このリモート時代に海外派遣を目指す意味

今の会社に入社した決め手は、自分の職種には珍しく海外で働ける研修制度があったからだった。

しかし波乱のコロナ禍での入社式。当然研修制度は中止となり、今後もいつ再開するかわからない。

リモートワークが主流となり、ビジネスのやり取り自体はオンライン環境ですすめることのできるこの時代に、わざわざ海外に出て働く意味はなんだろうか。
特に向こうに行って何がしたい、という一歩踏み込んだ目的は見つけられていなかった私は、コロナ禍での「仕方なく目標を叶えられない」環境にあまんじて段々と意欲を消失させていた。


再度振り返って考える。私が漠然とグローバルな環境に憧れた原点は何だっただろう。

私が大学時代に触れた「地球市民」の概念に大きく感銘を受けていた気がする。

【地球市民の要件】

一、生命の相関性を深く認識しゆく「智慧の人」
一、人種や民族や文化の“差異”を恐れたり、拒否するのではなく、尊重し、理解し、成長の糧としゆく「勇気の人」
一、身近に限らず、遠いところで苦しんでいる人々にも同苦し、連帯しゆく「慈悲の人」

(引用;アメリカ・コロンビア大学ティーチャーズカレッジでの講演)

民族、宗教、人種、立場・・・
いかなる差異があろうとも、心を通わせて誰かと協業しながら物事を達成して行けることを自身のスキルとしていきたいと感じた。

気が合うとか合わないとか、好きとか嫌いとかの次元を飛び越えて同じ人間という一点で相手を信じられる人になりたい。

一見綺麗事に聞こえるかもしれないけど、衝突するトラブルも着実に解決できる地に足つけたスキルを身につけることがこの理想を実現するために欠かせないことだと思う。

以上を踏まえた私の目標は、これかな。

・ビジネスレベルの英語のSWRL全般のスキルアップ。
・現地語の日常レベルの会話を取り戻す。
・まだまだ身に付いていないIT基礎スキルの習得。
・常にあるべき姿と現状のギャップを比較し、この場に足りない情報を洗い出す
・歴史・文化の教養を身につける。


ざっくりしている部分は落とし込むとして、、


朝からちょっと頭の整理できた。よしっ!


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