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【初級】レッドストーンって美味しいんですか?【第2回】

音ブロ演奏「回路」と名乗っている通り、
音符ブロックとレッドストーン回路は切っても切り離せない関係にあります
だってこれがないと曲が作れないんだもの

とはいえ難しいことはやりません
というかアンズさん自体よく分からずに使っている
ブロ回路は最低限の知識さえあれば使える
マイクラ内で最も簡単なレッドストーン回路なのです(当社比)

音ブロ初級講座第2回では
その演奏回路を使うために必要な部品
レッドストーンダストレッドストーンリピーターについて解説していきます

レッドストーンダストについて

レッドストーンダスト

入手方法


レッドストーンダスト
(統合版名:レッドストーンの粉、英名:Redstone_Dust)
は、レッドストーン鉱石を掘るとわんさか手に入れることができます

ダイヤと同じく幸運ピッケルで掘ると
取れる量が増えます

クリエイティブではレッドストーンの欄にレッドストーンダストはあります当たり前だけど

どういったものなのか?

レッドストーンダストは、電化製品でいうところのコードと思ってください

本当は掃除機の方が伝わりやすいと思うんだけど
最近の種類はコードなしダイソンだから分からない?アッハイ

スイッチで電気(レッドストーン信号)を発生させた後、レッドストーンダストの道を通って、音ブロまでノータイムノー遅延で電気を運びます

音ブロまでの距離がバラバラですが
全て同じタイミングに同時に音が鳴ります

レッドストーンダストの有効範囲は15ブロックまで
それより長い距離だとプツリと電気が途切れてしまいます

16マス先からは色が暗くなり、モヤモヤが出なくなります
分かりにくいからもうちょっと改善してほしい

レッドストーンダストは先端から

真ん中から伝わる前左右上下ビーム

を放ちます
この範囲にレッドストーン信号で動くもの(音ブロとかランプとか)を置くと起動します

合計で6個同時にレッドストーン信号を伝えます

また、レッドストーンダスト自体にも電気がじわじわと漏れ出ています
ダストの側面からプラス1マスに音ブロ等を置いても反応します

この時1マス地面を掘って埋めないと
反応しないので注意

このダスト側面を利用した演奏方法で有名なのは
6832万再生と世界で最も再生された音ブロ技師、HOSOTCHさんとか
https://www.youtube.com/@HOSOTCH1

10年前から1つのワールドで音ブロ演奏を作り続けている通称「音ブロバイオーム」の凸(とつ)さんが挙げられると思います
https://www.youtube.com/@totsuz

レッドストーンリピーターについて

入手方法


レッドストーンリピーターは
石が3個、レッドストーントーチが2個、レッドストーンダストが1個で作ることができます
この際石ブロックは焼いたものになるので注意

掘り立ての丸石は使えないので焼こう

クリエイティブだとレッドストーンのここに入っています
よく似たやつにコンパレーターがあるけど全くの別物なので注意

リピーターは2本角
コンパレーターは3本角なのだ

使い方その1:レッドストーン信号の増幅


レッドストーンリピーターには2つの役割があります
その1つ目がレッドストーン信号の増幅です

先程レッドストーンダストは15ブロックまでしか信号を伝えられないと話しましたが、
リピーターを挟むとその距離がリセットされ、
更にそこから15ブロックまで伸ばすことができます

「わーいこれでレッドストーン信号伸ばしまくれるじゃん!」
と思われがちなのですが、そうはいかないのがレッドストーンリピーターの難しいところ
次に解説する「遅延」の概念が発生するのです

使い方その2:レッドストーン信号の遅延

レッドストーンリピーターを挟む時、
ちょっと遅れて(時間をずらして)から次のブロックへと信号を発します

ずらし方は4段階あって

・クリックなし(1遅延)
・1回クリック(2遅延)
・2回クリック(3遅延)
・3回クリック(4遅延)

があります

4回クリックすると最初に戻ります(1遅延)

遅延?tickって何?

ここで問題になってくるのが「遅延とは一体何なのか?」です
人によっては遅延のことをtickと呼んだりするのですが、
3回クリックしたリピーターのことを4遅延だったり4tickだったり8tickだったり…と、人によって呼び方がぐらぐら安定しないからわけわからんことになりますよね

そもそもtickとは何なのでしょうか?
tickとは「マイクラ内で実行される処理の時間」のことを指します

例えば種が成長して稲になったり
ゾンビやスケルトンがスポーンしたり
土ブロックが草ブロックに生え変わったりしますが、
それをするかしないかの判定を、1tickごとに周期的に実行しています

もっとも分かりやすいのが「太陽」!
太陽は1tickごとに先に進むという処理が行われています
マイクラの1日が20分なのも、このtick処理が定期的に行われてぐるっと1周するからなんですね

よくわからんけど
ゲームが1tickごとに規則的に進むよ!
と考えたらいいんじゃないかな しらんけど

本来だと、この定期的な処理が行われるのは
1/20秒(0.05秒)ごとになっています

ただし、色々な計算をするときに毎回分数やら小数点が混ざるのはめんどくせえ!!!となるので

1/20秒=1tick(またはgt=gametick)

代数(代わりの記号)を与えることで分かりやすくしています

ここから更にややこしくなるポイント
レッドストーンリピーターはgametickでいうと 

・0クリック=2gametick
・1クリック=4gametick
・2クリック=6gametick
・3クリック=8gametick

かかります
0クリックだったら1/10秒(0.1秒)ずれてから次のブロックへ信号を伝えることになりますね

が、こんなにごちゃごちゃ数字があると面倒くさい(またか)なので、
新たに「Redstone tick」という代数をあたえることで計算を分かりやすくするようになりました
このRedstone tickを日本語名で呼ぶと「遅延」になります

つまり

0クリック=2gametick=1遅延=0.1秒

になります
まあ要するに分かりやすい方使ったらOKって話ですな

まとめ


色々ぐだぐだ話してきましたがまとめると

レッドストーンダスト
15ブロックまで伸びるよ!
次のブロックまでノー遅延で信号伝えるよ!

レッドストーンリピーター
信号増幅して更に15ブロック先まで信号伝えるよ!
次のブロックに行くまでに少し遅れが発生するよ!

これを覚えておけばなんとかなると思います
もっと詳しく知りたい人はレッドストーン回路勢に話を聞くのだ!!
(音ブロ勢≠回路勢なので詳しいことは知らん)

というわけで次回は実践編
実際に楽譜を見ながら音ブロ回路を組んでみましょう
それではまた

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