ビーマニシリーズをあまり触っていなかったライト音ゲーマーだった私がBPLにハマった理由



BPLと出会ったあの日

あれは遡ること3年…

自分のパソコンで動画を見ようと思い、私はYouTubeを開いた。面白い動画を探すというのには骨が折れる為、YouTubeのおすすめをぺらぺらーとみていた。その頃のアップデートだったと思うが、動画にカーソルを合わせると、プレビューしてくれる機能が搭載された。

お堅めのサムネを見つけて、なんだこれ!と思い、カーソルを合わせた。

何かグラフが上下しているのと、なんか謎に指が動いていて、2人の顔が写っていることはわかった。結局なんか面白そうという先入観で、私はBPLのドアを叩いた。


BPLにハマったきっかけ 第15試合 SUPER NOVA Tohoku VS SILK HAT

私が最初に見た試合は、SUPER NOVA Tohoku VS SILK HATだった。

先鋒戦という文字が難しすぎる上になんて読むのかわからない一番手の戦いの途中から私は見ていたようで、少なくとも、前者の紫色のユニフォームのチームが勝っているのをプレビューで見ていた。

その時はソフランという勝負ジャンルで、何してるのか意味わからない状態だった。ソフラン?洗剤?とか思いながら見ていたが、私はその次のFRIP VS RKS-32という中堅戦の試合が魅入ってしまった。

そもそもの話、英語弱者に絶対読めない(後者の選手、RKS-32であるじゅんたさんはそもそもみんな初見じゃ読めないと思う)謎の選手名で一瞬驚き、視聴をやめようかと一瞬思った。

しかし、私が次に目の当たりにしたのはFRIP選手の…「サングラス芸」である。

よくわからないけれど、「I will be back-オレは帰ってきた-」という謎のタイトルも相まって「ん!?!?!?」と驚く。すーぱーすたーまん…?スーパースターミツルって読むんか!とタイトルの下の文字を見ながら思った。

FRIP選手は、👍を見せる。
うーん、何かとっておきなのかなぁ?と思いながら、絶対初見で読めないRKS-32選手の自選曲なるものが発表される。
彼の自選曲というのは「Moving on」
彼は軽く拳をあげた。

「レディー」と言うワードが司会者から出る。彼らは安心した様子で、謎の大きな機械の前へと向かっていく。


見たことない機種でびっくりした。(こんなの近所になかったような…)と思った。音ゲーというのは前の試合をちらっと覗いて分かっていたのでいいのだが、あまり見たことのある機種ではなかった。

この中堅戦で戦っている選手同士は、実は同じ地域の選手だったようで、普段は楽しくプレイしているという話を聞き、「お、友情対決!?」とワクワクした。

彼らはお互い笑い合いながら筐体に向かって、準備を始める。


驚きポイント

個人的に驚いたのは、選手がプレイするまでの間が実は長いということ。でも、その間も音楽を選手たちの後ろにいるDJが盛り上がるように音楽をかけていて、私はそれにもっと驚いた。


スーパーなスタァ

いつ始まるのかなぁ?と思っている間に、両者の選手が手を挙げる。

後ろのDJが「オーケーカウントダウン!5!4!3!2!1!レッツゴー!」とカウントダウンを行ったのち、画面が切り替わり、その意味のわからない驚いた楽曲が始まる。

イントロはどこかで聞いた覚えのあるユーロビートシンセ…

「スーパースタァ〜〜〜〜」

!?!?!?!

謎の男の人の歌声が聞こえる。「スーパースタッ」謎の楽曲が始まったが、淡々と鍵盤を叩く二人。どう足掻いても自分だったら笑っていただろう。

彼らがどれだけ真剣なのかを感心しながら、中央のグラフを見る。グラフはスーパースタのところはRKS-32選手の方に軍配が上がり、4点差がFRIP選手と付いている。

そして、謎のナレーション地帯「深い闇の中、セェカイは〜」に驚きながら、グラフが近づいたり離れたりする。

「オレは帰ってきた!」

!?!?!?!?!?!

いやなんやねん。アイツ?オレis誰?

そう突っ込みたくなった瞬間、順位が入れ替わる。

そして、サビっぽい地点に入ると5点6点…10点…じわじわ増えていく。

謎の男の人の歌声が入り、20点差以上開き、「オーレハーレはーーーーーーーースタァ!」と楽曲が終わると、FRIP選手はガッツポーズを向こう側へと送った。

「DJ FRIP!WIN!」

司会者の声が入り、FRIP選手が勝った。

「サングラスまで用意したんだから!」と女性の声が入る。

いや、確かにこれ取れなかったらカッコ悪い…でもしっかり決めていく…!そんな彼のプレイに私は魅入られてしまったわけだ。


やばい、カッコいい!


そう思った時には、次の試合結果が気になって仕方なくなった。


履修していた甲斐があったかもしれぬ

次の曲Moving onはデケエキックが鳴った。自分的にデケエキックは前、HARDCORE TANO*Cを別音ゲーで履修していたので、うっわカッケーーーーーーとなりながら聴いた覚えがある。

試合は淡々と進み、0点差と点差のつかない区間もある。

しかし、デケエドロップ(サビ)がやってくると、どんどんとFRIP選手は点差を広げていった。

そのまま点差がひっくり返ることはなく、FRIP選手は26点差で勝利。

(改めて見返したけど、めっちゃ歓声が聞こえるね。)


席にFRIP選手が戻ると、前にいた選手であろう人が泣き始めた。

のちに分かったことだが、SUPER NOVA Tohokuはこのレギュラーステージの最終戦は一回も勝てない試合の状態で迎えたようで、この前にいた選手はWELLOW(ういろう←読めねえ!)選手。彼は一巡選手というスゴクツヨイ選手な立場だったのだが、リーダーというかチームの顔だったが故に、勝ちきれない試合を見つめてきたし、その試合を作ってきたわけで、この時の全タテ(自チームが完全勝利している状態)というのは初めてだったわけだ。嬉しかっただろうというのはすごくわかる。


相手選手であるRKS-32選手も同郷の相手だったが故に悔しくてしょうがなかったのだろう。号泣しているのを見た。


試合の結果は…

そのままこの試合は大将戦で、相手チームSILK HATのスゴクツヨイ選手であるSEIRYU選手が2タテ。結局SUPER NOVA Tohokuは一度も勝利をあげられないまま、セカンドステージに進んだ。


でも私は、この試合のとてつもない輝きを見せたFRIP選手が気になり、SEIRYU選手の試合の番狂せをとても面白いと思い、来週もある!と言われたので、見てみることにした。


それが、BPLとの出会いだった。

そして、BPLの沼にズブズブと入ったきっかけである。


推しチームができた

そして私の推しチームはそのままSUPER NOVA Tohokuとなった。

今シーズンまでずっと推し続けた愛着のある大好きなチームだ。


BPLはオモシロイ!

色々端折るのもなんか悲しいので、一通り見直して、私なりに魅力をまとめたいと思っている。

あとは、私は現状ビーマニ系の筐体はたまにしか触らない。でもBPLは楽しいんだ!っていうこと、触らなくてもルール分かれば見てるだけですごく楽しいよ!ということを発信したいと思った。

私なりにBPLを応援していこうと思っている。


まずは、見どころをまとめようかな…。


ただのBPLファン DJ KANADEN 2024/1/18

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