University of the People - 入学

高校生の時、受験勉強の息抜きに、受験勉強記録ブログを毎日更新していた。DJエンジェルは女子高に通っていたのだが、私が思うに女子高女子のほうが共学女子より、うんこー!的なテンションで下ネタを喜ぶ。かくいう私もその一人だったので、語尾がすべて下ネタになっている受験勉強ブログを書いていた。1日に1000アクセスほどあり、ライブドアブログ・受験カテゴリーでは、そこそこの順位だった記憶がある。

受験終了とともにブロガーを卒業し、晴れて上京して、4年間の学生生活、6年間の銀座OLを精いっぱい謳歌した私は、その後運よく海外赴任の切符を手にした。海外でも精いっぱい謳歌していたのだが、昨今コロナウィルスの影響で、日本より強制力のある外出規制がしかれている。2月時点ですでに、これからしばらく外に出られなくなりそうだ…と察知し、University of the PeopleでオンラインMBAをスタートした。

University of the Peopleとは、アメリカ・カリフォルニア州の大学認定を得ているオンライン大学。世界で初めて、無料で受けられる大学で、学士だけでなく修士課程もある。実際には入学料と試験料がかかるが、それでもMBAは、順調にいけば30万円未満で取得できる。

貧困や距離が理由で教育が受けられない人にも、平等に教育機会は与えられるべきという思想から始まっている大学なので、あまりよくない通信環境の地域も考慮し、基本的には読み物・書き物で講義が進んでいく。マストの講義動画などはない。毎週リーディングの課題が5-8文献、エッセイを投稿しクラスメイト達でコメントしあうディスカッション「Discussion forum」が1件、レポート「Written assignment」作成が1件、教員が直接フィードバックくれるエッセイ「Portfolio」が1件、講義の中のどこかで少人数のグループで取り組む「Group activity」が出てくる…といった内容で、すべて英語である。読み物はGoogle翻訳様のお世話になっても数時間はかかり、そのあと取り組む書き物のテーマは、リーディングの中に答えがあるのではなく、そこからさらに調べものや思考を深めないとたどり着けないものになっている。それを構成して英語で書いて、クラスメイトの書き物にコメントと評価をして…と、結構な分量なのだ。そして、それゆえに、日本語のブログを探しても、卒業したという人はまだいなさそう…。

私は始めるとき、自分にできそうな内容なのか、やった人の感触はどうなのか、すごく知りたかった。でも、途中で更新がとまっていたり、辞めますと宣言する方のブログにしか、出会えなかった。私は今回1タームを終えて、このまま続けて卒業まで頑張ってみようと思っている。これから始めてみたい人のために、これまでのことをまずまとめ、今後もタームが終わるごとにメモを残そうと思う。ただしMBA課程の話なので、他のコースを受ける方は、参考にしつつご自身でお調べください。

入学に際して

この大学は1年を5タームにわけており、どのタームからでも入学できる。

入学の時提出したのは、

(1)大学の卒業証明書PDF(英語)→卒業した大学に問い合わせると発行してもらえる。

(2)履歴書(英語)→CV・Resumeともいわれる。形式不問。

(3)会社上司の推薦状(英語)→下書きを自分で書いて渡し、上司が修正して完成。自分を振り返るいい機会となった。 

(4)英語力の証明→以下のいずれかを申告

TOEFL PBT(530)・TOEFL iBT(71)・IELTS(6.5)・PET(50)・英検(準1級)・ESL(Language Use 85/Listening80)・CEFR(B-2)・Duoringo(80)

注意すべきは、日本では万能のTOEICが、ここでは対象外であること。いずれも高価かつ結果が出るのが遅いテストばかりだが、もしどれも持っていないならDuoringoのテストを受けるのがおすすめ。US$49で受けられて、所要時間は1時間。結果は48時間以内に返却。(個人的には他のテストより、基準点数が甘い気がする)

もし英語力が足りず上記の証明が取得できなかった場合は、入学後にまず、英語の授業をとることになる。そこで1ターム勉強し、テストに合格すれば、そのあと通常の課程に進める。

(5)入学料US$60

基本的に入学試験はなく、以上5点でOK。これらを提出したら、あとはターム開始まで、大学の卒業要件や単位の考え方など、基本的な情報がまとまったカタログを読むことくらい。最初の授業は組織行動論と管理会計の2つとあらかじめ決まっているので、科目選択もすることなく、タームがスタートする。

というわけで、10年以上前に下ネタ女子高生ブロガーだった私が、今夜復活しました。書くの結構時間かかるなあ、今日はここまで。次は、2科目同時にとることを諦めた話と、1週間の進め方や所要時間などを振り返っていくね。

DJエンジェルより

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