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民族音楽・・・

世界各国の民族音楽を学んできたわけですが、
結局その国の土着楽器を使ったとしてもその音楽にはならないわけです。

民族音楽というのはその土地の歴史、政治からきた文化と、特産品によってつくられるのであって、ただそのエッセンスをもってきたところでその文化にはならないわけで。


シタールの倍音弦や、ビリンバウなど楽器ごとに特徴のある音はあれど、音は音。
どんな楽器で奏でられるかではなく、どういうスケールで、なにを謳うのか、そういったものがその民族の音楽となるわけで、


逆に言えば楽器はなんでもいいのではないかと思うわけです。
バイオリンがフィドルになるように、三味線や鼓でもメタルやホーンパイプをやっていいはずです。

先日、ショーシャンクを数十年ぶりに観て、あらたな発見が多々ありました。
獄卒を締め出してレコードをかける名シーンがありますが、
人から音楽だけは奪えないと。
信念だけは曲げられねぇんだ、というのに通じるなと。

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