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ヲタノヲタカラ<31>

前回『仔犬のワルツ』の話を書きましたところ、反響はとくになかったのですが、個人的に妙に盛り上がってしまいまして、勢い余ってDVDを取り寄せてしまいました。甲子園大会も終わったことだし、視聴開始しようと思っている2023夏であります。

で、今回はこちら。


これはレコード会社がラジオ局や関係者などに配布する販促物です。2003年の安倍なつみソロデビューシングル『22歳の私』リリース時のもので、どうやって手に入れたのかは忘れました。二種類のケースの中に水性のペンが22色入っていました。もちろんこれは非売品であります。

以前から言っているように、好きなものを全力で追いかけていると、こういうものが回ってくることがあるんです。だから皆さん、なるべく大声で、好きなものは“好き!”と言いましょう。叫ぶくらいでちょうどいいと思います。

これは20年前の物です。20年前でもこんなグッズを作っていたんですね。これより昔、僕が学生の頃、ラジオ局に出入りしていたんです。こういう販促グッズってそこらじゅうに転がっていました。
いただいた物でいちばんよく覚えているのは、ザ・カルトのグッズです。ザ・カルトは英国のロックバンドで、80年代の終わり頃『ソニック・テンプル』というアルバムが米国で売れたんです。で、90年代に入って待望の新作『セレモニー』がリリースされるということで、レコード会社が“カルトのラカルト”というグッズを作りました。エスエス製薬のラカルトという薬用ハミガキ粉にザ・カルトのアルバムタイトルとリリース日が印刷されたシールを貼っただけのものだったんですけどね。たしかレコード会社はワーナーさんだったと思いますけど、嬉しかったですね。僕は中高生の頃からカルトの大ファンでしたから。このラカルトはさすがにもう持っていませんというか、使ってしまったんですけどめちゃ嬉しかった。
そんなわけで、販促グッズというのはわりとそんな感じのダジャレで作っちゃう、みたいなノリのものがありました。他にも団扇とかポケットティッシュ等など色々ありましたね。

そんなわけでこの先、僕の部屋からは安倍さんのグッズしか出てこないかもしれません。お知り合いのヲタの皆さん! 何かあったら写真とコメント送ってください。よろしゅう。


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