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5年ぶりのKESEN ROCK FESTIVAL〜イベントステージでのあれこれ〜

7月15日(月/祝)に開催されたKESEN ROCK FESTIVAL(以下ケセン)。大船渡市・夢海(ゆめみ)公園という場所で開催されたケセンでしたが、これまで同様にライブが楽しめるステージと、もう1つ・「イベントステージ」があり、わたしはここをメインにおしゃべりをさせてもらいました。
このイベントステージが本当に…全国どのフェスを探してもないのではないか、という演目のオンパレード。実行委員長もインタビューで“面白おかしく楽しいステージ”と語った場所での今年の出来事を振り返ります。なおMCとしての視点になるし抜けてる部分もあったりするかも知れませんが、そこはご愛嬌で。

しゃぼん玉ぷかぷか〜🎶
(しかしイベントステージ横テント内は
地獄の暑さでありました)

午前10時半過ぎ。5年前と同じ布陣のスタッフに囲まれマイクチェックからスタートし早速、飲食ブースのお店ご紹介へ。“大船渡の飲食レジェンドが集まってる”の声がスタッフからも上がる!

今年は総勢7つの飲食ブースが!
(Raccoさん、隠れちゃってゴメンなさい💦)

そうケセンのご自慢のひとつには飲食ブースのオリジナリティもありますよね、地元のうんまいもの勢揃い、っていう。

イベントステージのボス・通称オキナワさんが
イベントステージチームに
出店ブースで購入してお振る舞い(あざす)!
この朝ゴハンで1日乗り切れました🎶

これまでのケセン参加者の方には“ひっつみのお姉さんたちがいなくて寂しい”の声もお客さんから聞かれましたが、“大船渡のマチナカには恥ずかしくて行けない”と言っていたとか言ってないとか(笑)、なんて話も実行委員から耳にしたのでご報告まで。

本来であれば「飲食紹介」に続いて花男くんのライブ時間…だったのだけど、高熱が出たとの連絡が入ったのがちょうど、イベントステージがスタートする頃だったと記憶。誰よりもこのステージに来られること、出られることを楽しみにしていたのは花男くんだったに違いない。

さてどうしましょうか。時間帯的にもまだ早いのでライブを控えた出演者に何かをお願いするわけにもいかない。ということで一旦、その次の演目で予定していた「物産紹介」を繰り上げて、ケセンのお土産や特産品等を展開している皆さんにお話をしてもらうことに(物産ブースの皆さま、ご協力感謝です)。

ではあらためて、13:05からのお時間はどうしましょうかと。仮にわたしが例えばケセンの思い出を喋ろうと思えばいくらでも(笑)できるし、(いつかやると言っているバンアパ原さんとのトークも、もう少し後ろの時間だったら…とか)、逆に何ならこの時間は“何もなし・おやすみ”にしても問題はないっちゃ、ない。けど…

イベントステージのボス・オキナワさんがこう言った。“バルセロナは?”

…そっか!!!

ケセンでの彼らはお手伝いスタッフとして
朝イチからずっと作業している中
急きょのオファーでした
(ご覧の通りスタッフTシャツ着用してますもの!)
Photo by Kanade Nishikata

前日にKESEN ROCK FREAKSで開催の前夜祭に登場した、spring of barcelona。大船渡出身の2人組で、荒井(岳史/the band apart)さんが“個人的に好きなユニット”とも話したとか。そんな彼らの急きょな代打を見届けるべく、大船渡で彼らを見続けてきた大人たちが最前列にスタンバイ!

自分たちのオリジナル曲に加えて、本来ステージに上がるはずだった花男くんの曲を彼らなりに必死にカバーしてやっていたのにはグッと来る。花男くんの思いもしっかり乗せてくれた時間だったな、と思っています。

震災後、ライブハウスが大船渡に出来なければ、彼らも音楽をやっていなかった…かもしれないんだよなぁ。今回の代打、実にあっぱれでお見事でした!そんな彼らのことも是非覚えてもらえたら嬉しいです!

「めくり」

さて。ケセンのライブステージには落語の高座にあるような「めくり」がありまして、全出演者の「めくり」をこれまで公募して来ました。今回もそれは変わらず、さらに「めくりジャンケン」も復活!
「めくりジャンケン」とは…出演者の「めくり」は基本的に出演者がめくり合うのですが、ケセンを見に来ているお客さんがステージに上がってめくれるチャンスがある!それを賭けて、大人も子供も1回きりの勝負が繰り広げられるのであります。

ケセンで前回までの実行委員長を務めた村上健也さん(いつからかわたしは“おとうさん”と呼んでいる←さほど年齢差がないのにw)がじゃんけんのお相手として登場…でしたが、まずはそのご挨拶にグッと来るというね。

みんなのおともだち(後述)も参加してスタートした「めくりジャンケン」、かつて「ゆめチャーンス」と名付けたのは渡邊忍(ASPARAGUS)師匠。そう、ゆめちゃんはグー/チョキ/パーの全てが出せ“ない”、かわいいおてて!
そんな“ゆめチャーンス!”も復活し、トントン拍子に進んでいくじゃんけん大会(こういうところで不正が見当たらないのもケセンの良きところだ)。

勝者は8歳・岩手県内在住の男の子!
ケセンに来るのは2回目で
“楽しい!”とハキハキ元気に
答えてくれました☆

彼を連れ立って、めくったステージはMONOEYES。めくりのタイミングで大きなライブステージでマイクを向けても、堂々とおしゃべり。
実行委員長のインタビューをまた引用しますが、“大人たちがこんなことをやっている、というのを見せられることは大きい”。彼が、この日のことを胸に生きていってくれたら嬉しいよね。ステージ袖で見たMONOEYESのお兄さんたち、カッコ良かったでしょ。そしていつもと見る景色が違って、楽しかったでしょう!

個性あふれる「めくり」にも
ぜひ注目してみてください!

あっという間にステージイベントも佳境に。これまでも毎回、大人気でこの前にフライングで登場・“みんなのおともだち”が満を持してここで登場。さらに「ケセンロックオールスターズ」なる即興のダンスチーム!?も登場!写真撮影OKタイムでしたのでSNSを通して #KRF24 等のハッシュタグで探ってみてください(笑)。

おおふなトン(大船渡市)と
たかたのゆめちゃん(陸前高田市)

この時なるほど例年より狭さを感じました(笑)が、逆にギュッとした感じが良かったし、親御さんの目が届く範囲をちゃんと確認して一緒に写真に収まりたい子供さんはステージへ。アーティストたちに抱っこされてステージに上がるシーンがほほえましい。

そんなこのステージのわたし的反省が一点。毎年ご一緒していたし頭に入ってるつもりだったんだけど、5年のブランクでおおふなトンの紹介を間違えちゃった箇所が。ゴメン!今後必ずリベンジさせてもらいます!

「ケセンロックオールスターズ」;TGMXさん(FRONTIER BACKYARD
しのっぴ師匠&原直央さん(ASPARAGUS)
安野勇太さん(HAWAIIAN6)/そしてバンアパ荒井さん

あっという間にイベントステージもラスト、ほんのちょっと陽が傾きはじめた時間に登場したのは2WING。ダンスボーカルガールズユニットとして大船渡を拠点に活動する彼女たちはFRONTIER BACKYARDのライブにも登場♪

TOAちゃん(左)&ACOちゃん

実は朝からイベントステージのテントに入った彼女たちとずっと一緒でした。おじさんおばさんばっかりの我々スタッフの空気に飽きない(笑)?って思ったけど、終始ニコニコ笑顔でこの場にいてくれてもう癒しも癒し。はっきり言って彼女たち2人が、今年のイベントステージの舞台裏のムードメーカーも担ってくれました!

さてイベントステージでのライブは“ダンスは控えめ”の選曲だったそうですが、DJに乗せて見せるアクロバティックな動きもあり、かつしっかりとマイクを持って歌う。ユニットとしての2人の活動もさることながら、コラボレーションという形で華を添えることも出来る彼女たち。これからの活動と更なる活躍が絶対に出来る!し、今回のイベントステージで本当に素晴らしいトリを飾ってくれたなと思っています。

2WING Photo by
アカネ

こうして振り返ってみても瞬く間に流れていったケセンの時間でしたが…会場で本当にたくさんの方にお会いしたりお声をかけていただいたり、それこそnoteを使って展開してきた実行委員長インタビューを“読みました!”って言ってくださった方も。言葉の1つひとつが本当に嬉しく、今後の励みになるものばかりでした。そんなわたしは今なお“ケセンブルー”のさなかです(笑)。

最後に、今回のケセンが大船渡市での開催だったということで。このイベントステージに登場してくれた2WING、spring of barcelonaに加えて。メインのライブステージに登場した、大船渡出身だったりゆかりある出演者のことをここでも紹介をさせてもらって、結びとさせてください。

“実は緊張してて…”とはステージ後に言ってましたが、そうでした!?っていうLAWBLOW

Photo by HayachiN

“彼ら、メッチャ成長しましたね!”って某氏に言われてわたしも嬉しくなったFUNNY THINK

Photo by KAZUYA KOHSAKA

ではまた必ず、KESEN ROCK FESTIVALで、大船渡のライブハウス・ KESEN ROCK FREAKSで、お会いしましょう!
そして実行委員の皆さま、ボランティアのみなさま、関わった全ての皆々さま、お疲れ様でした!

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