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【耕作放棄地の再利用に向けて。(vol.1)】

 全国に耕作放棄地は約40万haあり、全農地の約10%を占めるまで至っています。
 この数値に全く興味のない方もおられるとは思いますが、避けて通れない人口減少が見込まれる折、持続可能なまちづくりを提言するには、着手しなければならない問題と考え、課題抽出に向けて農作業の記録をしていきます。


約2年間放置された畑

 まずは雑草等の駆除からであるが、一般的な草刈機(29cc前後・首から下げて左右に振るタイプ)を使用するも、生育してる種別の性質などにより、なかなかの労働力を要します、、。。(ざっくりですが一日やると腰イワシマス。。、、)


今回の畑再生計画地は約100坪

 まず持って、このレベルの雑草に対してはよほど体力に自信のある方が行ってください。即ち体力が衰えた高齢者が畑をやめざるをえなくなる状況は否めない。


左:一般的なチップソータイプ 右→一般的な二枚刃タイプ

 二枚刃はチップソーに比べ断然よくキレるんだけど使用には最善の注意が必要です。切り飛ばした雑草片が衣類に飛散しますし、地面の木の根や石などに当たると草刈機が吹っ飛びそうになります。また、小石などはかなりの速さで飛んでいくので周囲に民家や車両がある場合はやめておくべきでしょう。。自身も小石が眼鏡に飛んできて割れた経験もあります、、。。

何日かに分けて作業してもまた生えてくる雑草達


毎年2〜3回草刈り(除草剤散布)を行い、なんとか維持してる元耕作者も多いと思われますね。

 次回は「グリーンモンスター(葛)との戦い。」

 

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