関白宣言と遊びの作り方

どうも、leccoです!

最近は素晴らしいパーティーで遊ばせていただく機会に恵まれています。

オーガナイザー、あるいはDJとしては学ばせて頂くばかりですし、いち音楽ファンとしては幸せな事だと感じています。

さて、神戸という街は2020年現在、非常にクリエイティブな街だなという感覚を受けています。最も関心のある部分としてはトラックメイカーの方々や、アートワークに携わる方々、執筆をされる方々と、日々情熱を感じています。個人としてはなんとか食らいついていきたい所存です。

しかしながら、非常に残念なことに恐らく僕は凡才だろうという、ある意味では自信があります。ただ、だからといって活動を諦める必要もないのかなと、ある種の割り切りのような感覚でいます。

少なくとも、凡才でも仮に天才でも、パーティーをオーガナイズするという行為自体は、おそらく誰でも可能ではあるわけです。ソースは僕です。良いか悪いかは別ですし、膨大な手間はかかりますが。

凡才なりにパーティーを作りながら、シーンにどう食らいついていくか?言い換えると、どうやって文化を作り、残していくのか。

これはたった一つしか方法がないと思っています。

『パクってもらう。』

随分と棘のある表現になってしまいました。よって、少し噛み砕いてみます。

今現在のあらゆるパーティーシーンにおいて、全く新しいものは恐らくほぼ存在しません。謳い文句としてはよく分かりますが、ほぼ間違いなく何かの影響を受けているだろうと思います。技術的には日進月歩なので、全くのゼロとは断言できませんが。

当然ながら僕も何かと真似る部分が多々あります。なんならパクりの塊みたいなパーティーをしているわけです。

可能ならば全く新しいことをしてみたいとは思います。しかし、文化を作るという見方をしてみた時に、仮に全く新しいことが出来たとしても、それが自分たちにしか出来なければそこで途絶えるのではないか?という感覚をふと覚えたため、今この記事を書いています。

以前「カルチャーがしたい」というような事をSNSで呟いたのですが(なんならその呟きもパクりなのですが)、個人レベルで文化を作るなどというのは、よほどの才覚がなければほぼ間違いなく不可能だろうと思っています。

複数の人達、あるいは団体などが同じような事した時に、初めて文化になるのかもしれないと感じています。

もしも、僕のパーティーに何か良い部分を感じてもらえたら、その時は遠慮なく真似て頂ければと思います。

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