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Notionで作るbeatmania IIDX INFINITASスコアツールのススメ

※2023年10月追記
こちらのツールを使うと自動で記録して後から閲覧できます。csv出力も可能。

こんにちは、ビートマニアSP皆伝のかたおです。スコア力の話はやめてください。

古くからの知り合いである@shiny_azsさんに触発されて、beatmania IIDX INFINITAS用のスコアツールをNotionで作ってみました。彼はDP勢ですが、非公式難易度ベースのクリアランプ管理ツールを作っているようです。

これがあまりにも使いやすかったので、Notionの布教も兼ねて宣伝しようという記事になります。

私のスコアツールはこちらから見れます。
https://marked-seaplane-bbe.notion.site/16467593cb374ae098212c82ede9d52f?v=191697582e604daab38f2ca1fde9cb2d
編集不可ですが、データベースの流用は可能としています。
右上の”Duplicate”から本データベースを複製可能です。best、BP、lampあたりを消してからお使いください。


特徴

INFINITASのSP☆11、☆12のみに特化しています。
BPIも計算しており、BPICLのような使い方も可能です。(下手ですが一応スコアも気にしているので…)
また、AAA+78とかMAX-76のようなターゲット表記も自動でやってくれます。

見た目はこんな感じです。

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基本的な使い方

ブラウザ/PC用アプリ/スマホ用アプリのそれぞれから閲覧できます。
自分はPC/Androidでそれぞれアプリから使ってます。

https://www.notion.so/desktop
https://www.notion.so/mobile

Googleのアカウントでログインする必要があります。

左側のリスト内でPRIVATEにマウスを乗せると出てくる+からページの追加ができます。今回扱うようなデータベースを作る場合は、Tableを選択すればよいです。
(上述したように私のデータを流用することも可能です。INFINITASのSP専の人ならそっちがオススメ。)

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データベースだけでなく、メモ用のページも作ることができます。
私はレーン設定や曲一覧のURLなどをまとめたページを1つ作っています。

長所

・GUIがかなり使いやすい
今回紹介するスコアツールでやっていることはほぼGoogleスプレッドシートでもできるはずですが、GUIとしての使いやすさではNotionの方が圧倒的に上だと思っています。

まず何と言っても動作がかなり軽いです。スマホからでもサクサク見れます。

また、詳しくは後述しますが、1曲=1エントリという構造を取るため、データの更新もすごく楽にできます。もちろん、スプレッドシートのようにテーブルから直接更新することもできます。

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曲名検索もしやすいです。画面右上の検索ボックスから行えます。
(スプレッドシートのフィルタ機能から検索するの、面倒じゃないですか?)

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・ソート方法の切り替えが楽
Notionのデータベースにはviewという概念があり、ここに好きなソート方法を登録しておくことで、ワンタッチでDBの見た目を切り替えられるようにできます。データベースのすぐ上にあるメニューから登録できます。

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作成したビューは左側のメニュー上にこのように表示されます。これらをクリックするとviewが切り替わります。

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しかも、viewごとにリストに表示する項目・ソート方法・フィルタ条件等を自由に決められます。例えば、BPI順ソートのviewにはBPIとスコアだけを表示して、全曲表示のviewにのみBPとクリアランプも表示する、のような使い方も可能です。

ダッシュボード表示なんてのもできます。クリアランプの一覧表示等に良いです。

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・各項目にリザルト画像を埋め込める(!)
データベースのエントリに”FIles & Media”というのがあり、ここに画像ファイルなどを埋め込むことができます。無料プランでも1ファイル5MB以内であればよいらしく、HD解像度(1280x720)しかないINFINITASのリザルト画像であれば特に問題なさそうです。

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画像クリック時の表示サイズは小さいですが、右上の”...”から”View original”を選択することで元のサイズでの表示もできます。

・データ構造がスコアツール向けで使いやすい
NotionのTableはデータベースとなっているため、今回の使い方だと1エントリ=1曲として扱うことになります。これが個人的に使いやすいなと思っています。

自分が設定している項目は以下の通り。左端にΣと表示されている項目は関数、#は数値、▼は選択肢、横線が4つあるやつは文字列となります。A,AA,AAAボーダを関数で算出しておき、BPI計算(SD,ZD及びBPI)で使っています。また、view上ではこれらの内部データは非表示にしています。

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関数メンバはデータベース上で共通のものとして扱われるため、スプレッドシートで行うような他のエントリへのコピペは不要です。

また、項目(スコアやらBPやら)ごとに型指定ができるのですが、これも使いやすいです。自分の場合、自己ベストとBPはNumber、曲のレベルとクリアランプはselect(自分で定義した選択肢から選ぶ)としています。選択肢ごとの色付けもできます。
スプレッドシートで厳密にやるならデータの入力規則を細かく指定することになると思いますが、Notionではデータ型を適切に選んでおくだけで、スコアには数字しか入力できない、のような指定ができます。

・最終更新日のセットが楽
データベースに”Last edited time”という項目があり、これを使うだけで自動で最終編集時刻を入れてくれます。スプレッドシートだとマクロが必須で、行のどこを編集しても検出する必要がありますが、Notionでは先述した通りのデータ構造なので、スコア/BP/クリアランプ/添付画像等のどこを更新しても勝手に日付が入ってくれます。これはかなり楽!

これを応用し、最終更新日が昨日より後の項目のみ表示するviewを作っておくことで、その日の更新分を一覧表示できるようにもしています。
最近更新というviewがそれになります。
(昨日は低難易度しかやらなかったので、この画像は少し前のものを流用しています。)

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おわりに

Notionを使ったINFINITASスコアツールについて簡単にまとめてみましたが、興味を持ってくれる人がいましたら幸いです。

Notionも関数が若干使いにくかったり、桁揃えが甘かったりとダメな部分もあるにはあるのですが、スコアツールとしての使いやすさはかなりのものなので、是非とも試してみてください。

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