【レガシー】ケルーガ・ストンピィ調整記録
はじめに
こんにちは、DJ IZMAです。
ついに禁止改定が発表されましたね！
個人的に危惧していた「ルールスやザーダのとばっちりで相棒全部禁止」という最悪の事態を免れたので、私が愛用している《ケルーガ・ストンピィ》をご紹介しようと思います。
デッキコンセプト
やりたいことは明確。二種のスピリットガイドを駆使して妨害パーマネントを高速展開し、動きが鈍い間にケルーガを着地させて手札をリカバリーさせて圧殺します。
稀にケルーガのドロー稼ぎの為に戦場に出ることも
妨害するパーマネントの手段も多彩で、あらゆる方面に干渉していきます。
《難題の予見者》→手札
《血染めの太陽》→土地
《虚空の力線》→墓地
《砕骨の巨人》→クリーチャー・PW
《三なる宝球》→軽量呪文
《大いなる創造者、カーン》→アーティファクト
圧倒的アドバンテージ
それでは、実際にデッキリストを見ていきましょう。
初期型
最初の構想としては、赤単エルドラージ/Blood Eldraziにケルーガを足すことから始まりました。
Planning to finish one match with Search Stompy, and then I'll be playing this beauty of a Keruga deck! Should be starting up in about 15 minutes. https://t.co/5YKYNbVsE9 pic.twitter.com/RsKKm8bcnk
— Phil Gallagher (@ThrabenU) May 3, 2020
このツイートからインスパイアを受けて…
昨日TLで見かけたデッキにインスパイアを受けて、ブラッドエルドラージと融合させてみて新型完成しました
— DJ IZMA (@djizma_mtg) May 5, 2020
Blood Eldrazi with Keruga
R1 ANT（Lurrus）○○
R2 Steel Stompy（Lurrus）×○○
R3 Hate Bears（Lurrus）××
R4 BG Depth（兄貴）○×○
R5 Miracle（Lurrus）○×○
MOバグでR3負けたが4-1 pic.twitter.com/9aXhaHWxlQ
結果こうなりました
白単ルールスヘイトベアが予想以上にキツかったので、サイドボードの《炎渦竜巻》を《コジレックの帰還》に変更することにしました。
また、メインでのマナフラ受けに《目覚めた猛火、チャンドラ》を採用。
ブラッドエルドラージ（相棒ケルーガ）/Blood Eldrazi with KerugaでLegacy Preliminary
— DJ IZMA (@djizma_mtg) May 6, 2020
R1 Hogaak ○○
R2 Snowko ○○
R3 BUG Lurrus Delver ×○×
R4 Painter ○○
R5 BUG Lurrus Depth ○○
4-1でQP40GET！
R3もメチャクチャ惜しかったけど、衰微と不毛が刺さってgg
思ってたよりデッキ強くて草 pic.twitter.com/sWJmjHvmsM
リーグよりもプライズが多いプレリミナリーに参加して、無事にQP40を獲得！
こちらの模様は動画にもしてますので、よろしければご覧下さい。
中期型
ブラッドエルドラージ（相棒ケルーガ）/Blood Eldrazi with KerugaでLegacy League
— DJ IZMA (@djizma_mtg) May 7, 2020
R1 Zirda Salvager ○○
R2 Lurrus Deadguy Ale ○○
R3 Lurrus BUG Delver ×○×
R4 Yorion Snow Control ×○○
R5 Lurrus Grixis Control ×○○
4-1
Eldrazi要素減ったけど気にしない pic.twitter.com/MIdLbf2pCF
思い切って、《エルドラージの寺院》と《現実を砕くもの》をカットして、よりプリズン志向へ。
ボンクラ、難題、ケルーガでアタッカーが足りてることと、ダブルシンボルが多く無色土地を減らしたかったことが主な理由です。
ブラッドエルドラージ（相棒ケルーガ）/Blood Eldrazi with KerugaでLegacy League
— DJ IZMA (@djizma_mtg) May 8, 2020
R1 Death & Tax ○○
R2 Elf ××
R3 4C Loam ○○
R4 Mirror ○○
R5 Lurrus Infect ○○
4回連続4-1
エルフ戦はミスした～
そしてまさかのミラーマッチww
くそダルかったけど、デッキ理解度の差がモロに出て勝ち pic.twitter.com/wlg8rkgjNF
予想外のミラーマッチは《カーン》と《マイコシンスの格子》のロックを掛けられましたが、指導霊から無理矢理マナ捻出して相手のカーン撃破して勝ち
※レガシーです
そして、KMCオンライン2ndに参加してきました。
KMCオンラインについては、前回の参加レポートも執筆してますので、ご参考にどうぞ！
KMC Online 2nd
— DJ IZMA (@djizma_mtg) May 9, 2020
ケルーガストンピィ/Keruga Stompy
R1 Gyruda ○○
R2 Lurrus Lands ××
R3 Merfolk ○×○
R4 Lurrus Grixis Control ○○
R5 Lurrus Infect ××
R6 Maverick ×○○
4-2
2戦派手に事故った
不安定なのはやむなし
LeagueとPreliminaryと合わせて32戦で勝率72%
ネタに見えるが実際強いわ pic.twitter.com/gugx7xZFFs
後期型
禁止改定のアナウンスの影響か、ルールスが減少傾向にあったため、《虚空の力線》と《血清の粉末》を抜いてみました。
ケルーガストンピィ/Keruga StompyでLegacy Challenge
— DJ IZMA (@djizma_mtg) May 17, 2020
R1 Snow Yorion ×○○
R2 Merfolk ○○
R3 Mono-Red Zirda ○○
R4 Snow Yorion ×○×
R5 Grixis Lurrus Delver ○○
R6 Mono-Red Zirda ××
4-2
相棒禁止後は赤単エルドラージ/Blood Eldraziに戻ります
とはいえ、ケルーガは許されてほしいなぁ pic.twitter.com/7d1wBiCTrs
新戦力たち
特筆すべきは《変容するケラトプス》のメイン採用ですね。《王冠泥棒、オーコ》に強いのはもちろん、《氷牙のコアトル》や《悪意の大梟》をスルー出来、《デルバー》や《ヨーリオン》を到達で止められる優れものです。
《運命の神、クローティス》は、虚空の力線を不採用にした代わりに墓地を対策するカードとして採用しました。膠着した盤面でも強く、ライフゲイン出来るカードとしても貴重です。
ダブルシンボルのカードも唱えやすくなることも重要なメリットと言えます。
また、分割カードのルール変更を逆手に取り、1マナ除去兼マリットレイジ対策として《死亡＋退場》を採用しました。
《砕骨の巨人》の出来事《踏みつけ》と同じく、序盤に無理なく動ける除去は重宝します。
戦績
【ルールスザーダ禁止前時点】
52戦33勝19敗 勝率63.5%
KMCオンライン2nd終了時から徐々に収束していき、この数字に。まぁ悪くはないかなと。
（赤単エルドラージは50戦時点ではもっと良かったですが気にしない方向で）
【アーキタイプ別戦績表】
最大の仮想敵であったGrixis系Lurrusには5戦全勝
逆にきつかったのはチームアメリカことSultai Delver
こちらの《血染めの太陽》をカウンターや《突然の衰微》で対処される展開が辛かったです。
【相棒別戦績】
VS ルールス 20戦12勝8敗
VS ヨ―リオン 7戦4勝3敗
VS ザーダ 4戦2勝2敗
VS ジャイルーダ 2戦1勝1敗
VS ケルーガ（同型） 1戦1勝0敗
もうちょっとルールスに勝っておきたかったのですが、ルールスだけをメタる訳にもいかず。
今後の展望
禁止改定後のメタ予想ですが、
《オーコ》入りコントロール（Snowko、Yorion)
《オーコ》入りデルバー（Temur、Sultai）
各種コンボ
の三竦みになると考えています。
ケルーガストンピィとしては、メインからのキラーカード（特に三なる宝球）を活用して、上手いこと立ち回っていきたいですね。
構築面では、《ザーダ》が禁止になったことを考慮して、《カーン》を外して他のユーティリティ呪文を採用することが考えられます。
レガシーチャレンジで使用したデッキをベースにすれば、空いた枠には《反逆の先導者、チャンドラ》や《焦熱の合流点》の採用、あるいは《ケラトプス》や《クローティス》の増量が考えられます。
また、別なアプローチからの新しい案が浮かびました。
ドロードロードロー！
序盤のアクションとして、シンゴジラこと《逃れ得ぬ災厄、ゴジラ》のサイクリングを起用。同時にドローを進めるカードとして、《エインジーの荒廃者》と《戦慄衆の勇者、ネヘブ》を採用しました。どちらもレガシーじゃあまり見掛けないカードですが、赤単エルドラージにて幾度となく5-0に貢献してくれた実績のあるカードです。
追記（5/24）
KMC Online 3rdにGodzilla型で参加しました。
R1 Jegantha Lands ○○
R2 Miracle ××（準優勝者）
R3 RUG Delver ○○
R4 UR Delver ○×○
R5 Titanic Dryad ○×○
R6 Jund Hogaak ○×○
5-1ですが、オポ低くて6位…
なお、ゴジラは一回も出ませんでした。
エインジーとネヘブは活躍したんですけどね
まぁ素直に合流点と反逆チャンドラを入れましょうってことですね。
こんな感じ？
また、アイディア元の@ThrabenU がケルーガ・ストンピィを逆輸入して動画を配信してくれました！
こちらも是非ともご覧ください！
追記（5/29）
KMCオンライン 3rdの動画をYouTubeで配信開始しました！
事前予告されている相棒メカニズムの禁止改定次第では、追悼動画になってしまいます。ケルーガは悪いことしてないのに…
おわりに
ケルーガを含めて相棒は可能性の塊だと思いますので、これからも色んな方向性を模索していきたいですね。《オボシュ》入り赤単エルドラージなんか面白そうです。
ケルーガで言えば、噂では《食物連鎖》コンボとハイブリッドする形も出てきているとか？
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
glhf
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？