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Xi-lium FINAL あとがき

2019年11月10日、日曜日。
秋葉原MOGRAにて2011年からマンスリー開催を続けてきたアニソンクラブイベント「Xi-lium」の最終回が開催されました。
ツイッターの方で収まらなかったお礼とあとがき的なものをこちらに書き留めておきます。

まず、Xi-lium FINALに参加して頂いた300名の方々、Twitch配信で観てくれた1000名超の方々、今までに出演・参加して頂いた方々、会場として支え続けてくれた秋葉原MOGRAの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

アニソンインデックスさん、やっしー&あにきさん、Tokyo Geekstyleさん、あにめないと!!さん、WESTbyEASTさん、台湾Ani-modeさん、MOGRAのナオン達(あかり/斎藤総助/みずきえる/ally./#SkirtDISCO)、Xi-lium歴代公募王者一同さん、素敵なお花ありがとうございました。
イベント中、沢山のシャンパンを入れて頂いた方々も本当にありがとうございました。
直接お礼を伝えれなかった方々もいらしたので、この場をお借りして御礼申し上げます。

7月にFINALの告知をして以来、沢山の方がラストを惜しんでくれていました。
大切に想って頂けることを心底有難く感じつつ、この決断が正しかったかどうか不安に思うことも。
特にXi-liumを目標にしてくれていたDJさんや、自分達としてもお呼びしたかったDJさんに対しては申し訳ない気持ちが強かったです。
正直なところまだ続けたいという気持ちも捨て切れずにいたので発表後もなかなか気持ちに踏ん切りつけれていませんでした。

そんな中で当初予定していたFINALの日に台風直撃の予報。
開催できるかわからない状況で、MOGRA店長D-YAMAから「こんな状態だと最終回来れない人もいっぱいだから、11月に泣きの1回やればいいじゃん」って言葉にめちゃくちゃ救われました。
結局、FINALは11月に延期で10月は急遽vol.104開催という異例の対応をとらせて頂きました。
この対応により最終回に参加できなくなってしまった方々には大変申し訳なく思っております。

そんなこんなでvol.104は当日までMOGRAに来れるメンツすらわからない状態での開催。
交通網も一部復旧していなかったにも関わらず、入場規制直前の大盛況で、フロアはもの凄いテンションで盛り上がっていました。
2ヵ月連続台風直撃にもかかわらずお客さんもクルーも全員めっちゃ笑顔だったのが印象的でした。

幕引きの決断をした理由は一言で言えば「クルー各々の環境の変化」
他にも色々あるのですが、大体そんな感じです。
各々の事情を考えると今のクルー全員揃ってワイワイできるのは年内が限界かなという状況でした。

そういう状況だったので、vol.104の盛り上がりとクルーの笑顔を見て覚悟が決まりました。
Xi-liumを続けてほしいと思ってくれている方々の想いは凄く有難いです。
ただ、そう思って貰えるのは、多分クルー全員が自然体で笑って楽しい空気を作ってきたからなんだろうなと。
だから全員が笑って終われるこのタイミングで幕を降ろすという判断は間違ってないなと改めて確信しました。
延期になったことで気持ちの整理はしっかりできた気がします。

迎えた最終回当日。
エントランスには沢山の花。
フロアには見慣れた常連勢から久々に顔だしてくれた方々や過去にゲストで出演してくれた方々。
中には忙しいスケジュールを縫って少しの時間だけ参加してくれたり、海外からわざわざ足を運んでくれた方々も。
開始1時間もしないうちにフロアはパンパンになりました。
終盤には用意していた1000本の配布用サイリウムも底をつき、急遽イベント中に追加サイリウムを買いに走るほど。
ひたすらに感謝しかないです。
仁太、DJ kaw*kaw、AYa-NATiONのたった3名ではじまったイベントが8年半の月日を経てこれほど多くの方々に愛されるイベントになったんだなと実感しました。

できるだけ一人一人にきちんとお礼を言いたかったです。
全員と一緒に写真も撮りたかったです。
でも、何よりずっと一緒にやってきた仲間の最後のDJVJをちゃんと見届けたくて、結局あまりお礼を言えなかったし写真も全然撮れませんでした。
最後の最後までそういうとこ器用にこなせなくて申し訳ないです。

レギュラー陣のDJを聴きながら感慨深くなっていると、あっと言う間に自分の出番に。
最後の2曲だけは事前に決めてました。
1曲はけいおんの「天使にふれたよ!」
FINALが決まったあとに聴いたら刺さりすぎて鼻水垂らして泣けたのでこの曲しかないなと。
いい歳こいたおっさんが卒業ってのはちょっとアレな自覚はあります。。。

クラブイベントって、現場の空気・曲の内容・タイミング全てが完璧に揃った奇跡の1曲みたいなのがたまにあるように思います。
FINALでの「天使にふれたよ!」は自分にとってまさにそれでした。
余談ですが、1ヶ月延長になったことでFINAL翌日(11月11日)はあずにゃんの誕生日。奇跡。

ラストは言わずもがな「オレンジ」
間違いなくXi-liumが一番お世話になった曲。
ブースにクルーの全員が揃い、見慣れたMOGRAのフロアが今まで見たことない程のオレンジ色に染まりました。
この先、こんなに暖かい気持ちになれる光景はもう見れないだろうなぁと思えました。
同時に、ここがXi-liumの終着点だなと。

決して何千人、何万人という大規模なイベントではないし、何か明確な偉業を成し遂げた訳でもない。
傍から見ればちっぽけな達成感かもしれない。
だけど純粋に楽しいと思えることを、楽しいと思える仲間と8年半続けた先のゴールがあの光景なら大満足です。
きっとクルー全員同じような気持ちだったと思います。

そんな風に思える光景を自分達に見せてくれた皆様。
改めて本当にありがとうございました。

一つの悔いもありません。
やりきりました。
8年半、今までありがとうXi-lium。

おしまい


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