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ヲタノヲタカラ<30>

2004年の安倍さんが表紙のTVガイドであります。

『TVガイド』2004年5.29-6.4号

2004年6月2日に安倍なつみ主演の連続TVドラマ『仔犬のワルツ』主題歌「だって生きてかなくちゃ」がリリースされるタイミングでの表紙です。
同年1月25日にモーニング娘。を卒業、2月には主演ミュージカル開催にソロアルバムのリリース、3月には写真集発売、4月からゴールデンタイムに連続TVドラマがスタートと、このとき彼女は凄まじい勢いで時代を駆け抜けていました。

安倍さんは2001年1月に連続TVドラマ『向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜』(日本テレビ系)にてソロとしてTVドラマ初出演するんですけど、出演時間が極端に短かったりして、なっち目当てに観るにはかなり消化不良の内容だったと記憶しています。だから主演ドラマがスタートした時はみんな飛び上がって喜んだものです。野島伸司氏の脚本もぶっ飛んでて面白かったし、共演も西島秀俊だし、これ再放送しませんかね? もちろん主題歌も最高でした。

で、『TVガイド』巻頭3ページのグラビアのタイトルは「なっちイズム」。ここで安倍さんは新曲の歌詞についてこう語っています。

“ソロになって初めての曲で、新しい“安倍なつみ”としてスタートするわけだから、ファンのみんなにもまだまだもっと愛されなくちゃ、愛されていかなくちゃ!と思うから。そういう意味でも、今のなっちの感情にピッタリだなって思いました。”

“私にはまだ「生きてくことってコレなんだ」というちゃんとした答えは見つかってないけど、自分がこの瞬間に生きてるってことを愛しく思わなくちゃいけないんじゃないかなぁ。生きてるって必ず意味があるんだよということをみんなにも感じて欲しい。”

実になっちらしい、王道のコメントであります。彼女はやることなすことすべてが正解なんです。それがものすごくナチュラルに出てくるからものすごく可愛く見えるんじゃないかと。安倍さんの魅力というのはここじゃないかと思っております。

8月10日、安倍なつみさんお誕生日おめでとうございます。


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