書くことは、息をすること。
20日と3日間。しばらく書くことから離れていた。
1ヶ月にも満たないこの期間が「しばらく」であるのかはわからないが、少なくとも僕にとっては長い期間だった。
「書く」という行為はいつの間にか自分にとって呼吸をするように大事な行為になっていたのだと思う。
僕はもともと自分自身に興味がなかった。もっと遡ると小学校の途中くらいまではそもそも人間に対して無関心だった。
「自分自身に興味がないのかもしれない」そんなことに気づいたのは大学生になってからだ。
それに気づいてから自分の思ったこと、考えたことを、自分の言葉で書くことを訓練のように続けてきた。
自分のことを書こうとするとどうしても説明のようになってしまう。小さな子どものように自分の思ったことを自分の言葉でのびのびと語れる人が僕は昔からずっとうらやましい。
表現力だとか語彙力じゃなくて、「感情」で伝えられる人に憧れがある。
僕の言葉は自分の言葉のようでいて、どこか「自分らしき言葉」の領域でとどまっている気がするのだ。
真っ裸みたいに自分の言葉で文章を書いていきたい。また、少しずつここに思ったことを綴る日々をおくってみようと思う。
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最後の最後の週まで忙しい日々でオフィスを出るのは相変わらず22時を過ぎていたけど、こんな忙しい日々も年末だと思うとしみじみ愛おしい。何度も何度も通ったお客さんの本社があるビルに行くのも今年は今日が最後。
どんなことにもおわりとはじまりがあって、終わる頃に大切さに気づいたりするけれど、今目の前の時間も常にはじまりとおわりを繰り返していて、日常に思えるあらゆる時間が実は刹那でもあるという事実を、もっと深く重く、自分の中に染みこませていきたいな。
おやすみなさい。
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