【クロロvsヒソカ】共闘説って何?5つの根拠で徹底解説!
こんにちは、かずのこ(@djkazunoko)です。
今回はハンターハンター34巻の「クロロ vs ヒソカ」における、「共闘説」について解説していきます。
「共闘説」といえば、「クロロ vs ヒソカ」での大きな謎の1つですよね。
僕がこの戦いを初めて読んだ時に思ったのが、「え、どこが共闘?」でした。
ただでさえこの戦いは理解するのが難しいのに、さらに「共闘説」なんて言われても、普通に読んだだけじゃ全く分かりませんでした。
そこで今回は、納得のいく5つの根拠を紹介しながら「共闘説」を徹底解説していきます!
共闘説の解説の前に、「そもそもこの闘いって一体何が起きているの?」という方はこちらの記事をどうぞ。
共闘説とは
そもそも「共闘説」って何なの?
まずはそこから説明していきます。
「共闘説」とは簡単に言うと、「クロロが他の団員と共闘してヒソカを倒したんじゃないか」という説です。
そもそもこの「クロロ vs ヒソカ」は、ヒソカの熱烈なラブコールによって実現したものです。
本来であればヨークシンシティで実現するはずでしたが、クロロが念能力を使えなかったのでその時はお預けに。
その後クロロが自身の除念をヒソカに依頼。
G.I.編を経て無事クロロを除念します。
その除念の報酬がまさに今回の「クロロ vs ヒソカ」です。
もちろんヒソカが望むのは決闘(タイマン)です。
この前提からも、この戦いはクロロとヒソカの1対1の決闘にしか見えません。
しかし!
誰かわからないですけどここで「共闘説」を提唱した人がいて、実はこの戦いは「クロロとヒソカの1対1ではなく、クロロ側に幻影旅団のメンバーであるシャルナーク・コルトピ・マチを加えた、4対1だったのではないか?」という説が浮上しました。
この「共闘説」、最初聞いたときは何それって感じだったんですけど、裏付ける根拠がなかなかそれっぽくて面白いんです!
そのせいか今ではハンターハンター読者の間ではかなり有名な説になっています。
共闘説を裏付ける5つの根拠
ここからはネットで見てきた数ある根拠の中から、特に納得できるものを5つ紹介していきます。
1. 消えたシャルのアンテナはマチが念糸で回収していた
戦闘開始直後にクロロが「携帯する他人の運命」で操作した人間を、ヒソカが倒した直後のシーンです。
ヒソカは操作されていた人間の死体を見て、死体からアンテナが無くなっていることに気づきます。
「釣り糸でも結んでおいて引き寄せたか…♧」
このセリフからヒソカは、クロロが釣り糸でアンテナを回収したと予想しています。
ですが、ヒソカほどの使い手がアンテナの先から伸びるただの釣り糸に気づかないなんてことがあるでしょうか?
おそらくヒソカ自身も「釣り糸で?..ただの釣り糸であれば気づいたはずだが…」と思ったはずです。
そこで浮かんでくるのが「マチの念糸」です。
マチの念糸であればヒソカでも気づかない可能性はあります。
2. 200体のコピー人形は、コルトピが作っていた
「番いの破壊者」のミスリードに気づいたヒソカが、残りのコピー人形の数を20~30体と予想します。
しかし実際は予想を遥かに超える200体のコピー人形が襲いかかります。
ここで1つ疑問が生じます。
「いくらクロロでも200体もコピーする時間なくね?」
そこで浮かんでくるのが「コルトピがコピーをしていたのでは?」という説です。
クロロが自身の能力説明で「神の左手悪魔の右手」を実演した後に能力をコルトピに返却し、以降の大量コピー製造は全て裏でコルトピが行っていたという流れです。
これならクロロは「番いの破壊者」の刻印を押す作業だけに集中できます。
クロロとコルトピが2人で協力していたのであれば、消えない爆弾人形を200体製造することも可能なのではないでしょうか?
3. クロロの能力説明は、会場に潜んでいる他の団員の存在を隠すため
クロロは冒頭でこの戦いで使う能力の説明をします。
念での戦いにおいて、自分の手の内を明かすことはリスクでしかありません。
ヒソカの「舐めてるのかい?」という発言からも、「能力を説明する」という行動のリスクの高さが伺えます。
クロロはそれに対して、「後出しはしない 晒したカードで闘うよ」と答えています。
リスクを承知の上で、これが自分のスタイルなんだということでしょうか。
いや、にしてもリスク高すぎね?
実はこの能力説明の真の狙いは、この会場に隠れている他の団員の存在をヒソカに悟らせないようにするためです。
クロロは「団員から能力を借りている」ことをヒソカに刷り込むことで、この闘いがタイマンであることをヒソカに強く意識させることができます。
能力説明も無く、いきなり「携帯する他人の運命」や「神の左手悪魔の右手」の効果が現れたら、どこかに他の団員がいるのか?とヒソカに怪しまれてしまいます。
4. ヒソカの左手爆破はシャルが行っていた
闘いの後半で、クロロが「携帯する他人の運命」で人間を操作し、ヒソカの左手を爆破するシーンがあります。
実はこれ、クロロは操作する人間に指示を出しているのではなくシャルナークに指示を出していて、指示を受けたシャルナークの「携帯する他人の運命」で人間を操作していたのではないか、という説です。
このシーンではクロロは電話から、声で指示を出しています。
しかし、シャルが「携帯する他人の運命」で対象を声で操作するシーンは今まで一度もありません。
全て携帯のボタンで指示を出しています。
このことから人間を操作していたのはクロロではなくシャルであり、シャルの指示でヒソカの左手を爆破させたんじゃないかという説が考えられます。
5. 戦闘後のマチの意味深なセリフ
闘いのあと、シャル・コル・マチがヒソカの死体を確認しています。
もうこの時点で、会場に3人来てることが何よりの共闘の証拠!と言えそうですが、ここで注目するのはマチのセリフです。
「戦う相手と場所はちゃんと選ぶ事だね」、そしてヒソカの何とも言えない表情…
戦う相手ってのは私たち4人のこと?
このセリフでヒソカは共闘を確信し、ブチぎれて旅団をその場で殺すことにした?
まとめ
今回は「共闘説」とは何なのか、またそれを裏付ける根拠を紹介してきました。
内容をまとめると以下です。
この共闘説の真偽のほどは定かではありませんが、この説が「クロロ vs ヒソカ」をさらに盛り上げてくれたことは間違いありません。
こうやってみんなで議論するのっていいですよね。
今回は以上です。