶を指しているようで、「Soo Woo!(よーワッサ!的な)」みたいな感じで使われるんだとか。


そしてこの楽曲を手掛けたプロデューサーは、地中海東部にあるキプロス共和国(トルコ領)出身のPxcoyo。

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弱冠20歳の若手プロデューサー。2019年頃からYouTube上にTrapのタイプビートをアップし始め、最近はDrillタイプビートに特に力を入れているようです。

今でもフリーでダウンロードできるタイプビートがあるので、Pxcoyoが有名になってしまう前にチェックしときましょう。


ちなみに今日からDJ2連チャンなので、早速WHOOPTYを現場投下したいと思います!


DJ MoB

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Instagram https://www.instagram.com/djmob_tyoblue/

Brooklyn Drill Mixtape -Mixky The Moo- on Mixcloud



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